めんどくせぇことばかり 誰?唯一の革命家(覚書)『日本史のなぞ』 大澤真幸

誰?唯一の革命家(覚書)『日本史のなぞ』 大澤真幸

この間読んだ、『げんきな日本論』は、橋爪大三郎さんの聞き役に徹した大澤真幸さん。テーマとしては、同じ日本史。ただし、この本の目指すところは、歴史的事実ではなく、その事実を貫いている論理。この本で抽出した論理を、現実に適合するかたちで受肉することができるようにすること。

たしかに、日本っていうのは、本当に理解しづらい社会だからね。この国には、シナの理屈は通らない。韓国の理屈なんて問題外。西洋の理屈のほうがまだ近いような気がするが、やはりぜんぜん違う。ということならば、もはや、この国のことは、この国の歴史に聞くしかない。

ということで、東大の社会学の先生が、歴史の迷宮に足を踏み入れた。それだけに、非常に切り口が面白い。それは、この間読んだ『げんきな日本論』にも感じたこと。しかも、この『日本史のなぞ』は、切り込む対象が限定されている。もちろん、狙いは日本社会の本質にまで切り込むこと。

そのために著者が切りかかったのは、日本で唯一、革命を成し遂げた男。


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革命とは無縁の日本にも、歴史上ただ一人、革命家とみなしうる人物がいた

それは一体誰でしょう。考えていただくために、今回は、目次の紹介も控えます。

本を紹介するとか言いながら、いつも興奮して、書かれている内容に触れてしまい、ネタばらしをしてしまう私。でも、今回だけは我慢をする。おそらく、ニ、三日後に、もう一度この本について書くときには、言っちゃいますからね。

とりあえず、著者の大沢さんがあげている革命の条件を紹介しておきます。一つには、外因によるものではなく、内発的に行われた変化であること。もう一つは、非意図的なものではなく、意図して行われた変化であること。

織田信長を思い浮かべた人もいるでしょう。ブブー、違います。信長が生きて自分の意図を全うしていれば、まさに彼は革命家と呼ぶにふさわしかったかもしれません。しかし、彼は成し遂げていません。成し遂げられなかった革命家は除く。重要であっても、改革にとどまるものも除く。本物の革命家。

中臣鎌足、天智天皇、藤原不比等、足利尊氏、豊臣秀吉、徳川家康、坂本竜馬、高杉晋作、西郷隆盛、大久保利通、・・・いずれも違います。

さて、日本史のなかで、唯一、本物の革命を成し遂げた人物。一体誰なんでしょうね。そして、なぜ、その人物にだけ革命が可能となったのかを考えていくことは、日本社会を変えていくためには、どのような原理が必要なのかを考察することにつながる。それが、この本の目的ということですね。

それじゃあ、“唯一の革命を成し遂げた人物”、丹念に歴史を辿ってみて下さいね。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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