めんどくせぇことばかり 『非筋肉トレーニング』 広瀬統一

『非筋肉トレーニング』 広瀬統一

30代の頃、山はやめたものの、股関節以外においては、強くありたいという気持ちに変わりなかった。できる範囲でランニングを続けた。怖いのは、山のなかで動けなくなることで、町にいるんなら、どこで動けなくなっても、命を落とすわけじゃない。だから走ったし、鍛えた。筋肉も大きくした。ダンベルも1kgから始まって15kgまで揃えて、ガンガン鍛えた。若い連中とベンチプレスを争った。山をやめたことの代償だった。

股関節の痛みがひどくなって、結局、走れなくなって、体を鍛えるという代償行為さえ、気力を失った。ダンベルも錆びつかせた。

もう一度、ダンベルを引っ張り出したのは、股関節の手術を受けてから。もう一度、身体を動かすことができるようになってから。でも、もう、かつてのように、身体を大きくする方向に鍛える気はない。もう一度、山を歩ける身体を作り直したい私としては、持てる力を効果的に発揮できるようになりたい。様々な事態に、機敏に反応できるようになりたい。

かつては、筋力を高めることを目的に購入した幾つかの本が、押し入れにある。しかし、今、必要なのは・・・



角川書店  ¥ 1,296

身体を「強くする」前に、身体を「上手に使うこと」が何より大切です
1章  身体を知る 筋肉トレーニングでは「鍛えられないこと」がある
2章  身体を使う 身体を「理に適える」から疲れにくい、ケガしない
3章  超回復 「すぐ復活する身体」をつくる考え方
4章  ストレッチ 神経を鍛えるための「発展トレーニング」


“非筋肉トレーニング”というふれこみ。たしかに特定の筋肉を大きくすることを目的にしてるわけじゃないけど、筋トレであることは変わりない。呼吸や姿勢に違いはあるが、基本的にはストレッチであり、腹筋であり、背筋であり・・・、トレーニングの内容としては筋トレに属するものだ。

ただ、周辺の神経に刺激を与えて活性化し、体中の筋肉を連動させて、上手に仕えるようにすることを目的にしているという点が違う。そうすることによって、“疲れにくい身体を作る”、“怪我をしない身体を作る”、“早く回復する身体を作る”。以上が私の目的だけど、この本は、“効果的に競技力を上げる”、“もっと練習で身体を追い込む”ことにも効果があるということだが、いい歳をこいている私は、そんなことまでは望んでいない。

実は、この本に紹介されているトレーニングは、やってみると簡単じゃない。いや、難しいことが求められているわけじゃないはずなのに、起動させる筋肉全体のなかでどこか弱いところがあると、それを補うために、無理な動きになってしまう。たとえば、ひざが内側に入ってしまったり、背中が曲がってしまったり、ひざがまっすぐ伸び切らなかったり・・・。つまり、楽な方に逃げてしまうわけだ。

まだ、この“非筋肉トレーニング”をはじめて間がない状態で、逃げずにトレーニングをこなすことにこだわってやっている。これが何も考えずにできるようになれば、その時には何か変化を実感できるかな。

しばらくは、トレーニング系は、こういう本を探してみたい。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































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