めんどくせぇことばかり 『低山トラベル』 山内征

『低山トラベル』 山内征

10月25日に入院し、27日に股関節の手術を受けて、11月14日に退院。「足を直して山に行く」、・・・それがモチベーションだったからね。うちは関東平野のどん詰まり。その気になれば、車でちょっと行っただけで、いくらでも山に登れる。実際、始めた。休日はもちろん、午後から仕事を抜け出して、歩いている。コースに合わせて8~15kgのザックも準備してある。でも、山をやめて25年、昨年に入ってからは、仕事以外、家ではほぼ寝たきり状態だったからね。身体が動かない。にも関わらず、年末は少し、無理をしすぎた。あるいは寒に入って寒さのせいか。足が痛いし、動かない。
年末に登ったのが、ときがわ町の雷電山。雀川砂防ダムの駐車場に車をおいて、左地図の松林を経て雷電山山頂まで1時間5分。帰りはそのままの道を戻って50分。全行程で4km。

道標が整備されていて、迷う心配は一切なし。森歩きが楽しめたけど、松林以降は山が荒れていた。印象としては、杉林が荒れている。
小川 雷電山
途中も含めて、山頂に至っても眺望はほとんどなし。それでも、山中に身を置いているというだけで、とても嬉しい。

これは仕事納めの日で、午前中仕事をして、昼ごはんを食べてからの出発。登り始めがすでに14時で、どれくらいの時間がかかるかも把握せずに出かけたので、かなり急いだ。しかも、少しでも早く足を適応させたくて、重りも背負った。・・・それ以来、実は正月を挟んで、あまり足の調子がよくない。

分かりきってることなのにね。60歳手前のこの体で、山に適応できる身体を作り直すなんてね。30代前半の山に登ってた頃の身体や登山を想定するのは、どうやら無理のようだ。
『低山トラベル』    山内征

二見書房  ¥ 1,728

ピークハントにとらわれない低山ハイクの魅力 神話 社寺 歴史
千葉の秘められた双耳峰を目指す
埼玉は関東屈指の個性派低山揃い
東京の山中に神話と歴史を訪ねる
山梨は日本一の山アリ県
神奈川の風土をつくる日本水の恵み
静岡・伊豆を日がな一日遊び尽くす

紹介されている埼玉と東京の山は、全部登ってる。登ってるとは言っても、・・・まあ、登ったというだけのことだな。手術後私が登った山は、雷電山の418mが最高峰で、日高市の富士山は、向こうの富士山よりも3550mほど低い。鎌北湖の周辺を歩き回ったけど、いずれもピークは300m程度。

でもね。山に登ってるときには考えても見なかったけど、こういう山にもいろいろな見所がある。「ああ、今度は**さんと一緒に歩きたいな(**の部分は連れ合いの名前)」なんて思いながら歩いてる。

テレビの影響もあって、もてはやされる深田久弥の『日本百名山』。もちろん、山は良いけど、山に行って順番待ちなんて嫌なこった。だけど、この前行った、日高市の富士山なんて、誰も山中にはいなかった。そこから30分ほどの滝沢の滝。あんまり静かすぎて、何かに取り憑かれそうだった。・・・こっちの方が遥かにいい。

著者の大内征さんは、《低山トラベラー》という肩書をお持ちで、このとっておきの低山30座も、百名山さながらに《歴史や神話の物語が伝わる山、現代に繋がる古い山、姿の良さと個性際立つ山》ということを基準に選出されているということ。50座選んで、さらに古いをかけて30座を残したとか。できれば、《混雑してない》ってことも、基準に入れたもらいたかったな。

ようやく400mに登ったものの、身体が戻らない状況ですからね。ここに出ている低山をしっかり登ろう。由来な歴史を噛み締めながら。中でも、混雑してない山を選んでね。




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No title

寒中見舞ひ申し上げます。
ご挨拶が遅れまして、申し訳ございません、今年もよろしくお願ひ致します。


僕がかう言ふのはお門違ひなのですみません、僕の会社のランニング仲間の間での格言を少々。

「焦りは怪我に通じる。焦りは無理に、無理は無茶に。無茶は怪我へ。」

※ヨーダのパクリです。
Fear is the path to the dark side. Fear leads to anger, anger leads to hate, hate leads to suffering(恐怖はダークサイドへ通じる。恐怖は怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦しみへ。)

ほんたうに、焦りは禁物と言ふ気が最近、ほんたうに思ひます。焦つて無理に距離を踏んでも、筋肉に負荷がかゝりすぎて怪我すると言ふオチをいやと言ふほど経験しました。焦らず、ゴールをイメージして、一歩づゝ距離や速度を伸ばしてゆかないと、怪我して逆戻りしてしまひます。すみません、生意気なことを書いてしまひまして。(ほんたうは、僕がコメントを書きながら、さう自分に言ひ聞かせてゐるのです。すみません。)

まだ/\復帰したばかりですよね、でも可能性は無限大です。ちよつと僕より先輩だと思ひますが、僕もイーグルス16さんもまだ先はたつぷりと時間があります。蛇足ですみません、ウルトラマラソンで最も強いのは55歳前後ださうです。同年代が頑張つてゐるので、僕のも未だチャンスがいつぱいあると自惚れてゐます(笑)

お互ひ、地元埼玉の意外に面白いと言ふか素晴らしい景色を楽しみたいと思ひ、つい、變なことを書いてしまひました。すみません。
何かの機会で埼玉の山ですれ違ふ日を想像しながらイーグルス16さんのご恢復をお祈りしてをります。

ほんとうにすみません、毎回變なことを書いてしまひまして、すみません。

橘右近大夫 さま

ご忠告、誠にありがとうございます。
実はつい4日前、無理をして、右膝を痛めました。昔、山をやってる頃、舗装道路を移動する時、「40歩歩いて、40歩走る」って方法で、距離と時間を稼いだのですが、まだ無理だったようです。お言葉どおり、“後戻り”して、膝の痛みがなくなるのを待ってます。
ほぼ1年間、仕事の時以外は、寝たきりに近い状態だったことを考えれば、やはり無理は禁物だったのですが、ただ、術後の今、世界が違って見えてしまっているのです。そのため、術前の私の目で世界を見るのが難しい。
・・・反省、反省。時間があくと、地図を開いて、歩いてみたい場所を探しています。・・・もちろん回復後ですが・・・。

No title

忠告だなんて、すみません。
互ひに背景や目指すゴールは違ふとは思ひますが、山への思ひを讀ませて戴き、親近感と言ひますが、上手く表現できないのですが、同志と言ひますか、應援と言ふのは烏滸がましいですが、そんな感じがしまして、つい書いてしまひました。

>術後の今、世界が違って見えてしまっているのです。そのため、術前の私の目で世界を見るのが難しい。

これ、上手く言へないですが、痛いほどそのお氣持ちが解ります。うん、さうですよね。
なんと言ふのか焦るなと頭で理解しても、うん、さうなんですよね。「さうなんですよね」としか書けないけど、ボキャブラリがないので、すみません。でも、さうですよね、僕も一度、競技を離れてをりますので、そのお氣持ち、さうですよね。すみません。コメントを重ねてしまひまして。

橘右近大夫 さま

お心遣い、ありがとうございます。
術後、半年もすると、周辺の組織が患部を補強して、脱臼を起こしにくくしてくれるのだそうです。半年というと4月。暖かくなっているでしょうね。春の到来を心待ちにするのも、久しぶりです。
お気持ちのこもったコメント、とても嬉しく思いました。今後とも、よろしくお願いします。

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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