めんどくせぇことばかり 『トレッキング実践学』 髙橋庄太郎

『トレッキング実践学』 髙橋庄太郎

二十数年ぶりに山に登り始めたもんで、山登りの様子も、若いころとはずいぶん変わっているようだ。私はもともと、シンプルな登山者だったので、登れればそれだけで、あまり文句はないんだけどね。ただ、実際には、還暦寸前の、いい年寄りだからね。過去に経験があるだけ、たちが悪いといわれる、直球ど真ん中。

私が高校に入り、家族の反対を押し切って山岳部に入るとき、祖母が言ってた。「遭難するんなら、わかりやすく死ぬんだで」って。ひでぇことを言うでしょう。でも、遭難したら、捜索で身上がつぶれるって言いましたからね。

そこまでいかないまでも、若気の至りなら勘弁してもらえても、年寄りの冷や水はみっともない。自己責任は当然としても、しっかり勉強し直して、・・・。ということで、ちょっと前の本なんだけど、“この人の書いたものなら”と思って購入しました。

驚いたのは、装備の改良が進んだことですね。なかでも軽量化はすごい。ザック一つとっても、荷物云々の前に、ザックそのものが重かったもんね。しかも、背負ってみたら、本当、いろいろ工夫されていて、まあ、パッキング技術が不必要ってわけじゃないけど、かなりの部分補ってくれてるよね。

素晴らしい世の中になったもんだ。・・・でも、山に登るのは、生身の体だけどね。


『トレッキング実践学』    髙橋庄太郎

枻出版社  ¥ 1,512

トレッキングは一種の趣味レーションゲーム 里山から秘境まで、山は最高の遊び場だ
第1章  計画の立て方
第2章  山の「荷」
第3章  山の「衣」
第4章  山の「食」
第5章  山の「住」  
第6章  小物のそろえ方
第7章  歩行術
第8章  生活術
第9章  危機管理術
第10章  ローインパクトとルールとマナー
第11章  トレッキング上級者への道
「じっくり読みました」っていうか、日々、手元に置いて、ながめています。“山に登る”ってこと自体、何にも変わっていないと思う。でも、装備は便利になったね。お金さえ出せば、山でもとても快適な思いができるようになってるね。昔もそうだったのかもしれないけど、そういったところは、私の目に入ってこなかった。私は“山岳部出”なので、いかにお金をかけないで山に登るかが勝負どころみたいなところがあったからね。結局、高校の時は、山行の半分近くがバイト込みみたいなところがあって、大学に入ってからもその傾向が続いた。

全然、後悔はしていないけど、“楽しむ”ってことを大前提とした山行。山を楽しむためにどうするかって発想から成り立ったのが、今の“山に登る”ってことなんだね。

還暦が近い私としても、だからこそ、そういった立ち位置で、“山に登る”ってことを考えていくべきだ。

私の持ってるテントは、だから30年前のさかいやオリジナルで、8人用。ほとんどベースキャンプみたいなものを背負って縦走してたんだからね。とにかく早出、早歩きで、テント場に先駆けないと、尾根筋ではすぐ張れなくなっちゃうからね。人数が少なくても、大は小を兼ねるくらいの考えで大きなスペースを独占するんだから迷惑な話だ。

この本では、そんな巨大テント一つも紹介してない。1~2人用の軽量テントばっかり。一緒に山に行っても、“テントは別”っていうのも、新しい考えだよね。それはそれで、快適だろう。なにも同じテントで、無理に不快を共有する必要はない。

さかいやオリジナルはそれとして、私も小さいテントを手に入れよう。
この間登った、埼玉は毛呂山町の山。地図
まずは、毛呂駅近くのパーキングに車を入れて、桂木峠まで登る。せっかくだから、峠まで行く。少し戻って車道を進み、名公山の尾根筋を下るルート。
P2250004.jpgP2250005.jpgP2250006.jpg
毛呂山の町も、奥の方に行くと桃源郷
の面持ち
桂木峠に向け、桂木川沿いに“ゆずの
散歩道”という小道がある
少女像も、日本大使館前のものとは
段違い。おぞましさはかけらもない
この山は、《奥武蔵登山詳細図》で見つけた。道標なし、熟達者向けコースで、熟達者向けといっても、山自体小さいし、道を失っても、必ずどこかに出られるところだからね。
P2250010.jpg P2250011.jpg P2250012.jpg
桂木峠の車道から。きっとあれが
名公山
とりつきは、完全に林道。結果と
しては、電信柱の後ろから尾根に
上がるべきか
こんな、心細い道。
中の写真の奥では、製材場が作ってあって、木こりのおじさんがお茶を飲んでた。名公山への道を聞くと、すぐに教えてくれた。途中右手に下る道があるとも教えてくれた。右手に下る道は“詳細図”にも出てない道で、途中、確かに存在した。
P2250013.jpg P2250014.jpg P2250018.jpg
細いながらも、道は続く終点間近で、ついに道を失う。が、
無理やり進むと結果オーライ
下ってきた、きっとあれば名公山

ちょうど、下ったあたりに、《おたか》っていううどん屋があって、ゆずうどんで有名。休みの日には大賑わい。ここのうどんはおいしいよ。




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はしびろこう・ウナ さま

コメントありがとうございます。
60歳定年で、年金支給が64歳から。4年間どうしよう。もう働きたくないし、山に行くにも金が必要だし、蓄えはないし・・・。

ありがとうございました



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「歴史修正主義」とは、戦前の日独をことさら評価する史観ではない。
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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