めんどくせぇことばかり 『夏とごはん』 渡辺有子

『夏とごはん』 渡辺有子

私は、夏バテしたことがない。夏バテしているように見えても、それはかりの姿。夏バテしている人たちの手前、あんまり元気にしていると、・・・ねえ。「ったく、暑くていやんなっちゃいますね」って、合わせているだけ。食欲も、もりもり。暑いと、よけいに、「こんな時こそ、しっかり食わなくちゃ」ってね。

だけど、この本の冒頭にもある通り、ここのところの夏の暑さは“凶器”のよう。七年前のお盆、定時制通信制の陸上競技全国大会を見に行ったとき、生まれて初めて熱中症を経験した。気がついた時には、すでにその状態に入っていた。その状態になってしまうと、水分とっても出るだけ。体の中身から熱が引くまでしっかり冷やさないと、動きがとれない。

温暖化なんてわけのわからないこと言ってると、状況は悪化する一方。あの凶器の熱気は、ヒートアイランド。人間がその生活の中で、どんどん熱を外気に放出している。ゲリラ豪雨も、原因の本質はそこにある。

そんなことはともかく、《夏のごはん》。著者の渡辺有子さんは、次のように言っています。
なにが食べたいか、どんなものなら食べられるか。自分の体が欲しているものに耳を傾けてほしいと思います。
・・・そんなこと言ったら、私の体は訴えることをやめなくなってしまう。「うなぎが食いたい。うなぎが食いたい。うなぎが食いたい。うなぎが・・・」

『夏とごはん』    渡辺有子
筑摩書房  ¥ 1,620
元気なときも バテたときも
厚さでバテたとき
食欲がないとき
スナミナをつける
残暑をのりきる

水飲んじゃうけど、汗は塩っぱいんだから、塩っけも取らないとね。こまめに食いもんを口に放り込むのも大事ね。山に登ってるころも、歩きながらでも食ってた。体が暑くなり過ぎたら、食い物で冷やすことも必要。瓜系のものがいいな。あれなら塩分も一緒に取れるしね。

夏のごはんは、冷たさに頼る時もある。この本でもそうだけどね。ただ、そばでもそうめんでもうどんでも、せめて薬味には、体を温めるもんを準備したいよね。ニラ、しょうが、ニンニク、しそ、大根とかね。

野菜の煮浸しや、揚げ浸し。夏野菜がたくさん取れるよね。酸味と辛味を利かせてね。うう、楽しみ。

さて、この本に、《冷や汁》っていうのが紹介されている。ベースは冷やしたかつおだし。鯵の干物をもみほぐし、すり鉢でみそ、すりごまと合わせる。そこへ冷やしたかつおだしを注いでのばし、薄切りきゅうり、細切りのみょうが。これをご飯にかけて書き込むのか。

私の地元の秩父には、《きゅうり揉み》という食い物がある。すり鉢でごまを当たり、そこにきゅうりの薄切りを投入して、ひたすら揉む。きゅうりから水分が出て、くったりし、食った時の歯ごたえは、最後の最後の止めのひと“カリ”になるまで揉む。そこまで揉めば、麺類をつけて食べれるくらいの水分が、きゅうりだけでまかなえる。水は入れてない。そこへ味噌を入れて味を整え、みょうが、しそを加えて最後のひと揉み。これをご飯にかけて書き込む。子供の頃の夏休みは、毎日毎日こればっか。

やっぱり、体の声を聞かなきゃね。んん?・・・「うなぎが食いたい。うなぎが食いたい。うな・・・」




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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