めんどくせぇことばかり 『地名でたどる 埼玉県謎解き散歩』 宮内 正勝他

『地名でたどる 埼玉県謎解き散歩』 宮内 正勝他

場合によっては、地名っていうのは歴史そのものだね。地名に使われている文字、言葉は、そのままその地域の歴史を表していることも少なくない。あるいは重大な糸口となる。・・・読めば読むほど、探れば探るほど、興味は尽きない。

「根小屋」って場所が故郷にあるんだけど、山城の麓の屋敷地を表すんだって。「宮」そのまま神社だよね。“宮地”って町は秩父神社の社地を表すってことだ。従兄弟のうちは格が高いんだな。
家はというと、「影森」。どう? 分かりやすいでしょう? “影”で、“森”だもんね。さらに続ければ、字が“田の沢”で、小字が“藪”。これは以前も紹介したけどね。暗くって、寒くって、ジュクジュクしてて、湿っぽいでしょう。

武蔵七党に数えられる丹党。宣化天皇の流れをくむという中小貴族多治比を祖先に秩父郡内に地盤を固め、各地に一族を配置して丹党と呼ばれた。その流れに平氏の流れを取り込んで秩父氏が登場する。その一門は畠山、小山田、稲毛、榛谷、河越、小林、江戸となって、武蔵一円に同族を排出していく。

やっぱり地名は歴史そのものだな。

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地名に残された、埼玉の豊かな物語
第1章  地名の謎解き編
第2章  地名から探る埼玉史編
第3章  他地域との関係がうかがえる地名編
第4章  新しい地名編
第5章  失われた地名編
第6章  地形・土地用途からつけられた地名編
第7章  地名トリビア編
宝登山に登ったことある?・・・ごめんなさい。ついつい、すぐ近くに住んでる人に対するように聞いてしまいました。これ読んでくれている人は埼玉の人って限ったわけじゃないのにね。まだ、ブログのなんたるかが分かってないみたいだな。・・・私は・・・。

埼玉県の長瀞って言う景勝地があってね。いい場所なのよ。そこに宝登山っていう山があるの。いい名前でしょ。宝の山に登るんだもんね。どうやら、その名の起こりは日本武尊にあるらしい。東征の折に立ち寄った尊は、この山で山火事に巻き込まれたんだそうだ。そこに何匹もの山犬が現れて、身を挺して火を消し止めたという。尊は頂上にひもろぎを建て、神武天皇、大山ズミノ神、火産霊神を祭ったんだそうだ。尊は火を止める山と書いて、“ほとさん”と読み、いつか宝登山と書くようになったという。
和銅が発見された黒谷も近く、銅精錬所の「火所」を“ほと”と呼んだという説もある。たしかに銅の採掘がおこなわれた場所であり、周辺には関連する〈金崎〉とか、〈金沢〉などの地名がある。
熊谷に《塩》と言う地名がある。近くでは本庄には《塩谷》がある。海じゃないけど、塩を産していたという話もある。なんでも、“荒川塩”とか。まったくの初耳。荒川で・・・塩? 海がないからって、ちょっと無理してない?

平城京から発見された男衾郡の文字が残された木簡は、《大贄一斗鮒背割り》とあり、これは塩漬けにした鮒だとか。秩父郡の記された木簡は、《大贄豉一斗》とあるのは味噌のことだとか。秩父から雁坂峠を通って山梨に抜けるのか。あるいは十文字峠を通って長野に抜けるのか。いずれにしても荒川村を通ると、そこには“贄川”と言う地名も・・・。

こうなると、・・・塩もあながち・・・。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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