めんどくせぇことばかり 『なぜ、世界から戦争がなくならないのか?』 池上彰

『なぜ、世界から戦争がなくならないのか?』 池上彰

ネットで注文しようとしてさ。それが、この本の名前を忘れちゃってね。でも、見ればわかると思って、池上さんの名前でこの本を検索しようとしたら、本がたくさんありすぎて、結局わからないのよ。・・・ったく、本出し過ぎだよ、池上さん。

でも、まあ、池上さんの話は、奥歯にものの挟まったようなことは言わないから、分かりやすいんだよね。それに大半は、問題の本質をとらえていると思う。「え~??」って思うこともあっても、これだけさまざまな事柄に手を出せば、どうしたって浅くならざるをえない。基本的に“広く、浅く”だから、部分的に首をひねる部分はあっても、だからといって全体を切り捨てるにはもったいなさ過ぎる。

高校3年生、推薦入試で面接受けるなら、しっかり池上彰を読んでおけ。
この本は《金曜プレミアム「池上彰緊急スペシャル」》(2016年2月12日放送)の内容から構成し、編集、加筆したものだそうです。一つの番組が、そのまま一冊の本になるわけか。それは冊数が増えるわけだ。

SB新書  ¥ 864

新聞・TVでは伝えてこなかったタブー 戦争は世界の“ビッグ・ビジネス”
序章  「なぜ世界から戦争がなくならないのか」という難問
第1章  戦争がなくならない理由を、今、気になる「最新中東情勢」から学ぶ
第2章  戦争という「ビッグ・ビジネス」
第3章  アメリカを湾岸戦争に誘導した広告代理店
第4章  武器輸出で世界市場に乗り出す日本
第5章  戦争をなくすために人類はどんな努力をしているか
第6章  戦争に向かわせたリーダーたちの言葉
第7章  戦争をあおったメディアの責任


この本の核心っていうのは、《第2章『戦争という「ビッグ・ビジネス」』》と、《第3章『アメリカを湾岸戦争に誘導した広告代理店』》ということになるだろう。分かっちゃいるけど、こうやって突きつけられると、これは強烈。

アメリカの軍事予算は73兆円だって。ちなみに日本は5.5兆円。軍事費じゃなくて防衛費だけどね。ハハハ。アメリカのそれは、2位のシナの3倍で、3位から10位までを合計したものよりも多いって。

そう言えば、大英帝国の海軍の予算は、2位と3位をあわせたものよりも多いってことだったよね。仮想敵国の同盟を上回る海軍力を持って、世界の覇権を確保した。そしてそれが難しくなったとき、日本と同盟を結んだんだよね。アメリカは、それの上を行くかな。

アメリカの場合、建国以来の歴史のなかで、戦争のたびに、その経済の規模を飛躍させてきた。日米戦争までは、それが特に顕著で、国全体の経済規模を飛躍させてきた。ベトナム以降になると、軍備が高度化しすぎて、戦争が雇用の保証にならなくなっちゃたから、軍産複合体を富ませるだけになっちゃってね。ケネディは殺されちゃうしね。

すごい話が出てたよ。軍産複合体化しているとされる企業の一つにハリバートンというのがあって、1995年から2000年まで、そこでCEOを努めたのがディック・チェイニー。・・・聞いたことあるでしょ。パパ・ブッシュ政権のときの国防長官。立場上、もちろん軍需産業に関わって、そこからハリバートンのCEO。さらに、そこを退社後の2001年、今度は息子・ブッシュ政権の副大統領。湾岸戦争+イラク戦争=チェイニーがハリバートンから得た60億円ってこと。これでハリバートンは8400億円の契約を受注したそうです。これじゃあ、戦争はなくならないし、ケネディも殺されちゃうよね。
最初に、この題名を見たとき思ったんだ。内容についてね。こういう本だろうって。それは正しかった。でも、「もしかしたら」って、もう一つの内容も想像した。人の心に潜む、差別を好む心。・・・現代社会は、白人の、キリスト教徒の、有色人種に、教化されていない野蛮人に対する差別意識を土台にして構築された。もしも戦争のない世界を望むなら、もう一度歴史をやり直すくらいのつもりで明日の世界を切り開くしかない。だけど現実を見れば、世界はグローバル化へ、軍産複合体の大好物に向かって突き進む。

これじゃあ、“世界から戦争がなくならない”のが当たり前ってね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ


言葉は人の心をあらわします。
「歌は世につれ世は歌につれ」と言いますが、言葉についても同じことが言えるでしょう。
これから出る本
当ブログ内人気図書 






















































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい