めんどくせぇことばかり 《忖度》『勇敢な日本経済論』髙橋洋一×ぐっちーさん

《忖度》『勇敢な日本経済論』髙橋洋一×ぐっちーさん

どうも、文科省が絡んだ一連の騒動は、忖度だの、癒着だのと言った、簡単な問題ではないようだ。野党やマスコミ、それから何とか安倍内閣を引きずり下ろしたいグループは、問題を分かりやすく矮小化して、何とか蟻の一穴を狙うつもりのようだ。たしかにこの問題、政権側にしても難しいところがある。どんなに説明しようとしても、どうしたって言い訳にしか聞こえないからね。

髙橋洋一さんの評価では、アベノミクスはいまだはっきりした評価を出せる段階ではないという。三本の矢のうち金融政策は合格、財政政策は消費税率を8%に引き上げた時点で落第という評価なんだけど、全体の評価を決めるのが成長戦略の是非ということになる。

成長戦略なんて、長い混乱を経験した社会ならともなく、ここまで成熟した日本においては、政府主導で動けば逆に邪魔になるのが関の山。民間が動いて道を作り、後押しが必要なら政府が動くのがせいぜい。

あとは、規制緩和と民営化だ。・・・ということで、忖度だ、癒着だという、一連の騒動が出てくる。

規制緩和に関しては、案件は数限りなくある。髙橋さんによれば、どれが当たるかなんて、事前に検討がつく問題じゃないんだそうだ。だから、片っ端からやるしかないと。ところが、必ず反対勢力が立ちはだかる。それも、規制をかけてる側からはもちろん、かけられてる業者側でも、規制の内側にいる連中の抵抗が一番強いという。

ほ~らね。“忖度騒動”と、少しずつ、つながってきたでしょう。

『勇敢な日本経済論』   髙橋洋一×ぐっちーさん

講談社現代新書  ¥ 864

3時間読むだけで、これからのお金のことがスッキリ見えてくる自己防衛の人生指南書
第1章  「トランプはバカじゃないからこう付き合え」
第2章  「円安が国益か、円高が国益か」
第3章  「財政再建はもう終わっている」
第4章  「アベノミクスをどう評価するか」
第5章  「規制緩和はなぜ進まないか」
第6章  「地方活性化になにが必要か」
第7章  「少子高齢化はチャンスだ」

抵抗が激しいことは、この“忖度騒動”をみればよくわかる。数限りなくある“規制”のなにを“緩和”していこうかってときに、身の回りから探していかなきゃならないのは当たり前のこと。どこに話が眠っているかわからないんだから、政権周辺や、政党周辺から話が出てくることは、今後も起こるはずだ。

まずいことに、この“忖度騒動”、まったく規制緩和の問題として取り扱われていない。菅官房長官がそういう話を持ち出したけど、反安倍の大合唱の前に、かき消されてしまった格好だ。これが規制緩和の問題としてきちんととらえられるようになれば、流れは大きく変わるはず。それでも、規制緩和そのものに反対する勢力は必ずある。

世間の人ってのは、みんななにがしかの形で“規制”の壁に阻まれて悔しい思いをし、方や、“規制”の枠の中で守られることの恩恵を受けていたりする。どこかで規制緩和を求め、どこかで規制を求めるってのが世間の人のあり方ってやつだ。だから、どういう情報を与えられるかによって、規制緩和を求める側にも回るし、規制を求める側にも回る。

なにが必要な規制で、なにが無駄で邪魔でしかない規制か。正確な情報が与えられれば、おそらく日本人なら、冷静に判断できる。問題はそれを恣意的に妨害する勢力があると言うことだな。

たしかに、“騒動”と呼べるほどにごたごたしているが、「片っ端から規制緩和」方式、「数うちゃ当たる規制緩和」方式で進めようとすると、それに伴う弊害が出てくる。ある程度は仕方がないだろう。だから弱い政権には手が付けられない問題なわけだ。交通整理を行って弊害を最小限度にとどめる努力は必要だろう。

その間に、結果を出すことだ。いずれにせよ、結果を出せなければ、アベノミクスの評価は落第で終わることになるのだから。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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