めんどくせぇことばかり 『のっけごはん』 ごはんのとも研究会

『のっけごはん』 ごはんのとも研究会

さすがに、もう私もいい歳ですから、ご飯茶碗に顔を突っ込んで、ひたすら箸を動かしてご飯をかっこむように食べるなんてことは、もうない。・・・いや、ある。ご飯に、アレをのっけた時、私はわれを忘れ、どうやら無意識な数分間を過ごす。そして、自分を取り戻した時、私の前に、飯粒一つ残さないご飯茶碗が置かれているのだ。

子供の頃から、たかが“メシ”に我を失うことがある。だいたい、いつも腹をすかせていたし、叔父叔母を含め、家族も多かった。しかも、男三人兄弟の末っ子だから、家族で一番の“チビ”って状態が高校卒業とともに家を出るまで続いた。家族はみんな私を大事にしてくれたが、こと食い物に関しては別。油断をすれば、ご飯をよそった茶碗を抱えたまま、何一つおかずのない食卓を前にボーゼンとすることもあった。私にとって“いい人”とは、私に食い物をくれる人のことだった。

この本は、下に名前のある、主に料理に関係する仕事をしている人たちが、ご自慢の“のっけごはん”数点を紹介するかたちで編纂されている。そのため、内容の似かよったものもある。中でも多いのが《たまご》。これは、・・・分かるよねぇ。


『のっけごはん』    ごはんのとも研究会

宝島社  ¥ 700

ごはんにのっけるだけでおいしいおかずと、その組み合わせを日々探求し続ける“ごはんのとも研究会”
料理研究家 大庭英子
料理愛好家 平野レミ
料理研究家 枝元なほみ
料理家    飛田和緒
料理家    重信初江
料理家    井原裕子
料理家    広沢京子
料理家    井澤由美子
料理研究家 きじまりゅうた
料理家/フードコーディネーター SHIORI
食育インストラクター 和田明日香
食コーディネーター ツレヅレハナコ
フード・ケータリング MOMOE
料理研究家 冨田ただすけ
パクチー料理研究家/管理栄養士 エダジュン
インスタグラマー tami
フードコーディネーター こころのたね。yasuyo
インスタグラマーheavydrinker
漫画家 たな
DJ/プロデューサー 田中知之
クリエイブディレクター 梶原由景
インスタグラマー みわこ
まだまだある!おすすめ「のっけごはん」



私が子どもの頃、家で鶏を飼っていた。10羽くらいだけだから、朝、近所の人が買いに来るくらいで、残りは家族で食った。アロから考えれば、とてもありがたいことだった。卵を産まなくなった鶏をつぶして食うことがあったが、あれも思い出深い。

鶏を飼っていたのは祖父で、祖父の具合が悪くなると、順につぶして食って、それで終わりにした。中学に入る頃だ。以降、卵は買って食べることになるが、当時はまだ流通が悪く、とてもなまで食える代物ではなかった。次に私が生でたまごを食べるのは、20歳を過ぎてからだったと思う。1970年台を通じて、飛躍的に流通が発達した結果だろう。

たまごかけご飯は、一時期、食べられない期間があったせいか、一層、思い入れが強い。あとは、バター埋めご飯、ねぎみそご飯、納豆ご飯、ソーライス。大人になってからの“のっけごはん”を混ぜるなら、納豆腐どんぶり、湯豆腐どんぶりなんてところかな。

そうそう、そこに割って入る“のっけごはん”があるとは考えていない。この本には、そんな秀逸な“のっけごはん”が一つでもあれば見っけものと思って購入した。しかし、大半は、バリエーションのうちなのだ。

正直に言う。研究会には悪いんだけど、新たなラインナップは見つからなかった。考えてみれば、そう簡単に見つかるはずはないのだ。結局は、勝負はバリエーションになる。バリエーションの自由さには感嘆させられるものがあった。その意味で価値のある本だった。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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