めんどくせぇことばかり 『世界一美味しい煮卵の作り方』 家メシ食堂
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『世界一美味しい煮卵の作り方』 家メシ食堂

本の名前の付け方が絶妙ですね。場合によっては、“煮卵専用の料理本”、なんて思われかねないという懸念もあったはず。それをあえて押し通すことで、逆に、煮卵に代表されるこの本の、《適当で、楽で、安く済んで、それでいて美味しい》という性質を十二分にあらわしている。見事なネーミングだ。

この本を買って帰った翌日である25日の朝、とりあえず、前の晩に作って味をなじませておいた煮玉子を食った。その夕方、帰りにスーパーに寄ってたまごを一パック買ってきた私は、煮玉子を作ってジップロックに入れてで味をつけている。ごはんのたびに出して食べるんだ。

連れ合いにも、一つだけあげた。

“一人暮らし料理人気ランキング”というのがあるんだそうだ。そこで、26週に渡って連続で1位の地位に輝き続けているという。なんと半年以上も1位を続けるとは・・・。

日本には、そんなにも寂しいやつが溢れているわけか。・・・そっちのほうが問題だな。



光文社文庫  ¥ 972

適当で楽で安く済んで、でも美味しい料理こそ、本当に必要な料理じゃないだろうか

Chapter  1 どこから作ってもうまい!安い!楽!人気レシピ10
Chapter  2 最速1分から作れる❢定番オツマミ
Chapter  3 究極のトマトスース
Chapter  4 パスタにうどん、ラーメン、バリエーションが豊かな麺類
Chapter  5 食卓を賑やかにする!頼れるおかず
Chapter  6 1品作るだけで1食が完結!ごはんもの
Chapter  7 ハンバーグ!生姜焼き!創るだけでワクワクする肉料理!
Chapter  8 食パンから広がる無限の可能性!
Chapter  9 ボリュームたっぷり 1品で満腹!粉もの
Chapter 10 本格スイーツからお手軽おやつまでバッチリカバー
Chapter 11 身も心も温まるスープ、汁もの
Chapter 12 全部作っても155円!金欠になったときのお助けレシピ
Chapter 13 旨すぎて封印していたブログ未公開レシピ

いずれも、"適当で、楽で、安く済む”料理のオンパレードだ。それがうまいかどうかは、人による。

だけど中には、「これはあまりと言えば、あんまりな」と言うものもないではない。《やみつき塩キャベツ》なんて、キャベツをちぎって、牛角旨塩ダレとすりごまをまぶすだけ。こんなもの料理とは言わない。“うまいまずい”は、キャベツによる。

これなら、私が山に持っていく“ソーセージサンド”の方がよっぽど料理だ。まな板の上で、八枚切りの食パンを、すりこ木の棒を使って適当に伸す。伸しておかないと上手に負けない。魚肉ソーセージを縦半分に切る。きゅうりを細長く切る。水気のあるものが巻いてあると食いやすい。サランラップの上にのしたパンを載せ、からしマヨネーズを塗る。ソーセージときゅうりを乗せて巻く。サランラップを巻き簾のように使って上手に巻く。サランラップの両端をくるくると巻き上げて、そのままタッパに入れる。山に持っていくと、これは便利。汚れた手でも大丈夫。雨が降ってるとき、立ったままでも食えるし、歩きながらでも食えて、即座に力に変わる。

その程度に“適当で、楽で、安く済む”料理が満載。麺類の中には、山で使えそうなほどの“適当さ”のものもあり、ありがたいところ。

先ほど、《やみつき塩キャベツ》なんて料理じゃないと言った。言ったは言ったけど、キャベツさえまずくなければ、これはうまい。おんなじくらい料理じゃないのは、《濃厚!釜玉うどん》。これなら私の得意な、《素うどんじゃなくて酢うどん》の方がよっぽど料理っぽい。冷やしうどんに酢をたっぷり入れためんつゆを注ぎ、おぼろ昆布をたっぷり混ぜ込んで食べる。夏場にはいい。でも、料理じゃないけど、《濃厚!釜玉うどん》も、間違いなくうまい。

呆れるほど簡単な作り方で、驚くほどうまい。考えてみれば、これに過ぎるものはない。

仕事から帰ると、連れ合いは出かけている。晩飯は作っておこう。何にしようか。とりあえず、キャベツでもちぎろう。




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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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