パンダ外交
JIJI.COM 2017/09/25 パンダは友好の使者=中国外務省 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092501117&g=int (全文) 【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は25日の記者会見で、上野動物園で生まれた雌のジャイアントパンダが「シャンシャン(香香)」と命名されたことに関し、「パンダは中国の国宝で、中国と他国民の間で友好の使者となっている。パンダがこうした好ましい役割を果たしているのは喜ばしい」と述べた。 |
2012年のタイミングで、「なんで東北じゃなくて四川なんだよ」とか、「被災地東北の子の払った入場料が四川に贈られるのか」とか、いろいろと意見が飛んだ。
いずれにせよ、この話は、いつの間にか立ち消えになった。
《東北にパンダを》というのは、ジャニーズルートの話だけじゃなく、他にもあったらしい。復興支援という看板で温家宝が乗り気になって声をかけてきたものらしいから、かなり角度の高いものだったらしい。ジャニーズのプロジェクトがそれに乗っかったってことか。立ち消えになったのは尖閣国有化とそれに対するチャイナの反発であったらしい。
パンダは、アバ・チベット族チャン族自治州域内が主たる生息地である。現在では中華人民共和国のごく限られた地域(四川省・陝西省など)にわずかな頭数が残存する。[Wikipediaより] 本来のパンダ生息地域は、その多くが支那が侵略したチベットです。支那は、そのパンダをチャイナは国宝に指定し、長年積極的に外交に利用してきた。 北京オリンピックの聖火リレーでチベット独立を訴える行為に対し、共産党政府および各国のチャイナ系住民のとった無法行為は遠い記憶ではない。しかし、深刻な不況にあえぐ先進諸国は、共産党政権による局部肥大症的、冬虫夏草的運営により成長を続けるチャイナ経済に依存する状況で、チベット、東トルキスタン、内モンゴル侵略や人権侵害を非難する声は湿りがちだ。悲劇的な戦いを続けるチベットでは、僧侶たちの焼身自殺が相次ぐ状況にまでなっている。彼らをも共産党政権及びチャイニーズはテロリストと呼ぶのか。 「パンダが来れば、子供たちが喜ぶ。」 「パンダ可愛いよね~。」 「パンダが来ればお客さんが増える。」 「絶大な経済効果が望める。」 勘弁して下さい。 ・・・パンダ、いらない。 |
上野で生まれたパンダの子供の名前はシャンシャンか。私にはどうでもいいことだけど、小池知事は、命名の発表をわざわざ安倍首相の国会解散答弁にぶつけたのかな。だとしたら、ここでもパンダの政治利用だな。パンダってのは、すごい使い出があるんだね。


- 関連記事