めんどくせぇことばかり 『日本の知恵を知る 故事ことわざ』 谷沢永一監修

『日本の知恵を知る 故事ことわざ』 谷沢永一監修

ここのところ元気が出ません。気力が低下しているのを自覚している。けっこう深刻で、実は本を読む気になれない。この間読んだ、曽野綾子さんの本なんかなら、時間がかかっても、間を置かずに一気に読みきって当たり前なのに、途中でそれが止まるんだ。曽野さんの本は本質的に面白いから、もう一度ペラペラめくり始めればそのままもう一度入り込めるんだけどね。

正直、曽野さんの本を買ってからあと、本屋で本を買ってない。本屋には行ってみたんだけど、その気になる本がないんだ。もう明らかに、本に問題があるんじゃなくて、私に問題がある。こういうときに無理やり選んで買ったりすると、あとでとても嫌な思いをすることになるんだよね。

久しぶりに、図書館で半日過ごしました。ゆっくり山の雑誌読んだり、絵本を手にしたりね。そのうち、前に読んで面白かった人たちの本を棚から取ってきてね。そんなことをしてるときにこの本を見つけました。

谷沢永一さんの本。一時期、谷沢さんの本を探しては読んだことがあった。分かりやすくて、しかも深いんだよね。でもこの本のことは知らなかった。えんえんと谷沢さんの選んだ〈故事ことわざ〉が続くばかり。でも、やはり谷沢さんの本、深い。

講談社  ¥ 時価

一服の清涼剤ともなるが、薬であるからには、毒にもなる
愛想尽かしも金から起こる
家柄より金柄
金があれば馬鹿も旦那
金の切れ目が縁の切れ目
銭あるときは鬼をもつかう


なんでも故事、ことわざ、慣用句を丹念に蒐集すると優に四万項目を越えるんだとか。この本は、監修の谷沢永一さんが、そこから四百項目を厳選したもの。常識ぶったことわざ集じゃないことは、金にまつわる上記の言葉を上げただけでも一目瞭然。先人たちは《金は大事》と言っている。ただし、「悪銭身につかず」という言葉も、しっかり収められているんで、その辺、考え違いを起こしちゃいけません。

さらに、四百項目が、ただ羅列されているのではなく、その一つひとつに、それぞれ味のあるコラムが添えられている。

“深情け”で女振りを補う醜女。でも、男がちょっとよそ見をすれば、“深情け”は嫉妬に変わる。「好きよ、好きよ」と追いかけられるなら、やっぱり美人のほうがいいんだそうだ。谷沢さんは・・・。そんなコラムを含めて、見開きで四つの“故事ことわざ”が収録されていて、手頃に読める。

大きさは通常の新書版。厚さは一センチメートルにも満たない。そんな本が、町の図書館の、数多くの分厚い本の中でひっそりと並んでおりました。私の目に止まってくれたのも、おそらくなにがしかの巡り合わせ。こんな気持ちの時だから、先を急がず、時に追われず、丹念に読み進めてみようかな。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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