めんどくせぇことばかり 『日本人の甘え』 曽野綾子

『日本人の甘え』 曽野綾子

曽野綾子さんの本を読んで、「腹が立つ」っていう人がもしもいるなら、・・・仕方がない。年寄りの戯言として受け流していればいい。そのうち、しっぺ返しを食らうことになるだろう。因果応報・・・って、じつは、世間をあおって“甘え”のタネをばらまいている人って、うまく逃げるんだよね。・・・というか、しっかり自分の身の安全は、確保してるんだよね。

保育園落ちた、日本死ね
なにが少子化だよクソ
そんなムシのいい話あるかよボケ


たまげたな~。「ときには、汚い言葉も必要」とかって意見まであったんですね。最近の世の中って、とことん、“下”に引きずられるんだな。こんなのばっかりになって、それでもなんとか世間を支えようとするのは、こういう意見に同調しようとする人たちじゃないんだよね。そういう人たちって、とことん、自分の身の安全の確保は徹底しているからね。

そんな人物として、まず頭に思い浮かぶのは、私の場合、民主党、野田政権時代に厚労大臣を務めた小宮山洋子さん。東大総長の娘ということと、NHKのキャスターだったということが自慢だった人ですね。選択的夫婦別姓の導入や、女性の“自立”支援に積極的な人物ですよね。ただし、その背景には、父親や、その師匠から引き継いだ、日本社会に対する怨念があり、その最初の犠牲者になるのは、実は、“日本死ね”とまで罵らなければならない、憐れな女なのではないか。
以下、民主党政権時代の過去記事です

彼女の自慢の父加藤一郎の師匠は、我妻栄。彼を中心とする東大法学者は、「個人以外の人間関係は障害にすぎない」と『家族』『地域』『国家』に癒しがたい楔を打ち込んだ。『家族』を崩壊に向かわせた張本人である。

その彼の師匠、鳩山秀雄は由紀夫ちゃんの尊敬するおじいちゃんの弟。なんか、狭い範囲で連携してる。反吐が出そう。

小宮山洋子は、「夫婦別姓制度」を主張して、「家族という絆」に最後の鉄槌を下す役割を自認する人物である。全てはつながっているのだ。そんな彼女にとって、「『主婦』だの、『専業主婦』だのに軸を置く女」など唾棄すべき存在に他ならない。
小宮山洋子には「男に頼って生きる他に生きるすべを持たない女」にしか見えない。

「男と女が、慈しみあって、支えあって、育て上げていく家庭」とは、小宮山洋子にとっては、「男が女を性的奴隷とし、男の血を引くこどもを育て上げることを強いられる場」と翻訳される。そんな状況に甘んじている女に、彼女は蔑み以外の感情を持つことはない。夫婦別姓により、家族を「男」「女」「子供の男や子供の女」に分解し、『主婦』を不安の海に放り出す。

恵まれた環境に育ってきた小宮山洋子たち女には、それが生きやすい社会なのだ。生きていけない女は、「あわれみ」の対象として保護を受けることができればいい。

新潮新書  ¥ 799

《ユートピア》とは、どこにもない場所のこと。なのに、手に入るのが当たり前と思っている日本人がいる
第一話  動物の原則に逆らう覚悟はあるか・・・待機児童問題が内蔵する嘘
第二話  打算的処世術と権威主義の臭い・・・日本社会の体質変化
第三話  マスコミの思い上がり、退化、幼児化を憂う・・・庶民の無言の選択
第四話  「理解」は人間性の見事さではない・・・アラブ的思考を学ぶ
第五話  人間が極言の生きる力を出し切る時・・・難民の現実的困難
第六話  痛みに耐えて歩く人々と「道の人」・・・「小さなパン三個」の精神
第七話  自ら選ぶ自由と可能性を贈る・・・医師が患者を治す意味
第八話  日本を許してあげてください・・・国家的対応の限界
第九話  目の前に立ちはだかる絶対の障壁・・・積乱雲の記憶
第十話  神は人生のすべての瞬間の立会人・・・人生の原型
第十一話  原則を守るためには適用も要る・・・物事の基本
第十二話  過保護が心身の免疫力を失わせる・・・不潔と不順のめぐみ
第十三話  破壊的にではなく、穏やかに個性を貫く・・・服装が語る過去と現在
第十四話  食事には餌の摂取以上の意味がある・・・会話とものを大切に
第十五話  人間のすべてのことは、いつか終焉が来る・・・人の世の理


もう、ニュースを見ているのが嫌になるくらい、わけの分からないニュースが洪水のように押し寄せる。ここまで毎日毎日だと、ちょっと神経が麻痺してしまうくらい。そして、その大半が、小宮山の父親や、その師匠の我妻が、日本社会が長年の経験をもとにして形作ってきた家族の絆と地域の連帯を中心とする社会の仕組みをぶち壊し、私達の経験の中にはどこにもない、個人を軸にしたもの、・・・欧米であれば、個人主義と言っても、精神的には神とのつながりによって補償されているが、日本の場合には、弱き者を天涯孤独に突き落とすだけの制度に置き換えた。

おかげで、みんな結構厳しい状況におかれている。曽野綾子さんは、“日本人の甘え”と断罪するが、家族っていうのが、今、すごく弱くなっている。私も仕事上、様々な家族に関わるが、仕事を始めた30年前に比べれば、ウソのように、家族の力が弱い。家族の力があれば、なんとかなったはずのことが多い。小宮山洋子の顔を思い出して、悔しくなる。
以前から思ってるんだけど、どうもマスコミの報道で憂慮されている様々なことと私の感覚の間には大きなずれがある。私がテレビや新聞に向かって何を言ったところで、テレビの向こうでしゃべっている人や新聞の記事を書いている人の耳に届くわけじゃないから、言うだけ無駄。

そんなこと分かってるけど、口に出していないと、とんでもないことが起こる。私の連れ合いは素直な女なので、テレビやラジオが繰り返すと、そんなもんかと受け入れる。受け入れたうえで、私に「・・・だもんね」と同調を求める。連れ合いに同調を求められると、私としては・・・、ときどき困る。困らないように、私には同調を求めないほうがよさそうだと、連れ合いに思わせておく必要があるから、テレビやラジオに対して、時々叫ぶ。「ふざけたことを抜かしてんじゃねえ」




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曽野綾子「日本人の甘え」

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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