めんどくせぇことばかり プーチン(覚書)『世界一わかりやすい地政学の本』 倉山満

プーチン(覚書)『世界一わかりやすい地政学の本』 倉山満

ウクライナという国名は、“クライナ”が「辺境」で、“ウ”が「ど」、合わせて「ど辺境」だって。ロシア人がそう読んだんだろうけど、ロシア人から見てそう見えるっていうんだから、すごいね。そかも、それが国名であり、民族名だっていうんだからね。でもロシア人から見れば、“ロシアの一部”ってことなんだな。

ベラルーシにも言及してて、“ベラ”が「白」で、“ルーシ”は「ロシア」、合わせて「白ロシア」。ということで、これもロシアの一部。ただし、ベラルーシは湿地帯で、モンゴル人に、見向きされなかったらしいね。ロシアはみんなやられちゃったのに、ベラルーシの人間は「白人のまま」って言う意味だって読んだことがある。

まったく、国名一つとっても、ただ事じゃないね。ともかく、プーチンにしてみれば、ここまでは“確かなロシア”。

それから、以前の、ロシア人みたいな“グルジア”って名前で呼ばれるのが嫌で、アメリカ人みたいな名前で呼ばれるようになったジョージアはじめ、旧ソ連。その周辺の旧衛星国家である東ヨーロッパ。

つまり、プーチンの頭には、ソ連時代の世界観が、そのまま入ってると言うんです。


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地政学は学問というより技術 これをわからずして世界の動きは読めない
第一章  江戸時代の日本と世界の地政学
第二章  地政学を使いこなした大日本帝国
第三章  マヌケと妄想の第一次世界大戦
第四章  悪夢と破滅の第二次世界大戦
第五章  冷戦ー変わり映えしない世界
第六章  プーチンの地政学

チャイナとの間には上海協力機構という軍事同盟があって、アメリカを睨んで連携している。そのチャイナに、最近、韓国が自ら冊封国にしてもらったって書いてある。だけど、この本が書かれたあとアメリカに怒られて立場を変えて、そしたら今度はチャイナに脅しをかけられている。プーチンとすれば、まあ、朝鮮半島までは手の内ってことにしておきたいだろうけど、韓国にしろ、北にしろ、・・・ね。半島っていうのは、関わるものを振り回すよね。

インドは、ずっと、ソ連と中が良くて、・・・その理由が面白い。インドはパキスタンの逆を取るという。パキスタンもまた同じ。けっこう、そんなことで、世界は回ってるのか。

さて、中東の騒がしさは、増すばかりの状況。その中東は、ロシアの手の及ばない範囲なんだそうだ。唯一の例外がシリア。シリアは地中海に面しているしね。アラブじゃなければ、イランとも反米で一致している。たしかにそうなんだけど、イランも、トルコ同様、ロシアには、ものすごくたくさん掠め取られているでしょ。つながりは、反米だけでしょ。

中東の混乱は、原油価格を高騰させるので、ロシアにしてみれば歓迎ということね。シリアにあそこまで深入りするのも、それが理由かな。でも、産油国と話をつけて、減産に協力してるんじゃないの。

・・・最後まで読んだところで、「ガスプロムの利益はプーチンの利益である。その一方で、ガスプロムの利益に反するようなことをやったら、プーチンとて即座に暗殺されるでしょう」だって。

プーチンと安倍首相の関係から、北方領土問題の解決に期待するなんて、ありえないことだけはよくわかりました。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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