めんどくせぇことばかり 『首都圏近郊:出雲系神社探索ガイド』 出川通
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『首都圏近郊:出雲系神社探索ガイド』 出川通

大国主系
神田明神、久伊豆神社、子神社、大国・国玉神社、金毘羅・金刀比羅神社、温泉神社、三輪・美和神社、大神神社、御岳・大嶽神社、出雲大社分社、杉山神社、杵築神社
事代主系
今宮神社、恵比寿神社
建御名方系
諏訪神社
スサノオ系
氷川神社、須賀・蘇我・曽我神社、八雲神社、磐井・岩井・祝神社、八坂神社、嶋神社、熊野神社、八重垣神社、子安神社

出雲系を国津神系と考えれば、その信仰の対象は山川草木であり、木火土金水ということですよね。仏教が入ってきて、それに合わせて神道と呼ばれ、お寺が建てられて、それに合わせて神社が建てられる。だから本来、本殿、拝殿はあと付けで、今でも本殿を持たない神社も少なくない。

私の地元、埼玉県の金鑚神社にも拝殿はあるが、本殿がない。ご神体は、拝殿の奥にある御室ヶ獄そのもの。ここに行くと、ご神体の御室ヶ獄山中を歩くことができる。一人がいい。一人でないと、いろいろな音が聞こえてこない。いろいろな気配が感じられない。

これが古くからの、日本の信仰なんだな。肌身にしっくり来る。

金鑚神社みたいに、古代の信仰を残したところは少ないだろ。だけど、出雲系の神社なら、基本的に、山川草木、木火土金水に無関心であるはずがない。本殿の横や裏にある、摂社、末社、塚、ご神木にも、進んで何かを感じよう。・・・これはこの本の受け売りです。


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なぜ東日本に「出雲系」の神々が、これほどたくさん鎮座しているのか。由来を探りながらの歴史散歩
第1章  出雲の神々は東国に多数鎮座する
第2章  関東・首都圏の出雲系神社の概要
第3章  首都圏における各県別出雲系の主要神社紹介
第4章  関東圏における出雲系主要神社
第5章  関東に近い中部圏の出雲系神々の一部の神社紹介
コラム  大国主命の凄さ 神々のルーツと神社の成り立ち 他

武蔵国の主要神社は出雲系が独占している状態なのだそうです。スサノオ系神社が氷川神社を中心に二六〇社と言うからずいぶんありますね。首都圏で一番多いのが千葉県の四〇四社で、それには熊野系も多く入っていて、実質的にはさいたまが一番多いと行っていい状態だそうです。その他の出雲系は上に書いたとおりで、それに対して天津神系のアマテラスを祀っている神社は八四社、フツヌシを祀っている香取神社系が七二社だそうです。

私の故郷の秩父神社は、たしか思兼命を祀っていたはず。だとすると、天津神系ということか?・・・子供の頃から聞かされたいろいろな話を思うと、ちょっと素直に受け止められないところがあるが・・・。

HPを見せてもらったら、最初の国造になった知知夫彦が祖先の思兼を祀ったが始まりで、加えて、知知夫彦、天御中主、秩父宮雍人親王、合わせて四柱が祀られているということ。

さっき少し頭にあった“子どものころから聞かされていた話”の一つは妙見様の信仰なんだけど、それは中世に入って秩父に力を張った秩父平氏の持ち込んで習合したものだという。

やはり、天津神系の神社なのかと思ったら、さらに古層に龍神信仰があると言う話が書かれている。だとすれば、それは武甲山の神様で、そこに山川草木、木火土金水を対象とした信仰を見ることができる。地元の人間としては、その方がはるかにしっくりくる。

春に里の田畑にお招きした龍神を、初冬に山にお送りするという古層の信仰に、妙見様の信仰が習合して、その日、龍神と妙見様は、年に一度の逢瀬をかわすという伝説を作り出した。妙見信仰に重なるのは、思兼よりも龍神の方がしっくりくる。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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