めんどくせぇことばかり 『「史記」で学ぶ 故事成語』 横山光輝

『「史記」で学ぶ 故事成語』 横山光輝

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横山光輝さんと言えば、何と言っても『鉄人28号』だ。なぜかって、・・・んんん、子供の頃に、それに接してるからだろうな。横山光輝さんと言えば、『鉄人28号』の人だった。それから、『伊賀の影丸』のことだった。『仮面の忍者 赤影』、『ジャイアント・ロボ』、『バビル2世』と、ずいぶんとお世話になってるんだなぁ。

高校受験の直後に、はじめて長編歴史小説に挑戦したのが吉川英治の『三国志』で、読み終わってから熱を出した。面白かったんだけど、消化しきれなかった。高校の時にもう一回読んだんだよね。それでようやく消化した。横山光輝さんの『三国志』は、いつだったかな。全巻、・・・60巻?・・・、読書クラブっていう本屋さんで立ち読みした。一回、消化してる内容だから、とても面白く読めた。

その後、歴史ものをずいぶん書かれましたよね。そのたびに、楽しませてもらいました。・・・立ち読みで・・・。

『史記』も描いておられたんですね。これは知りませんでした。『史記』は、読む前は、なんか敷居が高い気がしたんだけど、読んでみたら、面白いのなんのってね。いろいろな本で、時には、ダイジェスト版で繰り返し読んだから、この本に出てくるようなシーンは、頭に入っちゃったな。



小学館文庫  ¥ 756

「我、始皇帝に取って変わらん」項羽、志を果たせず烏江畔に散る
臥薪嘗胆
鶏鳴狗盗
完璧
奇貨居くべし
千金
焚書坑儒
背水の陣
四面楚歌
抜山蓋世


何と言っても、《臥薪嘗胆》かな。なんか、怖いじゃないですか。シナの話ってさ。《臥薪嘗胆》の話は、その前段の話ってわけじゃないけど、伍子胥の話が先にあるじゃないですか。楚の平王に恨みを抱く伍子胥は、呉に召し抱えられたのち、兵法の天才孫武とともに楚を攻め落とす。しかし、平王はすでに死んでいたので、墓を暴いて、その死体を300回鞭打って恨みをはらしたって話。・・・“死者に鞭打つ”って話。怖いですよね。

《臥薪嘗胆》も恨みをはらすって話だけど、ほら、日本では、この言葉が、三国干渉でシナから正当に譲り受けた遼東半島を変換しなければならなくなった時、それを軍事的脅威で押し付けたロシアに対して、この言葉を使ったじゃないですか。でも、どちらかっていうと、その意味は、“恨みをはらす”って言うよりも、“我慢をする”って方に重きがあるように感じる。

日本人が使うと、なんとなく、人間のどろどろした部分が薄まっちゃうんだよね。シナ人よりも日本人のほうが、中身が希薄なんだろうな。・・・“どろどろした”ということに関してだよ。《呉越同舟》もそうじゃないかな。“血で血を洗う宿敵同士”という部分より、“協力し合う”って部分に重きが置かれているように思う。

もう一つは、《抜山蓋世》。・・・というよりも、《垓下の歌》が好きなんだ。『史記」でも、『三国志』でもそうだけど、女が絡んでくるところね。シナの話で女が絡んでくる部分って、独特の艶めかしさがありますよね。どうも、文才のない私には、言葉で言い表すことができないけど。
力は山を抜き気は世を蓋う
時に利あらず騅ゆかず
騅のゆかざるをいかにすべき
虞や虞や汝をいかにせん

やっぱり、この“項羽と劉邦”の物語に関しては、圧倒的に項羽のほうがヒーローだよね。




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こんにちは。いつも樂しく拜見させて戴いてをります。

この本、面白さうですね。讀んでみたいと思ひました。教えて戴きましてありがたうございます。
太平記を讀みますと「会稽の恥を漱ぐ」と言ふことが何度も出て來たりしてゐますので、支那の故事は我が國にすつかり馴染んでをりますよね。

橘右近大夫 さま

コメントありがとうございます。

シナの古典については、間違いなくシナの人々よりも日本人のほうが詳しいでしょうね。そうそう、シナとの揉め事は、四文字熟語で勝負することにしてはどうでしょうね。

ありがとうございました



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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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