めんどくせぇことばかり 『地政学入門』 村山秀太郎

『地政学入門』 村山秀太郎

リオデジャネイロ・オリンピックも終わっちゃいましたね。これからパラリンピックが始まるとは言うものの、“夏の名残りをいかにとやせん”、虫の声が高まるとともに、寂しさは募るばかり。それにしてもリオデジャネイロという町はとんでもない町でしたね。いったいどんな事件が、どれだけ起こっていたんでしょうか。ブラジル人にとっての厳しい時代は、むしろこれから始まるはず。リオデジャネイロ・オリンピックは将来、どんな評価を加えられることになるんでしょう。
時事通信 2016/08/05
24年五輪、招致合戦に熱=候補地抱える首脳らリオへ〔五輪〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500100&g=spo
(抜粋)
【リオデジャネイロAFP=時事】5日開幕するリオデジャネイロ五輪に合わせ、東京の次となる2024年の五輪開催地候補を抱える各国の首脳や有力閣僚が、次々とブラジルに到着している。開催都市の決定は1年以上先だが、早くも招致合戦が熱を帯びているようだ。
(全文)は、“続きを読む”に入れてあるからね。2024には4都市が立候補していてね。どこだと思う。・・・すごいよ。パリ、ローマ、ロサンゼルス、ブダペストの4都市。・・・パリは決して冗談ではなくて、オランド大統領が「パリ2024」ってロゴ入りの航空機でリオに乗り込んだんだってさ。まったく本当になにを考えてるんだろう。正直なところ、怖すぎてものが言えないよ。

地政学の本が売れてるみたい。ずいぶんといろんな本がでてるよね。この本もその一つ。世界の歴史を見直そうと《世界史》と名のついた本も見かけるしね。中東、ロシア、EU、アメリカ、シナ、・・・世界は明らかに大きな曲がり角に来ているよね。何かが変わりつつある。そう感じているからこそ、地政学や世界史に関わる本が目につくんだろうな。いずれにせよ、その変化の中で、日本は重要な役割を果たす。どう動くべきなのか。地政学は、そのヒントとなりうる。

だけど、いろいろなニュースを見ると、地政学以前って話も、けっこうあるように見受けられるけどね。
『地政学入門』    村山秀太郎
洋泉社  ¥ 1,620

国際情勢の「なぜ」に答える 世界の「いま」と「未来」は地政学で見通せ❢
序章  より豊かな土地を求めて 覇権の変遷と戦争の歴史
第一章  アメリカ 最大のシーパワーを持つ世界の警察官
第二章  ロシア 不凍港を求める最大のランドパワー国家
第三章  ヨーロッパ 団結しきれない半島
第四章  中東 多くの火種を抱える世界の火薬庫
第五章  アジア 台頭する中国とアジア諸地域の地政学
第六章  日本 周辺国との関係から見る今後の戦略


シーパワー、ランドパワー、大陸、半島、島国、海洋、・・・。だから・・・、それゆえに・・・、必然となる動きが生じる。そう考えるのが地政学で、このような変化の時代にあっては、大きな、かつ貴重な示唆を与えてくれる。この本に関して言えば、とても内容が整理されている印象がある。上に紹介した目次の内容を見ても、そう感じていただけるでしょう。

そうなんです。それ故に、・・・こういう言い方をするのはとても悪い気がするんだけど、・・・つまらない。整理されていて、分かりやすいんですよ。ある意味ではおすすめです。でも、私には、悪いけど、つまらない。悪者もいなければ、正義の味方も登場しないけど、なにも間違ってない。はっきり言ってやっていいと思うんだけどね。・・・ダメならダメと・・・。
東アジア180°回転させて地図を見直すってのはよくやるけど、90°っていうのは知らなかった。求めるものは同じだけど、アメリカと太平洋を分け合おう言い出したシナにしてみれば、日本から東南アジアに至る島々の連なりってのは、本当に邪魔だね。
いま、シナが進めてる南シナ海における東南アジア諸国とのさや当てや、東シナ海尖閣諸島への進出っていうのは、邪魔者を排除する最終作戦の一歩手前ってのがよくわかるな。

こういうやり方を実質容認してしまえばどうなる。・・・でも、どうもシナに関わる書き方が生半可で、はっきりものを言わないんだ。読んでいて、その辺がどうにももどかしい。

リクルート「スタディサプリ」世界史講師をやってる人だから、こうならざるを得ないのかもしれない。整理されていて、分かりやすい。ただし、この本を読んだからといって、なにも始まらない。始まらないけど、勉強にはなる。勉強したい人にはおすすめです。ぜひ読んでみてください。




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時事通信 2016/08/05
24年五輪、招致合戦に熱=候補地抱える首脳らリオへ〔五輪〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500100&g=spo
(全文)
【リオデジャネイロAFP=時事】5日開幕するリオデジャネイロ五輪に合わせ、東京の次となる2024年の五輪開催地候補を抱える各国の首脳や有力閣僚が、次々とブラジルに到着している。開催都市の決定は1年以上先だが、早くも招致合戦が熱を帯びているようだ。
 パリ五輪実現を掲げるフランスのオランド大統領は4日、「パリ2024」というロゴ入りの航空機でリオ入り。「できるだけ多くの五輪関係者と会い、パリこそ最善の選択だと説得することが私の責任だ」と意気込んだ。
 開催候補地ローマを擁するイタリアのレンツィ首相は開会式翌日の6日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談する。ただ、過去に招致に疑問を呈したローマのラッジ市長は、ブラジル訪問を見合わせた。
 ロサンゼルス招致を目指すケリー米国務長官は、訪問先のアルゼンチンから開会式当日の5日にリオ入り。ブダペストでの五輪開催を訴えるハンガリーのオルバン首相は、閉会式に合わせてブラジルを訪問する予定で、市の報道担当官は「ブダペストが五輪開催地に名乗りを上げる意義について、熱心なスポーツファンの首相が五輪関係者に説明する」と話している。
 24年の五輪開催地は来年9月、ペルーのリマで開催されるIOC総会で決まる。


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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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