めんどくせぇことばかり ゲルニカ『日本人が知らない最先端の世界史2』 福井義高

ゲルニカ『日本人が知らない最先端の世界史2』 福井義高

ゲルニカフランシスコ・フランコ将軍率いる国民軍との内戦下、スペイン人民戦線政府は、支持者であるパブロ・ピカソに、1937年にパリで開かれる万国博覧会に、作品の出品を依頼していた。

それを受けたピカソは、衝撃を受けた、フランコを支援するドイツ空軍が1937年4月26日に行ったゲルニカ爆撃の非人道性を訴えるため、壁画『ゲルニカ』を完成させた。
ピカソの最高傑作の一つと言われるその作品は、スペイン北部のバスク地方にある小さな町の名前を、世界中に知らしめた。


祥伝社  ¥ 1,728

歴史を学ぶことは重要である。しかし、都合よく利用しようとすれば、手痛いしっぺ返しを食う
序章 「反グローバリスト」は「極右」なのか
Ⅰ  満洲におけるソ連情報機関と日本
Ⅱ  「スペイン内戦」の不都合な真実
Ⅲ  「憲法フェティシズム」の果て
Ⅳ  「欧州共同体」という大いなる幻想
Ⅴ  「不戦条約」と日本の運命
西ドイツ軍戦史部のクラウス・マイヤー少佐が著した『ゲルニカ 1937年4月26日』には、ゲルニカ爆撃の真実の様子が書かれている。
  1. ドイツ空軍によるゲルニカ空爆は、一般市民をターゲットにする無差別爆撃ではなく、明確な軍事目標を狙った作戦であった。
  2. 一般市民に犠牲が出たとしても、それはそのこと自体を目的にしたことではなく、他の軍事目標を狙った攻撃の付随的損害であった。
当時、国民派の攻勢により退却中の人民戦線部隊にとって、ゲルニカは退却の途上にある一都市であり、人民戦線の部隊が駐留し、軍事工場も存在する拠点の一つであった。

地上の国民軍を支援する独伊空軍部隊は、人民戦線軍の退却を妨害するため、軍事目標である橋などを狙った爆撃を行った。その際、視界不良の中投下された爆弾が市街地を直撃し、一般市民に犠牲が出た。犠牲者は、これまで1654人とされてきたが、スペインの戦史家ヘスス・サラス・ララサバルの研究によれば、120人というのが真相に近いという。

ゲルニカ爆撃は、一般市民を狙った無差別爆撃ではなく、地上軍と連携した空軍が敵の退却を妨害するために行う「航空阻止攻撃」であった。

ピカソの《ゲルニカ》を、効果的に政治的プロパガンダに利用したのがスターリンであった。第二次大戦中、パリに住んでいたピカソは、連合国軍によるパリ解放後、フランス共産党に入党し、1950年にスターリン平和賞を受賞した、向こう側から見た立派な人だった。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ


言葉は人の心をあらわします。
「歌は世につれ世は歌につれ」と言いますが、言葉についても同じことが言えるでしょう。
これから出る本






































当ブログ内人気図書 






















































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい