めんどくせぇことばかり 『2017年 世界の真実』 長谷川慶太郎

『2017年 世界の真実』 長谷川慶太郎

長谷川慶太郎さんは、伊勢志摩サミットをすごく高く評価してるな。今回のサミットに合わせて、仙台では財務大臣・中央銀行総裁会議が、新潟では農業大臣会議が、広島では外務大臣会議が開かれているんだそうだ。たしかに、麻生さんが格好つけてた姿を思い出す。他にも情報通信大臣、エネルギー大臣、教育大臣、環境大臣、科学技術大臣、保険大臣、交通大臣の会合も組まれているって。・・・すごいね。

これがかなり画期的なことで、長谷川さんは《各国の行政機構を統合するための第一歩》とまでいう。極めて大胆な「G7改革」ということだ。それを先導したのが安倍首相であり、日本。

・・・、日本が世界を、それもG7を先導するなんて、いったい日本のどこにそんな力が。・・・そう思いますよね。当然です。マスコミは、一言もそんなこと、報じていません。・・・日本のマスコミは、ね。

この本にも書かれているんだけど、首脳会議で安倍首相が「世界経済はリーマンショック前と似ている」と提示したことに対して、ドイツのメルケルらから「そこまでじゃない」って苦笑いされたって報道された。安倍首相は、消費税の増税を延期する言い訳にサミットを利用しようとして呆れられたって感じの報道だったけど、ほんの数ヶ月後の今、世界経済はおそらくリーマンショックよりももっと深い低迷に落ち込もうとしているよね。今思えば、メルケルたちは、それを口に出せなかっただけだった。

それをまあ、日本のマスコミは、ことさら矮小化しようとしてたわけだ。世界から集まった6000人のジャーナリスト。世界は、この伊勢志摩サミットから何かが変わり始めるだろうことを、彼らは感じ取り、歴史が動くその現場を見に、伊勢志摩に集まった。そういうことのようですよ。


『2017年 世界の真実』    長谷川慶太郎
ワック株式会社  ¥ 994

世界史の大転換が始まった。そして日本は、世界のトップランナーに踊り出る
第1章  二〇一六年五月、「新G7体制」がスタートした
第2章  ヨーロッパでくすぶる「火種」とEUの末路
第3章  「二十一世紀の火薬庫」は北朝鮮とロシア
第4章  中国はどこまで追い込まれているのか
第5章  アメリカはどこへ行くのか
第6章  「トップランナー・日本」に課せられて宿題


カギになる言葉は、“デフレ”。世界は20世紀のインフレ時代から、21世紀のデフレ時代に移行した。20世紀に入る直前、バブル崩壊を期に、先行して日本はデフレに突入した。その間、「失われた20年」とまで呼ばれたデフレ期を通し、日本は、汗と血を流して贅肉を削ぎ落とし、体質を強化した。ようやく世界経済のトップ集団に復帰しようかという今、まさに世界は歴史に飲み込まれようとしている。これ以上、お金を刷ってごまかせる段階じゃないからね。

ヨーロッパ諸国の主要銀行が、今、かなり苦しい状況に追い込まれているという。ニュースチェックしているだけだけど、確かに感じられるよね。ロイター《http://jp.reuters.com/theWire》をチェックしていると、なんか、あちこちで悲鳴が上がっているように感じられる。

日本も大変だったもんね。山一とか拓銀とか潰れちゃってさ。長谷川さんが書いてるんだけど。三菱東京UFJ銀行は、もとは、三菱と、東京と、三和と、東海銀行だったんだよね。新宿には全部で11の店舗があったって。それが今は三菱東京UFJで2店舗だって。11店舗が2店舗になるまで、日本は削ぎ落としたんだ。その苦労を、世界はこれからすることになる。

その上、金利が低い。長期資金を用立てることができる唯一の国。そんな日本の首相の提案なら、しかもそれが真っ当なことなら、世界のリーダーたちも聞かないはずがない。

今、世界における日本は、そこまでの状況にあるんだそうです。敵の前に縮み上がり己を知らないじゃ、いったい日本のマスコミはなにを伝えたいんだか。

いけない。日本のことばかりになっちゃった。ごめんなさい。だけど、この本に一貫したテーマ、それはやはり、“デフレ”。日本のじゃなくて、世界のデフレ。それを乗り越えたところにいる日本。マスコミの、日本のマスコミの悪癖を理解して、しっかり世界を見ないとね。・・・えっ、私? ・・・最近は、ダンサーと呼ばれてます。そう、さんざん踊らされちゃって。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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