めんどくせぇことばかり 反日ドイツ(覚書)『膨張するドイツの衝撃』 西尾幹二 川口マーン恵美

反日ドイツ(覚書)『膨張するドイツの衝撃』 西尾幹二 川口マーン恵美

な~んだ。やっぱりそうなのか。日本がドイツを思うようには、ドイツは日本を思ってない。いや、ドイツは日本を疎ましく思って、いや、それ以上に嫌っているようだ。

本書にも出てくるけど、ドイツ人が日本人に、「今度はイタリア抜きでやろうぜ」って言ったとか、言わないとかって話は、誰からってわけじゃないけど、聞いたことがあるような、読んだことがあるような。

『戦後間もない時期、日本人がドイツに行って、ビアホールかどこかでそう言われてことがあるのかも知れません。ただ、そういう話があまりにも独り歩きしています。私はドイツにすんでもう三十年になりますが、一回もそんな話は耳にしたことがありません。その反対に、ドイツから日本にやってきた留学生がその話を何度も聞かされて辟易しているのは、当の留学生たちからよく聞かされました』・・・ってことなんですよね。

日本人のドイツ観って、調べたわけじゃないけど、おそらく一般的に好意的なもんですよね。日本人とドイツ人、なんかどっかに共通する部分ってのを、勝手に感じてるところがあるんじゃないかな。質実剛健であるとか、技術を尊ぶ国であるとか、大和魂に対してゲルマン魂とかさ。

抜きん出た科学力を持つドイツ帝国に対する、まだ一歩も二歩も及ばない大日本帝国からの、先人を慕うような気持ちから生まれた好意的な感情なのかな。


『膨張するドイツの衝撃』   西尾幹二 川口マーン恵美
ビジネス社  ¥ 1,512

えっ?日本は「ドイツ帝国」と中国で対決するって・・・
                       戦後を克服したドイツ 戦後に呪縛される日本

それにしてもドイツメディアってのは、ここまで日本に対して意地悪なのか。何かを期待するのは期待する側の問題としても、相手を嫌うのは、基本的に嫌う側の問題だ。つまりドイツの・・・。

川口さんは、背景には経済的に先行したドイツを、一九八〇年代あたりから日本が完璧に抜き去ったことが、一因としてあると言っている。・・・それは、理解できる。でも、日本は米国に次ぐ経済力を誇ったドイツまでをゴボウ抜きにしたわけで、抜かれたことでいちいち嫌われてちゃ、日本としても身がもたない。

フランクフルター・アルゲマイネってメディアが反日だってのは何かで読んだけど、それは特別な反日紙だと思ってた。そうじゃないんだってさ。《ドイツのメディアは日本ときくとなんでもネガティブになる》ってことらしい。
「安倍首相というのは国家主義的な思想の持ち主であり、報道の自由を圧迫し、第二次世界大戦中の日本の蛮行を否定している」

「安倍試みとは、第二次世界大戦中の歴史に国家主義的な新解釈を施し、日本軍の残虐行為を否定するというものである」

「安倍新政権の歴史修正主義が、日本をいかに国際的に孤立させているかということを、国民はほどんど知らない」


西尾さんは、川口さんが上げた経済的な原因以外にも、ドイツメディアが反日に走る理由を上げている。まあ、ドイツはニュルンベルク法なんか作ってみんなでユダヤ人をやっつけようとしてたんだから、それはひどい話なんだけど、日本は違うんだ。「日本がアメリカとの戦争に踏み切った理由は、ドイツなんかとはぜんぜん違うんだよ」って、日本が声を上げることを、ドイツメディアはとても嫌がるらしいんですね。西尾さんはそれを、「犯罪の同伴者でいてほしいっていう心理」と表現している。

もうひとつ、ドイツは英仏と違って、アジアで植民地経営をした経験を持たず、アジアの事情に疎いという点を上げている。たしかに英仏は、当時の支那や朝鮮がどんな場所だかってことは、よく知ってたろうからね。

ふう、・・・こいつは困ったもんですね。あっ、最後に、こちらのサイトを覗いてみませんか。フランクフルター・アルゲマイネ東京特派員が日本を離れる時のメッセージ。最初の写真、竹島を背景にした特派員さんらしい。

ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙東京特派員の離任メッセージ



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ドイツは放っておいても勝手に滅びると思う。

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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