めんどくせぇことばかり 中東ーその2『続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」』

中東ーその2『続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」』

中東の問題の本質は、“パレスチナ問題”である。それを土台にして現在の中東世界が構築され、そのもとで様々な出来事が発生した。サダム・フセインも、ベン・アりも、カダフィも、ムバラクも、アサドも、パレスチナ問題から始まった。中東もんが威を考えた時、ここのところ、世界の注目はアラブの春の動乱だったり、イスラム国の残虐であったり、押し寄せる難民であったりした。でも、それらの本質は、パレスチナにあるはず。

そして、ここにきて、なんだかパレスチナそのものに関する記事が目につくような気がする。
産経ニュース 2016/4/18-19
「イスラエルはナチスと同じ」失言で非難浴び、スウェーデン住宅相が辞任
http://www.sankei.com/world/news/160418/wor1604180034-n1.html

負傷したパレスチナ人の頭撃つ、イスラエル軍兵士を起訴 擁護の声も
http://www.sankei.com/world/news/160418/wor1604180042-n1.html

エルサレムでバス爆発、15人負傷
http://www.sankei.com/world/news/160419/wor1604190003-n1.html
ここから過去記事です

『続 まんが パレスチナ問題』という本がずいぶん売れているようなので、まずは『まんが パレスチナ問題』という本を探してみたんだけど、なかなか見つからない。
しかたなしに、『続・・・』から読んでみることにしました。そうしたら、いきなり“まえがき”で解決しました。『まんが パレスチナ問題』は、十年も前に出版されたものでした。


題名に“まんが”と書かれているけど、絵がつかわれているのは「挿絵程度に・・・」であって、絵で何かを伝えようとするものではないから、しっかり読んでいかないとね。話はパレスチナ人のアリとユダヤ人のニッシムという友人同士の会話形式で進んでいく。それはどうやら前作同様のようで、二人は今回、十年ぶりに再会したという設定になっている。

この間も、アリはたくさんの友人をイスラエルの攻撃で失い、自らの身も危険にさらされたことがあったはず。かたやこの間、三年の兵役を勤め上げたニッシムの国イスラエルはといえば、警察、軍隊、壁、迎撃ミサイル網、空爆の脅し、核兵器の抑止力なんかで守られていなければ、一刻たりとも安心の得られない国。

『続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」』    山井教雄

講談社現代新書    ¥ 799

まんが? なめてかかると大変だよ。新聞やテレビの報道ではわからない、かなり良質のパレスチナ問題もの
プロローグ  10年後の再会
ガザ返還とハマスの勝利
イスラエルのガザ侵攻とヒズボラとの戦い
イスラエル、ガザ侵攻再び
オバマ登場
アフガニスタン戦争
イラク戦争
アラブの春
①チュニジア編 ②エジプト編 ③リビア編 ④シリア編
「イスラム国(IS)」
再びパレスチナ
エピローグ  ニッシムの旅行

今、アラブの世界で起こっている一連のできごと、振り返ってみましょうよ。目次をさ、下から上に読んでみてさ。イスラム国、シリア、リビア、エジプト、チュニジア。アフガニスタン戦争とイラク戦争をすっ飛ばして、イスラエルのガザ侵攻、ガザ返還とヒズボラの闘いと進み、その上でイラク戦争、アフガニスタン戦争と遡ってみれば、たどりつくのは九・一一。

つまり私たちが今見ている中東の問題は、二〇一五年という年の始まりに二人の日本人が首を切り落とされた事件は、パレスチナ問題と呼ばれるものの一端なのだ。十九世紀に端を発する列強の時代は世界を大きく傷つけた。もっとも望ましい対応をとった日本でさえ、今のようなざまだ。

実は、そのつけはパレスチナ問題だけではない。パレスチナ問題が“大きなつけ”であることは間違いないが、顕在化せずに押しつぶされた問題が、おそらく圧倒的に多い。せめて顕在化した問題くらいは片付けたいもんだな。しかも、原因は、けっこうはっきりしていて、パレスチナ問題って、・・・そんな分かりづらいか?

そうじゃない?・・・んっ?・・・わかりづらかないけど、解決が難しい?・・・そら解決するつもりがないからじゃないの?だって、関係者はユダヤ教徒にイスラム教徒にキリスト教徒だろ。・・・やっぱり、本気で解決するつもりがないってことじゃないの?

こういう言い方すると、その筋から文句言割れちゃうかな。

この本は質が高い。読んどいてよかった。中東の問題は、なかなかとっつきにくい部分があるからね。宗教として勉強はしたけど、現代史は余計とっつきにくくなる。そういう点でもこの本は入りやすい。
この左右の本は、ずい分前に読んだんだけど、ウサマ・ビンラディンを中心にイスラム主義の流れを描いたもので、ずいぶんと勉強になった。その割に意外と話題に上らなかったんだけどね。

ちなみに、この上下巻の表紙、くっつけてみると“あのシーン”になるからね。よかったら、後でくっつけて遊んでみてね。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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