めんどくせぇことばかり 『諏訪の神』 戸矢学

『諏訪の神』 戸矢学

そう言えば、ずい分前のことですが、以下のようなニュースがありました。・・・そんな記事を持ちだして、・・・過去記事です。
J-CASTニュース 2015/1/5 
諏訪大社カエル串刺し神事に抗議 動物愛護団体「許すことのできない残虐行為」
http://www.j-cast.com/2015/01/05224563.html?p=all
(要約)
諏訪大社で続けられている伝統ある神事に動物愛護団体が「許すことのできない残虐行為」として抗議活動を行い、地元の人たちの間で困惑が広がっている。 「蛙狩神事」は元日の朝、上社本宮で行われる神事。近くを流れる御手洗川に生息する蛙を捕まえ、矢で射ぬき、いけにえとして神前にささげる。その際、国家平安や五穀豊穣を祈願するという。
記事は、全文を、“続きを読む”に入れてあります

蛙、たくさん殺したなぁ。ザリガニ捕るときは、蛙を地べたに叩きつけて、足だけもぎ取った。お尻にわら突っ込んで、ふくらましてころがした。わりぃ事をしたなぁ。ごめんね蛙くん。わけもなく命を奪って・・・。でもね、君たちのおかげで私、けっこうまともな人間になれたかもよ。

まあ、これは宣伝でしょ。「自分たちはこんな活動してま~す」ってさ。「命大切にしてま~す」ってさ。でも、逆だったりすんだよね。それって。命の痛みっての? 奪ってみなきゃわからない重みってのもあんだよね。

そんな寒い諏訪の地で、正月っから人に嫌がらせしてないで、縁日のミドリガメ売りでもやめさせたら。あと、ひよこ売りもね。どうせ死んじゃうんだから。ついでに金魚売りもどうでしょ。・・・的屋のおじさん、ごめんなさい。

この神事、“贄”ですね。もとは蛙に象徴される人間集団が“贄”としてささげられたんだろうね。・・・この本にも同様なことが書いてあった。

『諏訪の神』 戸矢学『諏訪の神』 戸矢学
(2014/12/08)
戸矢 学

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ー封印された縄文の血祭りー

諏訪大社に祭られている建御名方神。出雲で建御雷神と戦って敗れ、諏訪湖まで逃げて来る。ここで諏訪からでないことを約束して建御雷神に命乞いする情けない神。しかしこの神、古事記にのみ詳細に登場する。

古事記七一二年、日本書紀七二〇年、出雲風土記七三三年と、なんだったら建御名方神が紹介されてしかるべき書物が成立しているなかで。最初に成立した古事記だけが建御名方神が諏訪に祭られた由来を紹介する。建御名方神が朝廷の正統、出雲公式見解にも登場しない。これは何を意味するのか。あとから古事記に書き込まれたのだとすればつじつまは合う。

あんまり言うと、ネタばらしになっちゃう。ただこれだけは言わせて・・・。建御名方神の名前の由来。

「タケミナカタ」・・・「建き 御名の方」  つまり 『雄々しい お名前の方』

そして、そうとしか呼べない方。本当の名を読んではいけない方。つまり本当は、神として祭ったりしちゃいけない人。・・・誰だろう。諏訪大社には拝殿のみで本殿がない。このような場合、当然拝殿の背景にある山がご神体となる。近年、諏訪大社は何らかの理由で拝礼の向きを変えてしまったが、地元の人々はもともとの方角に向かって参拝しているという。その方角にあるのは、“守屋山”。“モ・リ・ヤ”・・・・・・ごめんなさい、ごめんなさい、もう言いません・・・ 

フォッサマグナ諏訪大社の信仰は、もっと古い。もともとは硯石をご神体とするミシャグジ社。そこに『雄々しい お名前の方』が名が伏せられたまま持ち込まれて、ミシャグジ神に加えて畏れられた。さて、そこでミシャグジ神。著者はこれを濁音のないヤマト言葉に戻して“ミサクチ”としている。敬語の“ミ”を取り除いて、“サ・ク・チ”、“サク・チ”、“サ・クチ”・・・境目の地? 割く地?

左の地図、★は諏訪大社。赤い線はなんだと思います。赤い線は、フォッサマグナね。
『諏訪は縄文信仰への入り口。ミシャグジはその水先案内人』・・・著者はそうまとめています。見事なまとめ方だと思います。“日本”という歴史は確かに弥生によってはじまる。その弥生でさえ、実際には謎に包まれているわけだ。でも、その“日本”は分厚い縄文の層の上に成り立つ。その縄文の入り口が諏訪だと・・・。そして縄文の水先案内は、ミシャグジだと・・・。

蛙狩神事・・・。どうかな。私たちの祖先が、そこに託したものは、一体何だったんだろうね。この、ゆれる島で、無事に生きていけることをに、おそらく感謝したんだろうな。




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J-CASTニュース 2015/1/5 
諏訪大社カエル串刺し神事に抗議 動物愛護団体「許すことのできない残虐行為」
http://www.j-cast.com/2015/01/05224563.html?p=all
(全文)
 諏訪大社(長野県諏訪市)で続けられている伝統ある神事に動物愛護団体が「許すことのできない残虐行為」として抗議活動を行い、地元の人たちの間で困惑が広がっている。

 団体が問題視するのは、生きたカエルを串刺しにして神前にささげる「蛙狩神事(かわずがりしんじ)」。「異常な行事は子供への影響を考えても廃止すべき」としている。

「ストップ ザ 生きカエルの串刺し!」と横断幕

「蛙狩神事」は元日の朝、上社本宮で行われる神事。近くを流れる御手洗川に生息する蛙を捕まえ、矢で射ぬき、いけにえとして神前にささげる。その際、国家平安や五穀豊穣を祈願するという。

犬猫の保護活動などを行う団体「全国動物ネットワーク」が抗議活動を行ったのは2015年1月1日朝だ。同団体によると、約5年前から地元団体が廃止を求めて活動しており、今回初めて関東や関西などから総勢11人が応援に駆け付けた。その際

「ストップ ザ 生きカエルの串刺し!代用品へのお願い」
「命ある生き物への残酷な殺傷はやめるべき」
「生きカエルの串刺しは、幼い子等に大人の残虐さを伝承するようなもの!」

などと書いた横断幕やプラカードの掲示し、チラシや冊子の配布を行った。

団体代表者はJ-CASTニュースの取材に対し、活動の目的を「生きたカエルを串刺しにして殺す、動物虐待行為を止めるため」と説明する。これまで「カエルを人形にする」「射抜く所作だけにして、命を奪わない」などの代替案を提示していたが、諏訪大社から「今後も継続する」と断られた経緯があり、現場での抗議活動に踏み切ったという。

地元紙の信濃毎日新聞や長野日報によると、団体メンバーは氏子らともみ合いになったり、御手洗川に入って抗議活動したりしたという。しかし、同団体は「実力行使による妨害はせず、懇願する形にしようと申し合わせており、もみ合いなどはなかった。川に入ったのも、独自に行動していたメンバーの1人が川に落ちただけ」と否定。「チラシの配布なども境内では行わず、違法行為は一切していない」と強調した。諏訪署によると逮捕者などは出ていないという。

諏訪大社、氏子らは困惑

諏訪大社はJ-CASTニュースに対して「電話での取材には一切応じない」としたが、地元紙の取材には、

「諏訪の伝統、文化であり、神事は守っていかなくてはいけない。静寂の中で行う神事の妨げになるような行為で困惑している」(長野日報)
「長年受け継がれてきた諏訪信仰や氏子にとって特に重要な神事。(従来通りのやり方を)理解してもらいたい」(信濃毎日)

と答えている。

蛙狩神事に関する本を出版し、同社を研究する原直正さんは「数年前からそういう動きがあったことは知っていたが、正月から気が重たかった」と率直に話す。地元の氏子らにも困惑が広がっているとし、「蛙狩神事は少なくとも鎌倉時代には記録がある歴史ある神事。狩猟の神様として各地の信仰を集めてきた伝統もあります。生き物として敬意を払った上でカエルを奉納していることを知ってもらいたい」と語った。

全国動物ネットワーク側は、神事の歴史や伝統を認めながらも、「生きたカエルを串刺しにするような、痛みを与えて殺すいけにえ行為を廃止することは現代社会の流れ。命の軽視をやめてほしい」として、今後も活動を続ける方針だ。
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はじめまして

無印良年ブログのまりりんごと申します。
はじめまして。

諏訪の神のお話、とっても面白かったです。
早速リンクを貼らせていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

大抵あわただしい時間帯にブログめぐりをするので
面白い記事があっても見逃してしまうことが多々あります。
今日はたまたま時間があったのでじっくり読ませていただきました。
ラッキーでした。

まりりんご さま

コメントありがとうございます。
お目に止まり、幸運でした。ありがとうございます。
ちょくちょく寄らせていただいていますが、これからもよろしくお願いします。

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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