『男子ガッツリ元気弁当』 牧野直子
これを書いた牧野直子さんは、管理栄養士で料理研究家。写真を見たら、《きょうの料理》でも見たことのある人だ。その牧野さんが、実際に、自分のお子さんのために工夫してきたレシピの数々。
私は、今、弁当を作る状況にはないので、この本を、その本来の趣旨に沿って購入したわけではない。ただ、弁当のご飯っていうのは、いろいろな工夫が詰まってるから、それこそいろいろなところで参考になる。
最近の私は、自分で考えても、変わった。手術を受けて、痛みがなくなって、歩けるようになった。現象的には、それだけのことなのだ。だけど、ずいぶんと長い間、私の心は萎縮していたようで、今は、いろいろなことがやりたくて仕方がない。
これまで、昼飯は、連れ合いにおむすびを作ってもらっていた。今も、基本的に変わりないんだけど、職場に鍋や食器を揃えて、学校で色々と作るき満タン。・・・そんなこと言っても、まだまだインスタントラーメンとかけるだけのカレー止まりなんだけど。でも、この本の冒頭で紹介されている《黒酢酢豚弁当》に触発されて、“酢豚もどき”を作って食べた。
弁当のレシピだから、前の晩に仕込んでおいて、朝は時間を書けずにつくる工夫をしてあるでしょ。前の晩に仕込むって言ったって、野菜を切って、肉に塩コショウして片栗粉をまぶし、タレの準備をするだけ。それを、朝、家でやって、それぞれを小さなタッパに入れて職場に持っていき、・・・簡単じゃん。

《弁当の黄金比》というのがあるそうで、《主食:主菜:副菜=2:1:1》なんだそうです。そう思って、最初から見直してみると、たしかに。ごはん室とおかず室は1対1。スゲー❢
だってさ、私は中学校・高校の6年間、母の作った弁当を食っていたけど、とにかく腹が減ってたんで、アルマイトの弁当箱に、メシを目一杯詰めてもらった。その上におかず乗っけて、ふたを載せて、上からぎゅうぎゅう押してね。新聞紙で包んでね。
この間、橋本治さんの『たとえ世界た終わってもその先を生きる君たちへ』って本を読んだけど、貧乏だった日本が、少しずつ豊かになってくる時代だった。小学校の頃は、脱脂粉乳を飲んでたからな。
だから、《主食:主菜:副菜=2:1:1》は、スゲーよ。
そんなことはともかく、主菜はやっぱりガッツリ系ね。だけど、「肉を食わせておけばいい」っていうのじゃなくて、《ブリの竜田揚げ弁当》、《イワシの蒲焼弁当》、《鰆の味噌ヨーグルト焼き弁当》なんかも揃ってて、準備だけしておけば、なんにも心配ない。副菜の野菜は作り置きでつめるだけ。これも参考になる。変わり種は《やきそば弁当》、・・・自由だな。
私なんか何の事はない。マルシンハンバーグを焼いて、ぎゅうぎゅう詰めのメシの上に乗せてもらえば、それだけで大満足だったんだから。・・・やっぱり、“その先を生きる”若いもんには、《主食:主菜:副菜=2:1:1》の黄金比が必要だな。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
私は、今、弁当を作る状況にはないので、この本を、その本来の趣旨に沿って購入したわけではない。ただ、弁当のご飯っていうのは、いろいろな工夫が詰まってるから、それこそいろいろなところで参考になる。
最近の私は、自分で考えても、変わった。手術を受けて、痛みがなくなって、歩けるようになった。現象的には、それだけのことなのだ。だけど、ずいぶんと長い間、私の心は萎縮していたようで、今は、いろいろなことがやりたくて仕方がない。
これまで、昼飯は、連れ合いにおむすびを作ってもらっていた。今も、基本的に変わりないんだけど、職場に鍋や食器を揃えて、学校で色々と作るき満タン。・・・そんなこと言っても、まだまだインスタントラーメンとかけるだけのカレー止まりなんだけど。でも、この本の冒頭で紹介されている《黒酢酢豚弁当》に触発されて、“酢豚もどき”を作って食べた。
弁当のレシピだから、前の晩に仕込んでおいて、朝は時間を書けずにつくる工夫をしてあるでしょ。前の晩に仕込むって言ったって、野菜を切って、肉に塩コショウして片栗粉をまぶし、タレの準備をするだけ。それを、朝、家でやって、それぞれを小さなタッパに入れて職場に持っていき、・・・簡単じゃん。
『男子ガッツリ元気弁当』 牧野直子 大和書房 ¥ 1,404 腹ペコ男子がよろこぶ、まんぷく弁当の秘訣とレシピ・・・たしかにうまそう |
|
だってさ、私は中学校・高校の6年間、母の作った弁当を食っていたけど、とにかく腹が減ってたんで、アルマイトの弁当箱に、メシを目一杯詰めてもらった。その上におかず乗っけて、ふたを載せて、上からぎゅうぎゅう押してね。新聞紙で包んでね。
この間、橋本治さんの『たとえ世界た終わってもその先を生きる君たちへ』って本を読んだけど、貧乏だった日本が、少しずつ豊かになってくる時代だった。小学校の頃は、脱脂粉乳を飲んでたからな。
だから、《主食:主菜:副菜=2:1:1》は、スゲーよ。
そんなことはともかく、主菜はやっぱりガッツリ系ね。だけど、「肉を食わせておけばいい」っていうのじゃなくて、《ブリの竜田揚げ弁当》、《イワシの蒲焼弁当》、《鰆の味噌ヨーグルト焼き弁当》なんかも揃ってて、準備だけしておけば、なんにも心配ない。副菜の野菜は作り置きでつめるだけ。これも参考になる。変わり種は《やきそば弁当》、・・・自由だな。
私なんか何の事はない。マルシンハンバーグを焼いて、ぎゅうぎゅう詰めのメシの上に乗せてもらえば、それだけで大満足だったんだから。・・・やっぱり、“その先を生きる”若いもんには、《主食:主菜:副菜=2:1:1》の黄金比が必要だな。


- 関連記事
-
- 『厳選!ご飯・丼ものレシピ』 クックパッド (2017/05/12)
- 『のっけごはん』 ごはんのとも研究会 (2017/05/09)
- 『男子ガッツリ元気弁当』 牧野直子 (2017/04/14)
- 『こうじ甘酒レシピ』 伏木暢顕 (2017/04/04)
- 『生のまま冷凍 凍ったまま調理』 金丸絵里加 (2017/03/22)