めんどくせぇことばかり 民主主義のウソ(覚書)『この世はウソでできている』 池田清彦

民主主義のウソ(覚書)『この世はウソでできている』 池田清彦

著者の池田清彦さん。口の悪いのはよく知ってたけど、なんだか前に読んだ本よりも、切れが増している感じだな。スパスパ切れてる。勢い余って、おそらく切り捨てられた読者も少なくないはず。ご多分に漏れず、かくいう私も、スパッと切られてしまいました。あんまり切れ味が良すぎて、切られたことを気づかずにいたら、知らない間にくっついてた。・・・それって、本当に切れたのかって?・・・どうだったかな~、あとも残ってないからな~。

あなたならどう反応しますか。・・・こう言われたら・・・
民主主義は少数者の立場を尊重する思想などではけっしてなく、多数者の立場を少数者に押しつける思想に決まっている。
本書p17
まったくひねくれた言い分に聞こえますよね。でもこれ、池田清彦さんの言い出したことじゃなくて、呉智英さんの『健全なる精神』に書かれていることなんだそうです。けっして著者お一人の、突拍子もない言い分というわけではないということですね。・・・大丈夫、耳くらい切られてませんか。

多数決っていうのはそういうもんで、元来が大したもんじゃないんだな。大したもんじゃないものが、なんで金科玉条みたいに扱われているかって言えば、その前が輪をかけてひどい状況だったからだな。そのひどい状況っていうのは“殺し合い”で、それこそ、どっちかが根絶やしにされるまで殺り合ったわけだ。

たしかにそれに比べれば、多数決の方が“なんぼかまし”だったんだろうね。多数と少数の間に入れ替わりの可能性が一切なく、少数者に絶望を感じさせることになれば“殺し合い”が再燃してしまうから、便宜的に“少数意見の尊重”なんてことが言われはじめて、・・・まあ、改良されたわけね。まあ、基本的には民主主義っていうのは“多数者の総取り”なわけですね。

切れたような気がしたけど、なんかよく確かめたら、切れてなかった。・・・そんな感じ・・・

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ウソは巨大で組織的なほど見破るのが難しい 温暖化からがん検診、果てはレバ刺し禁止まで

“正しい”ことに、本当はウソがたくさんある。私、タバコを辞めました。自分の選択でやめました。夜、咳が出るんだ。けっこう苦しい咳でね。もともと、子供の頃には全身の“カイカイ”があった。アレルギーって言葉は、まだなかった。喘息の人がいると、その孫に皮膚の弱い子が出やすいって、母親は言われていたらしい。

三十代半ば、喘息が出て、アレルギーを調べたことがあるんだけど、うさぎの毛アレルギーだった。当時、うさぎを飼っていて、けっこう密接な生活をしていた。捨ててもいいかと娘に聞いたら涙目になったので、その後、八年間苦しんだ。

さすがに、喘息に煙草はよくなかった。やめて楽になった。

だけど、けっこうヘビースモーカーだったから、常軌を逸した反タバコキャンペーンには苦しめられた。まるでナチの政策で、どんどん追いつめられていくユダヤ人の気分だった。・・・えっ?ユダヤ人が怒る? 冗談じゃない。民族の違いや人種の違いで人を追い詰めることができなくなった人が、“健康”をネタにしてやってることのようにしか思えないけどね。“環境”をネタにしてやっつけて事故の利益を図る手もあるみたいだしね。

いじめがなくならないって、その心配は本当にしてるのかな。なくならないよ。それらしい理屈を作り上げてやっつけた方の勝ちって、世の中が教えてやってるんだからさ。・・・これ、この本のどっかに書いてあったような・・・。


 


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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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