めんどくせぇことばかり 『わくわく昆虫記』 丸山宗利

『わくわく昆虫記』 丸山宗利

この本の表紙の飾る虫、・・・なんだか分かる? ホラホラ、葉っぱの上で体を立てて、・・・これって、ゴマダラカミキリだよね。前方の田んぼ上空に広がる空間の向こうの森まで一気に飛ぼうと、羽を広げる寸前なんじゃないかな。・・・たまんねぇな。

兄が二人いるんだけど、足が悪くてのろまな私は、いつも兄たちにおいて行かれた。集落のみんなで遊ぶときはいいんだけど、兄たちが学校の友達と遊ぶときはダメ。たまに連れて行ってもらっても、私は兄たちをがっかりさせるだけでね。

一人でできるのは、納屋にある怪しい道具や書籍を相手にするか、木っ端集めてなんか作るか、虫を相手にするかかな。“昆虫好き”とは言えないかもしれないけどね。夏休みに昆虫採集なんてやったことないし。だけど、虫相手でも時間は忘れたな。

虫の名前を周りの大人に聞いても、大人たちも適当な知識しかなかったからね。たとえばてんとう虫に区別はなかったし、緑色でよく飛ぶやつはみんな“ギッツ”。当時はなかなか調べようがないから、あとで先生に聞いたりしてね。それを友達に広めて、たとえば《オケラ同盟》を結成し、金魚鉢に土を入れてオケラ帝国を作った。《ハナアブ隊》としての活動は、ハナアブを大量に集めて休み時間の教室に離したりした。

講談社  ¥ 2,160

子供の頃に昆虫好きだっや人 あの頃の気持を思い出させてくれる本


やっぱり私、“虫好き”っていうのとは少し違うみたいだ。ゴキブリと毛虫とスズメバチがまったくダメだ。見ることさえ嫌だ。子供の頃の、ゾッとする経験によるものであるのはわかっている。ゴキブリは、木の隙間にクワガタいるのかと間違えて、数匹いっぺんに握りしめてしまった。茎に毛虫がびっしりとくっついたふきの群生に頭から飛び込んでしまった。金に目がくらんでスズメバチの巣を採りに行き、失敗してひどい目にあった。

この本にもアシナガバチの巣を取った著者の経験が書かれているが、同じことをやってた。それが通じると思ったのが甘かった。今考えれば、おそらく死ぬところだった。
どこか地方の方に女郎蜘蛛どうしを戦わせる“蜘蛛相撲”っていうのがあるそうだけど、蜘蛛どうしを戦わせるのはよくやってた。同じ種類に蜘蛛でも、自分の巣じゃないと戦えないんだね。女郎
kumo.png地蜘蛛っていうんですか。私は腹切り蜘蛛って読んでた。上手に土の中から袋を抜き出して、腹を切らせて遊んでた。
(写真借りちゃいました)
kumo2.png
虫があふれる夏。秋は虫の声。だけど、冬の雑木林が格好の遊び場所。来年の夏まで、暖かいベッドのなかでゆっくり過ごそうとしている彼らを見つけ出すのが、冬場の私の興奮する遊びだった。・・・本当にごめんなさい。

今度足を直したら山に行くんだけど、その時カメラを持っていこうかなって。いろいろな写真を撮って、ブログやなんかで紹介してさ。・・・虫の写真も撮ってみようかな。だって、この本の写真。ほら、表紙のゴマダラカミキリとかさ。そう、思わせるような写真がいっぱいなんだよ。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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