めんどくせぇことばかり 『SEALDs 民主主義ってこれだ❢』

『SEALDs 民主主義ってこれだ❢』

すごい勢いですよね、SEALDs。私は国会前の抗議集会に参加したことなんてないし、観察したこともない。にも関わらず、どうしてその勢いを云々できるんだって怒られちゃいますね。実際、私、なんにも知らないんだけど、ただ、ずいぶんと報道で取り上げられているじゃありませんか。とりあえず、毎日ニュースの確認はしてるんで、彼らが、特にマスコミによって、よく取り上げられてることくらいは分かる。

マスコミにすれば、まあ、諸般の事情ってこともあるんだろうけど、汚いよねぇ。・・・えっ、いや、人に踊らせておいてさぁ。まあ、自分から悦に入って踊ってるみたいだからね。マスコミもご本人たちも、お互い様なんだろうけどね。

それにしても、よりによって、ずい分前の本を選んじゃたこと。おそらく、これ一冊しか読まないだろうから、「彼らの本質が分かる本」って思って、いろいろ思案したんだけどね。・・・題名を見ただけだけど、中ではこれが良さそうに思えたんだよね。

『民主主義ってこれだ❢』って、エクスクラメーションマークづきで言われた日にゃあ、「読まなくても・・・」って思っちゃうけど、なんとか、だましだまし、・・・ね。

《Students Emergency Action for Liberal Democracy-s》で、シールズなのね。そんなことも知りませんでした。“これ”と、彼らが言う民主主義は、この表紙の雰囲気からすると、国会前の抗議集会そのものを意味しているのかな。

なんだか変なんだよな~。本当に彼らは、“民主主義”を理解してるんだろうか。この本を読んでても、・・・本当に読んだかって、・・・読んだような読まないような。でも、・・・間違いなく、“見た”よ。その結果として、彼らの言葉に、そんな疑問を感じるんだ。
彼らは、“民主主義”って言葉に、最初から方向性を与えてしまっている。


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みんな最高だ❢ でも、お前ら誰だよ❢



『民主主義や国民主権って言葉を信じることができたら・・・』
『ちゃんと話しあったり政治に参加したりしないと、本当に社会はどんどん劣化していく』
『絶望の国でなにができるかが問われている』
『一人ひとりが、何ものにも依存せず、孤独に思考し、判断し、路上に立ち、声を上げることで、みずから民主主義の担い手となる』
『何の変哲もない、けれども絶対に失いたくない普通の日常』
『立憲主義や民主主義という素晴らしい価値は、・・・』

もしも将来、この人たちが政権を握ることがあったら、きっと私は殺される。

民主主義っていうのは、年齢以外の制限なく、誰もが政治に、同じ重みを持って参加できる状況と、それを良しとする思想のことである。それ以上でも、それ以下でもない。でも、SEALDsの人は、そこに、あーでもない、こーでもない、いろんな物をはりつけて飾り立て、それが認められないと言って嘆き、それでも絶望の国に変化を起こしたいと願っている。

同時に、『民主主義という素晴らしい価値』と言うんだから、少なくとも、彼らの意見を取り入れない日本の政治状況は、とても民主主義的とは言えない状況になっているのか?

民主主義ってのは、煎じ詰めれば《一人一票》。該当する社会のすべての構成員がこの徹底した平等を受け入れていなければ、けっして成立しない政治体制。

ところが人間っていうのが、これが平等なんて程遠いまでの個人差を持った存在。「なんで貧乏な家に生まれたもんか」って泣いたことはありませんか? デコボコデコボコの個人差を無意味にするほどの超越した存在。つまり神ね。それがあるからこそ、民主主義っていうのは成立した。神様のおかげなのよ。存在証明不可能な“神”のね。

つまり、「なんであいつと俺が、同じ一票なんだよ」って、そんなこと考える奴がいる国では、民主主義っていうのは根付かない。みんな欧米の押し付けにはらを立てたけど、喧嘩が強いんだから仕方がない。仕方がないからといって、みんなどうにもならなかったんだけど、日本だけは民主主義を達成した。《一君万民》が、一つの形として存在したからね。

その民主主義を、SEALDs の人たちがそんなに大切にしてくれるんなら、本当に、心の底から嬉しいんだけど、どうやら、そうでもないらしい。




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No title

こんばんは。いつも樂しく拜見させて頂いてをります。
恐らく僕もこのシールズとやらが政權を担ふと危險人物として抹殺されるだらうと恐怖します。

話合ひによる解決は少數、言はば仲間内だけでのみ成立するものだと思ひます。數が多くなればなるほど、異見が多くなり纏りがつかず、最後は多數決。
多數決は、少數の異見を切り捨てると言ふことにもなる。
それが民主主義であり、民主主義は温情に溢れた世界と對立するもののやうな氣もします。
さて、民主主義が唯一無二で理想的な政治形態なんでせうかね。別に専制君主制でも、君主が立派であれば國民は幸せであつたと思ひます。専制君主がすべからく惡だと考へるのは、現在の価値で過去を計るからでせう。

なんてのを、このシールズさんたちを見るにつけ、思つてしまひます。

橘右近大夫 さま

コメント頂きありがとうございます。

まさしく、橘右近大夫さんも、彼らの世界の中では生きていけませんね。真鶴で網焼き食べてるような人はね。
(先日の“真鶴遊覧”大変羨ましく拝見しました)
《専制君主制がすべからく・・・》とおっしゃる橘右近大夫さんのお考え、私も同意いたします。

そう言えば、チャイナでは、紅衛兵が最前線にたつ時代とか・・・

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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