めんどくせぇことばかり サラエボ事件(覚書)『世界一わかりやすい地政学の本』 倉山満

サラエボ事件(覚書)『世界一わかりやすい地政学の本』 倉山満

現代の国際関係のもとになったウェストファリア条約。これで三十年戦争が終わる。三十年戦争はボヘミアのプロテスタントがカトリックのハプスブルク家に対して起こした反乱に始まる宗教戦争。それにスウェーデン・デンマーク・オランダ・スペインとかが、それぞれの宗教的立場で参加して、シッチャカメッチャカ。しばらくは中立を保っていたフランスまでが、あとから参加してくる。・・・しかも、カトリック国家のくせに、同じカトリックのハプスブルク家をやっつけようと、プロテスタント側に味方して。これで、ハプスブルクの負けで、1648年に戦争は終わるんだけど、馬鹿馬鹿しいから宗教戦争なんてやらなくなる。

この時、日本の立場は? そう、オランダに好意的な、武装中立。

続いて、七年戦争。この頃の五大国は、グレートブリテンとなったイギリス、フランス、ハプスブルク家のオーストリア、新興国プロイセンに、ヨーロッパ国家として認知されるようになったロシア。七年戦争は、ヨーロッパではプロイセン対フランス・オーストリア・ロシアの戦い。だけど、同時に、世界では、イギリスがフランスの植民地に襲いかかっていた。北米における、フレンチ・インディアン戦争と、インドにおけるプラッシーの戦いだな。

この時、日本の立場は、いずれ来る、列強の世界進出に侵略される日を待つ立場。七年戦争の終了は1763年。三十年戦争からの100年間、停滞し続けた日本の軍事力は、欧米にまったく抵抗できない状況になったたんだな。

鎖国っていうのは、東アジアに進出してきたカトリックに対して取られた措置だったんだな。・・・えっ?イギリス?イギリスは、オランダに負けて、東アジアから排除されただけ。・・・アンボイナ事件だな。


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地政学は学問というより技術 これをわからずして世界の動きは読めない
第一章  江戸時代の日本と世界の地政学
第二章  地政学を使いこなした大日本帝国
第三章  マヌケと妄想の第一次世界大戦
第四章  悪夢と破滅の第二次世界大戦
第五章  冷戦ー変わり映えしない世界
第六章  プーチンの地政学

第一次世界大戦は、セルビアのテロリストが、サラエボでオーストリア皇太子夫妻を殺害したことが発端。オーストリアがセルビアに宣戦布告するのはわかる。だけど、セルビアの親分のロシアがしゃしゃり出て、三国同盟からドイツがオーストリアの側で参戦。イタリアは裏切って、オーストリアに宣戦布告。三国協商からはイギリス、フランスがロシア側で参戦。イギリスとの同盟から日本まで参戦。最後はアメリカもやってくる。

セルビアのテロリストが、サラエボでオーストリア皇太子夫妻を殺害したことが、こんなことになっちゃった。

そう言えば、この間、シリアにおける空爆でサリンが使われ、民間人が多数殺された。呼吸困難になった民間人が呼吸困難になっている映像が紹介された。なかには多くの子どもたちが含まれていた。見てられなかった。

トランプの決断により、アメリカがシリアの空軍基地に、トマホークを50発以上打ち込んだ。世界は、トランプの決断を支持する国と、非難する国に分かれた。支持するのは、日本やヨーロッパ諸国。非難するのは、シリアはもちろん、ロシア、イラン、北朝鮮。チャイナは微妙。世界は一気にきな臭くなった。

アサドにも、プーチンにも、虫酸が走る。ただ、二人とも、アメリカを非難するものの、静かにするだろう。だけど、気になるのは北朝鮮だ。セルビアと同じ、半島国家だってことが、どうにも気になる。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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