めんどくせぇことばかり 『ブッシュクラフト』 川口拓

『ブッシュクラフト』 川口拓

こんなことをやってる人がいたんだ。いや、本当、たまげたな。「だいたい、何なんだ? その、ブッシュクラフトって言うのは・・・」というところからの話だと思うんですが、まずはその辺・・・。
ブッシュクラフトとは、可能なかぎり軽量・コンパクトなブッシュクラフト装備で、大自然の中に寝床を作る、マッチやライターを使わずに火をおこすなど、衣食住に必要な道具や環境を「bush」(茂み)で「craft」(作る)する遊びです。
・・・ということです。

なんか、「特殊な環境で、特殊な人たちが必要とする、サバイバルかなんかみたいなもんかな」って思って、最初はす通りしてたんだけど、どうも、そんな縁もゆかりもない、異界の話でもないらしい。手にしてみると、意外や意外。そこには夢の様な世界が広がっていました。

“より自然に違いキャンプスタイル”って言う認識でいいんじゃないかな。ただ、最近のキャンプ場はなんでも揃ってるし、それこそ、なんの準備もなく、車でキャンプ場に乗り付けるだけでキャンプできる。“より自然に違いキャンプスタイル”の“より”の落差は千差万別で、同じ話をしているつもりでも「蚤がリュック背負って富士登山」しているような頓珍漢なことにもなりかねない。

でも、それでいいんじゃないかな。キャンプ場から一歩離れて、人の見えない自然の中に入ったら、そこから先は、全部、ブッシュクラフトの世界っていう認識でさ。


誠文堂新光社  ¥ 2,700
サバイバル技術で楽しむ 新しいキャンプスタイル BUSHCRAFT MANUAL
CHAPTER1  ブッシュクラフトとは
CHAPTER2  道具を選ぶ
CHAPTER3  シェルターを作る
CHAPTER4  水を得る
CHAPTER5  火をおこす
CHAPTER6  食を楽しむ
CHAPTER7  自然が教えてくれること

最初に思ったのは、「これを日本でやるのは、けっこう難しいな」ってこと。この本では手製のシェルターで、テントですらないけど、シェルターだろうがテントだろうが、勝手に設営できる場所っていうのはなずない。見咎められなければいいってことならあるけどね。だけど持ち主のいる場所で、勝手に焚き火なんかされたら、そりゃもう大変。

逆に地権者がはっきりしてて、彼とはっきり話がついているって場合だろうな。具体的には、山中のキャンプ場で、キャンプ場の経営者の土地で、その一歩奥まったエリア。焚き火の件も含めて、キャンプ場の経営者がブッシュクラフトに理解が深くて、その人と話が付いているっていうのが理想的でしょうね。

自分の経験の中でこれに近いのは、河原での野営かな。山に関係ない知り合いと、焚き火して徹夜するつもりでいたんだけど、そのうち弱い雨がしとついて、ビニールシート一枚でしのいだんだけど、どうやったんだか憶えてないな。リフレクターっていうのを作ると焚き火の火の力を逃さなくて済むのか。もしこの本に出てる知識があれば、あの時の家出まがいの行動も、もうちょっとマシなものになったかもな。

ちなみに、これをやるなら、夏はだめだね。寒さは工夫でしのげても、虫はダメでしょうからね。・・・おお、嫌だ嫌だ。

シェルターを作るにしても、水を得るにしても、火をおこすにしても、食を楽しむにしても、ここに紹介されているのは、いちいち合点の行く方法ばっかりで、そこにあるのはまさに“知恵”の宝庫。

これだけの知恵、生かせる場所は、たくさんあるんじゃないかな。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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