2016年9月 『スプートニク』に登場する北方領土
2016年 《スプートニク》に登場する北方領土
9月1日
「クリルは私たちのものだ!」露日国民の世論は両政府の立場より強硬 http://jp.sputniknews.com/opinion/20160901/2717713.html 日本にとっても、そしてロシアにとっても「クリル問題(北方領土問題)」は戦後70年の間に絶対に譲ることのできない原則の問題となった。最近は双方ともが問題を解決し、平和条約を締結したいという希望を表しているが、実際的な突破口は見出されていない。 |
9月2日
安倍首相、領土問題についてプーチン大統領と率直な話を希望 http://jp.sputniknews.com/politics/20160902/2719821.html 日本の安倍首相はロシアのプーチン大統領とのウラジオストク会談で平和条約締結の問題と両国間の領土紛争の解決に進展をもたらすような「率直かつ詳細な議論」を行うことを希望している。 |
9月2日 ロシアNOW
プーチンが領土問題で妥協を示唆 http://jp.rbth.com/news/2016/09/02/626339 数年前、日本側からこの協議に戻るよう求められ、ロシア側はそれに応じ、戻った。ここ2年、ロシア側からではなく、日本側から、この接触が事実上凍結されていた。だが、日本側は今、この協議に戻りたいとの気持ちを表明している。 |
9月3日
安倍首相の対露政策にとって、12月のプーチン大統領との会談は鍵となるー日経新聞 http://jp.sputniknews.com/politics/20160903/2724362.html 今年12月に予定されているプーチン大統領の日本訪問は、安倍首相の領土問題、日露平和条約調印問題における現在の政策にとって鍵となるだろう。日経新聞で今日3日公開された記事にそうかかれている。 |
9月4日
クリル問題が初めて日露首脳会談のアジェンダから除外されたー政治学者 http://jp.sputniknews.com/politics/20160904/2724547.html プーチン大統領と安倍首相の会談で象徴的な点の1つとなったのは、問題のあるクリル諸島問題ではなく、2国間の経済構成関係にアクセントが置かれたことだ。政治学博士でロシアについての多数の本の著者である筑波大学の中村逸郎教授が、RIAノーボスチ記者との対談でそのような意見を述べた。 |
9月6日
プーチン大統領:ソ連は日本に2島返還の用意あったが拒否された http://jp.sputniknews.com/russia/20160906/2733765.html プーチン大統領は、ソ連は1956年の日ソ共同宣言に従い南クリルの2島を日本に引き渡す用意ができていたが、日本側が同宣言履行を拒否したと述べた。 |
9月7日
露日関係の新たなベクトル:総額130億ドル相当の協定とプーチン大統領の訪日 http://jp.sputniknews.com/politics/20160907/2741607.html ロシアと日本はウラジオストクで開かれた第2回東方経済フォーラムで総額130億ドル超に相当する約20件の協定に署名した。ロシアのガルシカ極東発展相が7日、日本の世耕経済産業相との会談を前に明らかにした。 |
9月15日
露日で共同のブレインストーミングがはじまった http://jp.sputniknews.com/opinion/20160915/2778174.html G20におけるプーチン大統領会談を思い出す際には、露日間の全く新しい気運を見過ごしてはならず、また、安倍首相にしかるべき評価を与えなければならない。安倍首相の島国哲学はテレザ・メイ氏よりはるかに幅が広いことがわかった。日本も英国と同様ロシアと問題を抱えているが、日本は一人では何もできないとの理解の上に、関係構築を通じて問題を解決することを決意した。 |
9月22日
安倍首相、米国に対して対露制裁の温存を確約 http://jp.sputniknews.com/politics/20160922/2804104.html 安倍首相は22日、バイデン米副大統領と会談を行った中で、ロシアとは南クリル諸島問題の解決のために対話を続けているものの、ウクライナ情勢を巡る対露制裁についてはG7の共通の立場を堅持する構えであることを示した。NHKが報じた。 |
9月23日
日本政府 2島「返還」で合意の可能性との噂にコメント http://jp.sputniknews.com/japan/20160923/2809524.html 今日、日本外務省は、公式に要求している南クリル、日本で言うところの「北方領土」4島ではなく2島のみの返還という条件で、日本がロシアとの平和条約に調印する用意があるとした主張を退けた。 |
9月27日
安倍首相は米国の要望に反してロシアとの関係を発展させることができるか? https://jp.sputniknews.com/opinion/20160927/2824966.html 安倍首相は、臨時国会の冒頭で所信表明演説を行い、クリル問題を解決する必要性を再度強調した。安倍首相によると、12月に予定されているプーチン大統領の訪日は、領土紛争に関する交渉を前進させることができるという。 |
9月28日
再び2島ではなく4島:「新しいアプローチ」はどこに? https://jp.sputniknews.com/opinion/20160928/2832552.html 安倍首相は、日本の沿岸から同国が領有権を主張している南クリルの視察を検討しているという。過去にも日本の首相たちはこのような視察を上空から、あるいは巡視船から一度ならず行ってきた。もちろん、島の領有権を主張する国の首相によるこのようなジェスチャーは特別な意味を持っている。なお安倍首相は、何十年も長引く南クリルの領土問題を断固として進展させる構えだが、日本国民はより懐疑的な見方を示している。 |
将棋の羽生さんくらいの人なら、どうだろうな。材料を全部準備すれば読み切れたりしないかな。いよいよ正念場に差し迫った感。北方領土に限らず、いろいろなことは全部関係しあってるから、みんながみんな、曲がり角。不規則な要素を排除する豪腕と、雑音に惑わされない精神力。力の背景は“世論”。デマゴーグではない、力強い“世論”。ちょっと、その動きが見られない。拉致問題、北方領土に関して、今こそ、その問題の始まりの部分から、みんなが知っておくことが、とても大きな力になると思う。 |


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