めんどくせぇことばかり 『これが世界と日本経済の真実だ』 髙橋洋一
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『これが世界と日本経済の真実だ』 髙橋洋一

昨年10月に出た本。あとがきの署名が8月31日。その段階で、高橋洋一さんは、ドナルド・トランプの米大統領戦勝利を言い当てている。私の競馬で養った“予想”とは違って、根拠を明らかにして言い当てている。《52体48でトランプ優勢》って、完璧じゃん。

でも、私の“予想”も、トランプの強さじゃなくて、ヒラリーの弱さを前提にしたもの。その点は高橋洋一さんと同じだよ。へへへ、誰かに話したいな。

この本で、もっともたくさん登場する言葉は、ドナルド・トランプでも安倍晋三でもなく、“左巻き”。♬ わたしの、わたしの彼は、・・・“左巻き”♬ が、一番。意味は、もちろん、「革新系」、「リベラル」。政党で言えば、民進党と共産党。そしてそれを支持する人たち。職業的には、官僚、大学や高校などの教職員、マスコミ。世間一般的には高給取りで、既得権にまみれ、自ら金を稼ぐ努力をしない人たち。確固とした政治思想というより、反権力の互助組織みたいな感じ。

高橋さんは、「蔑視する意図はまったくない」と言うが、とてもそうは思えない。この人は、“左巻き”を馬鹿にしている。だいたい、“左巻き”が、バカを意味する言葉だということを、高橋さんはご存じないのだろうか。

「あ、ああ、あそこの息子ね。・・・左巻きの」って、そんな使い方を知らないのかしら。・・・いやいや、ずいぶん頭の言い方みたいだから、知った上で、あえてそう言ってると考えたほうがいいだろうな。


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数字を読めない「左巻き」のマスコミ、評論家、学者、官僚たち
第一章  世界経済の真相
第二章  実は成功しているアベノミクス
第三章  マスコミ報道はなぜ嘘八百になるのか
第四章  数字を読めない左巻きの罪
ドナルド・トランプの話、タックス・ヘイブンの話。Brexitの話。増税の話。安保と沖縄の話。いろいろな話があって、とても盛り沢山な本だった。「へ~、そうなのか」と、教えてもらうことの多い本だった。ただ、何一つ、驚かされたことはない。書かれていることは、いずれも、ごく当たり前のことばかりなんだ。そういう箇所では、「そうだよね~、そうだよね~」ってつぶやきながら読んだ。

増税って言う点では、だいぶ、力が入ってる感じがした。財政再建至上主義だな、財務省のね。《財政再建されれば、国民生活が厳しくなろうが知ったこっちゃない》って、きっと財務省は、そう思ってるんだ。

経済を盛り立てなければならない時は減税。経済の過熱を収める必要がある時に増税。いずれ、増税が必要な時に、それを行えばいいなんて、当たり前だのクラッカー。

マスコミが質が悪いって話は面白かった。いつも、なぜか倫理的上位を我がものとして、読者や視聴者に対するマスコミ。そのマスコミがなんと、・・・ねえ。

たとえば新聞社。新聞社って株式会社だから、大株主の意向と相対化させることで会社運営はあるべき方向に導かれていく、・・・と思いきや。「日刊新聞紙法」ってのがあって、新聞社の株は譲渡制限があって、つまりオーナーが変わらない。だから、ガバナンスが効かない。朝日新聞や読売新聞が、いつまでたっても国民感情を理解せず、やりたい放題やってるのはそういう事情があったんだ。

だから、新聞人には、「株式を開放して、会社の風通しを良くしましょう」と語りかけましょう。いつまでも世の中に甘えてんじゃねーと。同様に、テレビ人には「電波を開放しろ」と、「競争入札で風通しを良くしよう」と。そんなこともできないで、偉そうに国民を啓蒙しようとしてるんじゃねーよと

そんなことも合わせて、とても真っ当なことが書かれた本でした。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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