めんどくせぇことばかり 『渡部昇一の少年日本史』

『渡部昇一の少年日本史』

ヒストリーは、ストーリー。歴史は、物語である。それを教えてくれたのは、渡部昇一さんでした。そして、語られるのは人です。法や制度ではありません。人だけが、感動を呼べるのであり、人こそが、歴史を虹として見せてくれる。

第一章から第六章までの93項目、それにコラムを加えると、ちょうど100項目の歴史が語られている。そのいずれもが、上記のような、日本人の物語。日本人が、自分たちだけの“虹”としてあおぎみる歴史です。

あとがきで、ご本人が言うように、『少年日本史』は、渡部昇一さんの遺言になってしまいました。今でこそ、理解者は増えましたが、ちょうど朝日新聞を相手に大げんかしている頃は、まさに孤軍奮闘で、厳しい時代の灯台の役割を果たされました。


致知出版社  ¥ 2,160

日本人にしか見えない虹を見る 高校生からも感動の声、続々
序章  日本人にしか見えない虹を見る
第一章  神話と歴史が地続きになっている国【神代・古代】
第二章  遠い祖先たちが生きていた古代日本の姿【古代】
第三章  武士政権の誕生と荒ぶる天皇の逆襲【中世】
第四章  信長・秀吉・家康の時代から江戸幕府の興亡へ【近世】
第五章  新しい日本の創生と欧米列強の圧力【近代】
第六章  日本の底力を見せた戦後の復興【現代】
コラム


私の父母は、どちらも昭和3年生まれです。渡部さんよりも二つ年上ですね。でも、もうだいぶ前に亡くなりました。母は22年前、父が亡くなったのも、すでに11年も前のことになりました。母の時はそう思わなかったのですが、父が亡くなってから、同じような年恰好の人を見ると、時々、その人に、父の姿を重ねていることがありました。

母の時にそういうことがなかったのは、おそらく、まだ父がいたからだと思います。

ただ、同じ年恰好ならだれでもというわけではありません。父は、家の中では不愛想な人でしたが、外ではいろいろと周囲に気遣いをする人でした。それでいて、こうと決めたことは、どうでも曲げない頑固おやじでした。どうも私が父の姿を重ね合わせている人は、私が“きっとそうだ”と思っている人なのです。

たとえば、渡部さん。そらから、畏れ多くも今上天皇陛下。

ただの、私の、手前勝手な思い入れです。・・・でも、父の姿を重ね合わせられる方が、少なくなってきてしまいました。陛下のご健勝をお祈りいたします。

いま、私の心にある渡部昇一さんは、少年の姿をしています。そう、まだアメリカとの戦争が始まるよりも前でしょうか。そんなころの渡部少年が、空一杯にかかったでっかい虹の上を、小躍りするように駆けている姿が、私には見えるのです。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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