めんどくせぇことばかり 踊らされる日米(覚書)『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』 江崎道朗

踊らされる日米(覚書)『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』 江崎道朗

ソ連は、世界各国で“敗戦革命”を起こすことで世界共産化を達成しようと考え、世界各地にコミンテルンを結成した。とりわけコミンテルンが敵視したのが、ドイツと日本だった。そして日本の敗戦革命を起こすためには、日本とアメリカを戦わせる必要があると考え、対米工作の拠点としてアメリカ共産党を設立した。しかし、当初、共産主義イデオロギーを全面に出した党勢拡大ではうまくいかず、対米工作も進まなかった。

転機となったのは1929年に始まる大恐慌だった。時のフーヴァー共産党政権が対恐慌の経済政策に失敗したため、アメリカには失業者が溢れ、資本主義への絶望感が広がった。同時に、社会主義に期待する声がアメリカに登場した。フーヴァー共産党政権に代わって登場したルーズベルト民主党政権は、ニューディールという社会主義敵政策を推進した。

ソ連、コミンテルンは、満州事変とナチス・ドイツの台頭を受けて、1931年、「アメリカやイギリスといった自由主義陣営と手を結び、ファシズム勢力と戦う」と言うかたちに世界戦略を修正し、各国共産党に対して《平和とデモクラシーのための人民統一戦線》を構築するよう指示した。

この指示を受けて、アメリカ共産党は、《教職員組合(AFT)》や《産業別組織労組(CIO)》といった労組やキリスト教団体に内部穿孔工作を仕掛けて乗っ取っていった。共産党色を消した、この反ファシズム平和擁護運動は、ナチス・ドイツの台頭を憂慮するリベラルは知識人やキリスト教グループなどの参加を、徐々に獲得するようになる。この人民統一戦線を指導したのは、コミンテルンの指示で1934年にアメリカ共産党書記長となったアール・プラウダ-であった。

祥伝社  ¥ 時価?

なんでこの本が、もう“時価”になってるんだ?圧力でもかかったか?
1937年7月、日中戦争が始まると、アメリカの労働組合、キリスト教団体、人権団体、学生団体、平和人道団体などが、構成員の大半は共産党員ではなかったにも関わらず、コミンテルン、アメリカ共産党の指示の下、ルーズベルト民主党政権を支持しつつ、反日・容共・親中の宣伝活動を、アメリカ各地で繰り広げた。

ルーズベルト政権の対日政策をリードした太平洋問題調査会(IPR)は、アメリカ最大のアジア問題に関するシンクタンクであったが、その機関紙パシフィック・アフェアーズの編集長オーエン・ラティモアは、戦後、マッカーシー上院議員からソ連のスパイと名指しされた人物であった。

ハーバート・ノーマンが太平洋問題調査会から、1940年に出版した『日本における近代国家の成立』には、「明治維新後も、日本には専制的軍国主義体質が続き、中国での戦争のすべての責任は、日本の軍国主義的な体質にある」と記されている。

1941年12月8日に日米戦争が勃発する。12月9日、中国共産党は、日米戦争勃発によって、「太平洋反日統一戦線が完成」したと生命を発表した。

アメリカ共産党に工作を仕掛けさせてアメリカをけしかけ、日米戦争を起こして、日本を敗戦革命に追い込むという、1920年にレーニンが、そしてコミンテルンが想定した戦略が、まさしく現実のものとなった。




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国連やNGO、他国による中途半端な「人道介入」が、戦争を終わらせるのでなく、戦争を長引かせる。

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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