めんどくせぇことばかり ドイツとチェコ(覚書)『「世界大波乱」でも日本の優位は続く』 長谷川慶太郎

ドイツとチェコ(覚書)『「世界大波乱」でも日本の優位は続く』 長谷川慶太郎

1938年、ヒトラーがチェコスロバキアにズデーテン地方の割譲を要求した。ヒトラー、チェンバレン、ダラディエ、ムッソリーニがミュンヘンに集って会談を催し、ズデーテン地方をドイツに譲るように、チェコに促すことになった。ミュンヘン会談であり、チェンバレンの宥和外交と呼ばれる。

これを最後の要求とすることを条件に、ズデーテン地方はドイツに割譲された。これによってズデーテン地方に住むドイツ人には、ドイツ国籍が与えられた。

ズデーテン地方には400万人のドイツ人が住んでいた。第二次世界大戦が終わり、再びチェコスロバキアに帰属すると、チェコスロバキアはズデーテン地方のドイツ人を追放処分とした。チェコスロバキアがはドイツと戦っていないが、戦争が終わると、戦勝国の一員としてズデーテン地方のドイツ人に、非人道的な報復をした。

その上で、チェコスロバキアは法律を作って、ズデーテン地方で行われた民族浄化に関わる犯罪行為については、国家は訴追しないことを決めた。すべての非人道的行為が、無罪となった。

・・・似たような国が、日本のすぐ近くにある。

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英EU離脱ショック、チャイナ・バブル崩壊、ロシア・北朝鮮の暴走。それでも安泰な日本

ドイツ人が、《ズデーテンの悲劇》と呼ぶ事件により、ドイツはチェコスロバキアがEUの共通通貨「ユーロ」に入ることを認めない。だから、チェコスロバキアは今でも、独自通過の“コルナ”を使っている。ヨーロッパの中央部にあり、技術力をもつ工業国であるチェコスロバキアである。他のヨーロッパ諸国と共通通貨となれば、そこからもたらされる利益は、当然、大きい。にも関わらず、チェコスロバキアがユーロに加盟できない理由はたった一つ、ドイツが反対するからである。

チェコとスロバキアが分裂した際、農業国のスロバキアは、間もなくユーロに加盟した。これを問題とする国は、ドイツも含めて一つもなかった。しかし、チェコの加盟は許されない。

ドイツは、「ユーロに入りたいのであれば、ズデーテン地方における民族追放犯罪を無罪とする法律を取り消せ」と主張していてる。
第二次世界大戦後、ドイツに占領された地域に住んでいたドイツ系住民はすべて追放された。膨大な数のドイツ系難民が発生した。その数は、おおよそ1200万人にも及ぶと言われる。

ヨーロッパに溢れたドイツ系難民に対する戦勝国による仕打ちは過酷で、4分の1に当たる300万人が亡くなったという。




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「歴史修正主義」とは、戦前の日独をことさら評価する史観ではない。
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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