めんどくせぇことばかり 『サンタクロース物語』 ジョゼフ・A・マカラー

『サンタクロース物語』 ジョゼフ・A・マカラー

うちはキリスト教じゃないから、クリスマスなんか知らない。プレゼントなんかしない。・・・そんなけち臭いことは言いません。日本人ですからね。仏教はもちろん、キリスト教だろうが、イスラム教だろうが、何でも来いだ。なにしろ娘はホテルの教会で結婚式を上げて、私は娘とバージンロードを歩いたぞ。文句あっか、この野郎。

それにしてもなんだな。恥ずかしくてあまり言ったことないけど、実は私もサンタクロースにはお世話になってるんだ。自分はサンタクロースなんか知らなかったけど、親父は知ってたってことだな。朝起きたら、棒のついた飴が枕元においてあった。半紙に乗せてね。

そん時の気持ちなんか憶えていないけど、ただ記憶に残ってるんだから、特別な印象を受けたんだろうな。

ええと、クリスマスはイエスの誕生を記念して家族揃ってお祝いし、樅の木を飾り付けして子供にプレゼントを送るんでしょ。いいじゃないですか。イエスだって別に悪いやつでもないだろうし。

『サンタクロース物語』    ジョゼフ・A・マカラー

原書房  ¥ 1,944

サンタクロースになった聖人ーミラの聖ニコラス
第1章  ミラの司教、ニコラス
第2章  聖ニコラスの奇跡
第3章  贈り物をくれる人
第4章  サンタクロース
聖ニコラスですよね、サンタクロースって。でも、「聖ニコラス」って呼ばれる聖人は10人を超えているんだって。いつもは北極に住んでいて、クリスマス・イブの夜にトナカイにそりを引かせてプレゼントを配達する“サンタクロース”には、それら複数の「聖ニコラス」の伝説が重ね合わされているみたいですね。

最初の「聖ニコラス」は4世紀の人で、ミラの司教を務めた人物だそうです。伝説の中には、怒りにまかせて部下を処刑しようとするローマのコンスタンティヌス帝を諌める話があるそうだ。そういうことになると、「ミラの司教ニコラス」は、キリスト教の公認そのものに関わった可能性が強くなる。ただ、ニケーアの公会議にかかわる記録には、「ニコライ」の名前は見当たらないそうだ。

6世紀には「シオンの聖ニコラス」という人がいて、この人も多くの逸話を残しているんだそうだ。そのようにして、「聖ニコラスの伝説」が作り上げられていったんでしょうね。

後にヨーロッパ中に、「聖ニコラス」の名を持つ教会が現れ、いろいろな人達の守護聖人となっていった。なにより子供を見守る聖人となって、中世のある頃には、子供のところに訪ねて行くようになったようだ。

まあ、クリスマスはミトラ教の冬至祭に合わせたものだろうし、北欧にはトムテと呼ばれる妖精がいるそうですね。農家を守る妖精で、赤い帽子をかぶって、ご褒美をあげないとへそを曲げてしまうんだそうだ。『ニルスのふしぎな旅』はトムテが下敷きだそうだけど、ミトラ神だとか、トムテだとか、サンタクロースにはいろいろなものが習合しているようですね。





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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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