めんどくせぇことばかり 『日本人への遺言』 渡部昇一 日下公人

『日本人への遺言』 渡部昇一 日下公人

小学生の時に、祖母に言われた。「**(私の名前)、おばあちゃんの遺言だと思って聞きな。朝、大根おろしを食え。辛くっても、無理でも食え。長生きするから」

秩父で作ってた大根は丸大根で、その大根おろしはとてつもなく辛かった。しょうゆをかけても、まだまだ辛い。泣きながら食った。私が10歳ころの話だ。大根おろしを食っていた祖母は、私が30を過ぎるまで長生きした。遺言の保留状態は、20年以上続いた。

もちろん明治の生まれ。村の水利に尽力した祖父が偽証を受けて県警の捜査を受けたときは、幼かった私の父と伯母の手を引いて県庁に乗り込み、偽証相手をねじ伏せたという豪傑で、それが長生きしたもんだから、私の母は苦労した。祖母を見送ってから、ほんの数年で母が旅立つありさまだった。

思い起こせば明治の祖父母、昭和3年生まれの父母ともに、たいへん日本人らしい人たちだった。とにかくよく働いたしね。

さて、この本。2016年2月第1刷だから、ほぼ1年前のもの。知らないでいたら、最近、PART2が出たみたいで、PART2のおかげでPART1を読むことができました。もちろん、PART2も、この後、読みます。

『日本人への遺言』 渡部昇一 日下公人

徳間書店  ¥ 1,404

「命ある限り言い続ける」移民・核・反原発・ユネスコ・従軍慰安婦
第一章  断言する。従軍慰安婦など存在しない
第二章  お人好し日本人が目覚めたナショナリズム
第三章  国の安全はこうして守れ!
第四章  消費税を10パーセントにしたらアベノミクスは潰れる!
第五章  日本国憲法は無効だ
第六章  これからは「直感」の時代になる
第七章  われわれは提言する

歯に衣着せぬ物言いに、お二人のことを、その意見とは無関係に“老害”などとののしる向きもある。特に渡部さんは朝日新聞と戦い続けてきた。私の周りにも学歴の高い人が多いんだけど、とかく朝日びいき。渡部さんに関してだって、その意見を問題にするところまでいかないんだ。「朝日新聞にさからってる奴」で終わりですからね。朝日がいかさまを認めたって、その辺は何も変わりゃあしない。

いつんなったら目を覚ますんだろうって、・・・おそらく目は覚めない。この段階で、まだシナだの、北朝鮮だの、韓国だの、ロシアだの、アメリカだのを見ていても、目が覚めないんなら、・・・もう覚めることはないだろう。

《最悪の事態》っていうのを考えることがないんだろうか。それとも、考えることはあっても、その事態は、私なんかが思う事態とは正反対だったりするんだろうか。

同じように日本を憂い、期待もしておられるんだけど、意見が衝突する部分もあった。それだけに面白かった。

安倍首相に期待してらっしゃるところは共通してた。期待の度合いは渡部さんの方が強いようだ。私は、お二人の思い入れが強すぎるように思う。どんなに優れていても、人間は必ず油断する。慢心する。権力は腐敗する。だから焦ってしまう。早くやるべきことに決着をつけてほしい。

お二人の提言。渡部さんは「移民を入れすぎるな」という。大賛成。日本に移民しなくても済むように、相手国の経済発展を促し、それを日本の利益につなげてほしい。特にシナ人。トランプが“壁”なら、日本は“掘り”でどうだ。日下さんは「働け」という。働き方改革が進められるが、問題は時間とかじゃないんだよな。質っていうか。仕事を通じて、自分を生かしたいんだよね。日下さんは、当然、それを前提に行ってるんだろうな。仕事は、本来、日本人にとって自己実現の場なんだよね。

さあ、PART2では、どんな提言が読めるんだろう。

さて、できれば、この人たちの遺言も、もちろん読むには読んだし、定言も生かしてほしいと思うけど、“遺言”っていうことでは、しばらくは保留状態ということにしておいてもらいたい。まだまだ、渡部昇一さんも日下公人さんも、生きて発言してほしい。その意見を聞きたい。・・・とは言っても、お二人とも昭和5年生まれ。昭和3年生まれの父が亡くなってから、まもなく10年。あんまり、わがままも言えないか。お二人とも、朝食の時に、大根おろしを小皿一杯食べてね。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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