めんどくせぇことばかり まんが『高麗王若光物語』 高麗文康協力・監修

まんが『高麗王若光物語』 高麗文康協力・監修

 高麗郡は716年に設置された。つまり、ちょうど今から、1300年前に設置されたんだな。高麗神社は今年、1300年を記念して様々な行事を展開している。・・・そう言えば、こんな本が出版されること自体、そのことと関係があるだ・ろ・う・な、・・・と思ったら案の定、表紙に《高麗郡建都1300年》と書かれていた。

私は埼玉県の東松山に住んでいて、高麗神社までは車で30分ほど、距離にして20キロはないかな。生家のある秩父からの通り道でもあり、何かと朝鮮に関心を持ってたこともあり、けっこうお参りさせてもらってる。・・・どころじゃないな。なにせ、30年近くにわたって初詣は高麗神社なんだからな。出世の神さまとか言う割にちっとも出世しないのは、高麗の神さまは、どうも人を選んでいらっしゃる。
sirokuma_2016073009041144a.jpg“30年近く”と言うのは、「上の子が生まれてからずっと」ということで、この間に二人の子供も大きくなった。いつの間にか、親とは初詣には行かなくなり、ここ10年ほどは、私と連れ合いの二人でお参り。神社
三が日はとても混雑するので、私たちがお参りをしたのはいつも5日。それでもずいぶんと賑わっていて、5日とあって仕事始めのお参りの人も多かった。2人の子と4人でお参りしてた頃は、お参りも早々に甘酒飲んで、お好み焼き買って、わたあめ買ってね。近くにある聖天院っていうお寺さんまでお散歩してね。そっちでも甘酒のんだ。・・・二人の子の成長を見守ってもらったんだから、悪態ついちゃバチが当たるか。

その神さまこそが、高麗若光王。・・・この本の主人公ね。

 
まんが『高麗王若光物語』    高麗文康協力・監修
埼玉新聞社  ¥ 1,080

古代の国 高句麗から日本へ❢ 時空を越えた歴史ドラマ

冒頭、白鬚の爺さんが登場して幼少期の高麗文康くんにお話を始める。つまりこの白髭さまがストーリーテラーとなって物語を引き回していく。だけど、どうも朝鮮時代に関しては、白髭さまもあの韓国の歴史ドラマの影響を受けてしまっているようで、ちょっと残念でした。

白鬚さまこそが、高麗王若光そのひと。現在でも高麗神社のある日高市中心に、川越、狭山、入間、鶴ヶ島、飯能といった周辺の町に30ほどの白鬚神社が点在している。716年に、平城京政権は若光王を中心に1799人の高句麗人を武蔵に集めて高麗郡を設置した。若光王を中心に、この周辺に集まった高句麗人たちは、ここを新たな故郷と定め、この地に根付くべく、努力して先住の者と協調して、自らの足跡をこの地に刻んできたはずだ。白鬚神社の分布は、まさしく彼らのそんな生活の後を忍ばすものではないだろうか。

彼らのほとんどは、難民としてこの国に入った。残念ながら、陸地伝いではないので、間違いなく海峡を超えなければならない。今でも、アフリカ北岸からギリシャを目指した難民が、何千人と海の藻屑と消えている。朝鮮半島から日本列島に向かった者もそうであったに違いない。そして、無事、列島にたどり着いた者にだけ、次の時代を切り開く機会が与えられた。

隋による支那の統一。東アジアに、強烈な磁力を持つ核が登場した。旧来の秩序はその意味を失い、すがりつこうとしたものはそのまま濁流に飲み込まれていった。繰り返される高句麗遠征と、隋の混乱、さらにあっけなく滅亡。しかし、かつての混乱に戻ることなく、支那にはより安定した唐が登場する。

唐と新羅の連合、百済の滅亡、高句麗の滅亡、新羅による朝鮮統一・・・。いずれも、大和朝廷は、直接関わった。そしてものすごい難民が、日本列島に流れ込んだ。そんな悲劇から、この日本列島の、武蔵の地において、次の時代を切り開く可能性に光を見出した人々の営みがあった。・・・私のうちのすぐ近くにね。・・・へへへ。
最後に、右の写真は、高麗神社のすごそばにそびえる日和田山っていう山から見た景色。1300年前、若光王も、間違いなく同じ景色を見たはずなんだ。・・・大きくしてみてね。巾着田を構成する川の蛇行がよくわかるよ。DSCF3307.jpg




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cosmos さま

ごめんなさい。謝罪のためのコメントです。
せっかくお寄せいただいたコメントを、私の不注意で消去してしまいました。しっかり読ませていただいた後だったことが慰めですが、失礼をお詫びいたします。いただいた訂正を当方で正した後に、訂正コメントだけ消去しようと思ったのですが、本体を消してしまいました。
どうぞ、ご寛恕いただき、今後ともお付き合いをお願いできれば幸いです。

No title

わざわざブログへお知らせくださいまして恐縮です。
叉、このようなご挨拶をアップしていただかなくてもよろしいのですよ、、、

実は、日本人にとって、何があっても崩れない日本人のプライドを築くには、
自己の存在、それを培って来た歴史、特に日本の古代史からの真実は非常に重要だと思っています。
今の歴史はウソウソしくて、 嘘のカタマリ!   あはは。
史観が異なれば、真っ赤なウソです。  あはは。
ウソの歴史の文脈には日本人の血脈が流れていませんから、
どこをひも解いても、日本人のプライドが生れて来るような栄養素がありません。
どんどん日本人がひ弱? になっている様な気がしています。
そう云う意味で、本にも書かれない、学問でも取り上げない、
されど真実と云う身近にある歴史の断片の中にこそ血脈が流れている、、、
そう云うものを、風化させずに
権威にも名誉にも無縁の庶民こそが大切にして行くべきだと思っています。
学説には、限界があります。
学問はあまり信じておりませんのよ。  ほほっ。
時に淘汰され、敗けますしね。
学問の知識に頼るのはむなしいものです。
運がそれを左右し支配していますし、
権勢や名誉やキレイ事の保存の為に真実が伏せられるのも常識ですから、 
そこにあった事実、今生きている事実を大事にして行くべきですね。
そう云う意味でコメントさせていただきました。

私が、自分のコメントを覚えていたら、
再度投稿させていただいても構わないのですが、正確には記憶しておりません。
ところで、
FC2から私のコメント投稿を知らせて来たメール、
イーグルス16様のメール受信ボックスに残っていませんか?
私は、いただいたメールの記録を、それを保存する事で残しております。
もしか、FC2からのメールがあるなら、そこに、私のコメントの文がそのまま残っているのではないかと?
それを再掲してくださって結構ですよ。
後は、いかようにも、お任せいたします。
お気遣いありがとうございました。

cosmos さま

・・・良かった。
善処いたします。・・・いたしますが、・・・へへへ

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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