めんどくせぇことばかり 『深夜食堂16』 安倍夜郎
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『深夜食堂16』 安倍夜郎

ずい分前にでてたんだな。17巻を読んで、16巻を置き去りにしてたことに気がついたんだけど、そんなどこじゃない、18巻も出てた。まあ、いいや。しょせんは深夜食堂だ。

《第218夜 カップ焼きそば》は、ちょうどあの時期だな。そうそう、ペヤングね。異物混入だっけ。まったくね。うちの方に有名な中華料理屋があって、安くて、早くて、そこそこ上手くて人気の店なんだけど、ゴキブリが入ってたよ。もちろん、変えてもらって食って帰った。その時は、代金も受け取らなかったな。その話をその当時の同僚にしてみたら、「・・・実は私も・・・」だってさ。大半は、気にしちゃいないんじゃないかな。火を通せば、大丈夫、・・・とかね。

ペヤングがまた店に並んだときは、うれしかったな。もちろん、その日の夕食には、おかずの一つにペヤングが加わった。考えてみれば、人の思い出の味覚の一つに食い込んでるんだから、ペヤングってのもすごいもんだな。



小学館  ¥ 823

営業時間は夜の12時から朝7時まで できるもんなら、何でも作るよ
第212夜 焼きとうもろこし
第213夜 カレイの煮付け
第214夜 小梅
第215夜 タコの唐揚げ
第216夜 谷中しょうが
第217夜 アジフライ
第218夜 カップ焼きそば
第219夜 スタミナ丼
第220夜 冷凍みかん
第221夜 ピリ辛こんにゃく
第222夜 紙かつ
第223夜 なすの田楽
第224夜 とん平焼き
第225夜 大学芋
箸休め  

《第220夜 冷凍みかん》の歯科助手のアヤカさん。いるんだよな。こういう蜘蛛の巣で男を絡め取るような女。何人もの男が引っかかって、引っかかった男は後悔しながら距離をおいていった。深入りして、ぼろぼろになって、そこから人生を立て直したのは、よほどの思いの上でのことだね。

女の方はと言えば、大抵はケロッとしたもんだな。それはそうで、女にしてみれば、彼女なりにその時その時を懸命に生きてるに過ぎないんだよね。

ここでは、アヤカさんに男を寝取られたジュンちゃんの側から書かれてる。そりゃそうだ。アヤアさんの側からじゃ、あんまりにも書きにくい。

でも、深夜食堂なら、きっと書けるな。

いとこがこの春に死んで、兄と一緒に新盆に行って、叔父叔母と久しぶりにのんびり話をした。叔父叔母も、昔の話ができる相手はうれしいらしく、いろいろな話をしてくれた。

父や母の若い時分の話も聞いた。母は有名な才女だったそうだ。だけど父には、母と会う前に、生木を裂くように別れさせられた女がいたという話を聞いた。まあ、お定まりと言えばお定まり。いずれ、ふさわしい時があれば書くけど、とにかく、私は父や母の波乱万丈の青春時代の果にこの世に生を受けたらしい。

その父や母は、だいぶ前に向こうに行った。だからこそ、叔父叔母も話してくれたんだろう。生きていくってのは大変だけど、面白い。「もう一丁いく~」ってわけには行かないけどね。



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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