めんどくせぇことばかり 『バテない体を作る登山食』 大森義彦
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『バテない体を作る登山食』 大森義彦

日本海から太平洋への大縦走は、何歳の時だったかな。楽しかったな。夢のようだ。・・・失敗したんだけどね。次はかならずやり遂げると誓ってから30年たったのも、しばらく前。

前に書いたな。そう、聖岳まで来てたんですよ。ほとんど、南アルプスも詰めの段階。女子大生からもらったベーコンが原因だった。

でも、一月近い山行だったからね。いつもなら、その程度の傷んだベーコンなんかにやられりゃしないのに、もう、腹が疲れきってたんだな。「仕方がない。下りよう」って決めた時には、もう秋風が吹いてた。
夏休みを満喫できるご身分だった時までは、やっぱり夏休みが山の稼ぎどき。とにかく登ってた。下界には、ほとんどいなかった。学校山岳部の合宿や、縦走グループは、しっかり食料計画立ててくるから、1日分くらいは余分に持ってきてるし、下山の日には行動食を余らせるのが真っ当なやり方。北でも、南でも、登山基地となるような場所では、下りる人と登る人が声掛け合って、食料のやり取りしてた。

ある年の私は、とある大失敗で、一人で登るようになっていて、その手の食料がいただける間、グズグズグズグズ山にいた。米をもらえると嬉しかったね。米があれば、あと何日山に入れるって計算できるからね。結局、そういったグループがいなくなる頃、いい加減にして、山を下りた。山はめっきり秋になっていた。

山にいる間は、しっかり食べなきゃって思うし、ずっと山にいると、そんな毎日が夏の間ずっと続くわけで、秋になる頃には、私はいつも太ってた。だけどその後、かならず夏の疲れが出てね。痩せていくんだよね。


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山登りに必要な栄養と食べ方が分かる・・・軽い、おいしい、保存が効く
Chapter 1  山ではなぜお腹が減るのか?
Chapter 2  バテない登山食
Chapter 3  運ぶ、作る、片付ける
Chapter 4  おいしい登山食 レシピ付き
Chapter 5  山の恵をいただく
Chapter 6  食料計画を立てて山へ

表紙に謳われている通り、レシピは40・・・だけ。基本的には、《登山に伴う食事》について語ったしっかりした本。山に行ったあとは反省っていうのが必要で、バテたやつや、体調を崩したやつのことを考えてみると、原因が食料にあるってことは、実はけっして少なくない。

しっかり食ってなかったり、間食を抜いてたり、前の晩に飲み過ぎていたりね。最後の、“飲み過ぎている”のは、私だけどね。疲れってのは、足腰の筋肉や関節に出てくるのは見えやすいけど、実はけっこう腹に来るんだよね。特に、ハードな行程の日、高度が一気に上がった日、合宿の後半は、食いやすいものや、酸味で食い気を誘うものがいいよね。みんなが楽しめて、本当の成功だもんね。

私のブランクは、並大抵じゃない。そうじゃない。まだブランクの中にいる。このブランクが終わるものと、確定しているわけじゃない。手術を受けて、山に行ける体にしてから。実は、今日も医者に、検査に行く。・・・このブランクを終わらせるにあたって、食料の保存性も、この間にすごく変わってるよね。

乾燥させたものや、缶詰。缶詰に入ってたものが、袋入りになったものとか、本当にずいぶん変わった。スーパーで物色するのは、趣味の一つだからね。だけど、山の食料計画のつもりで見てたわけじゃないから、そういう視点から見なおしておかないとね。今なら、ブランク前よりも、ずっといい食料計画を立てられる。

最後になっちゃったけど、《絶景レストランのレシピ40》。これがけっこういい。でも、さんまの蒲焼缶詰の炊き込みご飯は、何十年も前にやってる。缶詰系炊き込みご飯は、山のご飯としては、最高だな。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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