めんどくせぇことばかり 『経済で読み解く大東亜戦争』 上念司
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『経済で読み解く大東亜戦争』 上念司

植民地ってのは本来、本国に利用され、搾取されるものだった。欧米の国々は、植民地をそういうものとして扱った。それ以外に考える余地がなかった。アジアやアフリカはひどい目に合わされた。

イギリスは北アメリカ植民地やオセアニア植民地において多額の投資を行い、その後、独立した国家の近代化の礎となったところがある。ただし、北米においては先住民族を排除、いまチャイナがチベット、東トルキスタン、内モンゴルで行っている民族浄化をもっと大胆に行った上でのこと。だから、時間の流れというものに鈍感なシナ大陸に住む者たちにしてみれば、「同じ、あるいは、そこまでひどいことをやってないのに非難されるいわれはない」っていうくらいの気持ちなんだろう。ともかく、先住民をクレンジングした上で、奴隷を入れてったわけだからね。「近代化の礎」ったって、言わばそういうこと。

日本が台湾や朝鮮でやってこととは、まるで違う。これまで利用されていなかった人的資源を教育によって労働力に変えたり、捨て置かれた土地に設備を作って生産基地に変える。これを日本は、本土のインフラ整備以上に熱心に取り組んだわけだ。

朝鮮・台湾・満州への投資は、搾取どころか、持ち出しのほうが多かった。日本に併合された朝鮮は人口を900万人から2300万人に増やした。台湾は100万から600万に増えた。満州は大陸における唯一「法」と「秩序」の保たれた場所だった。そのため、内乱状態の支那から多くの人々が満州に流入した。満州国建国前、300万だった人口は1932年の建国時には3000万、1940年には4000万と急速に増えた。

技術移転と多額の投資なくして、このような人口増加はない。軍や警察が法的秩序を維持し、インフラ整備に莫大なコストを掛け、民間の投資を呼び込んで働く場所まで作る。現地の資源や労働力を使ったが、それは現地に産業を起こすためであり、結果として人口が増えた。

これを同じ植民地経営と呼ぶべきか。・・・違うだろう。


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「大東亜戦争」とは何だったのか? “地政経済学"で「日米開戦」の謎を解く!
序 章   【経済と戦争の相関】
第一部  【第一次世界大戦までの世界経済の動向】
第二部  【第一次世界大戦の明暗】
第三部  【第二次世界大戦前夜の日本経済】
終 章   【日本の戦後復興】



さて、日本とアメリカの戦争はチャイナを巡っての対立が背景にある。そのチャイナの背後にはアメリカの影があったんだよね。アメリカの、分けのわからないほどのチャイナへの肩入れで、日本は疲弊させられていく。

たとえば、顧維均。この人は、清華大経由でアメリカに留学して大事に育て上げられた、日支離間の駒、第一号。パリ講和会議の支那代表。日本の山東半島租借を非難。支那政府が前金をとって認めたことが発覚するが、本国で五四運動が盛り上がる。

米宣教師ジョージ・フィッチは、悪質。北白川宮らが暗殺された虹口公園爆弾テロ事件は、フィッチが朝鮮人テロリスト尹奉吉を手引きした。

ニューヨーク・ヘラルド紙記者ウィリアム・ドナルドは蒋介石と親しく、張学良の顧問。場合によっては、コミンテルンと繋がってたんじゃないかな。つながっていたと言えば、彼は、西安事件の際は、宋美齢を伴って西安に乗りこんでいる。こっちは命令系統というわけじゃなく、もっと、物理的に、・・・フィジカルにね。

シェンノートは第二次上海事変で支那空軍部隊を指揮。

米宣教師ベイツ、マギーは、南京攻略に際し、「日本軍が大虐殺をした」と嘘八百を並べ、ニューヨーク・タイムズやシカゴ・デイリーニューズがそれを報じている。

支那に派遣された宣教師の子ヘンリー・ルースの『LIFE』誌、パール・バックの『アジア』誌は、支那人を好意的に伝え続けた。日米戦争前の段階で、米国人の好感度は、支那に対してが76%であるのに対し、日本に対してが2%(亀井俊介編『日本とアメリカ』)。

親分がフランクリン・D・ルーズベルトになってからは、ひどいよね。F・D・RのDはディラノ。彼の母方の姓ですね。ディラノ家は奴隷貿易とアヘンの密輸でもうけた一族。リンカーンが奴隷開放宣言なんてカッコつけるけど、そんなこと言えるのも、苦力の激安の労働力の目安があったからこそ。まあ、ディラの家ってのは、いずれにせよ、シナ人の生き血をすすって財を築いたわけだ。

マザコンのフランクリン・ディラノ・ルーズベルトにしてみれば、そんなシナ人がかわいくてかわいくて仕方がなかったわけだ。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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