めんどくせぇことばかり 『なぜ 名前だけが出てこないのか』 澤田誠

『なぜ 名前だけが出てこないのか』 澤田誠

昨夜のことは、記憶にございません。えっ?なんで朝帰りかって? だから、私にはわかりません。記憶にないんですから・・・。いつもとおんなじ・・・、酔っ払っちゃったの。んっ?なんでそんなに酔っぱらうまでまで飲むのかって? そんなこと、酔っ払ってる時の私に聞いてください。 私とその人は、別人格なんですから・・・。

幾度、連れ合いとそんな会話を繰り返したことでしょう。思い起こせば、恥ずかしきことの数々。ああ、・・・旅に出たい。

酒におぼれ、どんだけ失敗を繰り返したことか。父も母も、死ぬときは私の酒飲みが心配だったことだろう。元気なころから、なにかにつけちゃあくどくどくどくどと、・・・あ~もう、うるせぇったらありゃしない。・・・草葉の陰で泣いてるなぁ。

そんなつけが祟ったか。脳細胞がアルコール中毒になっちゃったか。最近とみに物忘れがひどい。中でも人の名前が思い出せない。お茶の間でテレビ見ながら、「ほらっ、あの人、・・・なんだっけ、なあ、ほらっ、大河ドラマにも出てた、あの人の、ほら、だから、・・・名前」・・・そんな風に思いだせなくて、ありもしない髪の毛かきむしってる私の隣で、・・・連れ合いが身もだえしてる。・・・別に変なことしてたわけじゃないよ。連れ合いも思い出せないの、・・・名前が❢

というわけで、どうやら私のもの忘れは、酒のせいというわけではないらしい。

誠文堂新光社  ¥ 1,620
脳科学者が教える本当に正しい“記憶力”の鍛え方 大切なのは、正しい記憶の引き出し方
序章  生き残るための知識の蓄える~記憶のメカニズム
第1章  なぜ名前だけを忘れてしまうのか?
第2章  苦しかった思い出が美化されるのはなぜか?
第3章  眠りが記憶を強化する
第4章  脳科学的記憶術のすすめ
第5章  記憶力を高めるライフスタイル
第6章  記憶は過去の情報の蓄積だけじゃない

見たもの、聞いたもの、触れたもの、嗅いだもの、味わったものの情報は、それぞれ脳の専門領域で情報処理されて、今度は買海馬に一時保管される。海馬に記憶保持時間は平均八〇時間。つまりは二、三日。これが短期記憶と言うんだそうで、海馬は短期記憶を一時保管するとともに、大脳皮質に送って長期保管できるようにする。これが長期記憶。

自然界で生き残っていくため、脳にはマインド・セットと呼ばれる仮想世界が形成されたんだそうだ。大脳の発達もあって、人間は生き残るのに必要な複雑で、多様で、効率的なマインドセットを獲得することができるようになった。大脳皮質の内側の「情動フィルター」で重要と判断された情報は長期記憶にとどめられることになり、マインド・セットに組み込まれる。マインド・セットに残されるような記憶のことをエピソード記憶と言うんだそうです。これは、忘れちゃダメね。・・・死んじゃうから。

それに対して、数式や年号、英単語や漢字みたいのが、意味記憶。人の名前も、意味記憶。つまり、情動が動かない記憶ね。「忘れたって、死ぬってわけじゃあるまいし」っていう記憶ですね。そんなことを言っちゃあ、拉致が飽きませんね。なにしろ、「最近人の名前が思い出せない」と言って身もだえしてる人が、この本を手にしたわけですもんね。

そう、人の名前をエピソード記憶にしてしまえばいいんですね。人の名前を思い出したことで嬉しい情動を動かしたり、嫌な情動を動かしたりすることでね。

ということで、ゆっくり読んでみてね。そう言えば、この本を書いた人は、・・・思い出せない。




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「歴史修正主義」とは、戦前の日独をことさら評価する史観ではない。
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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