10/21府中競馬場
昨日、府中競馬場に行ってきた。一緒に行ったのは、30年前に勤務していた職場の仲間だ。その頃は、職場では、派閥争いというのとは違うんだけど、まあ、保守派と革新派とも少し違うんだけど、まあその辺の厳しい対立があって、何かと言えば角を突き合わせあっていた。喧嘩ばかりしていたから、その分思い出深い。私はそこで、競馬を始めた。
私の祖父の祖父の代、私の家には三人の兄弟があって、いずれも放蕩者で、どうやら博打で身上をつぶした。祖父の父は病弱で、若かった祖父が悪戦苦闘して家の建て直しの土台を固めたんだとか。・・・これは、祖母から聞かされた話。
まえに、家の二階で、ベレー帽をかぶった男の幽霊を見た話を書いたことがある。家族がみんな、「お前は馬鹿だからそんなものを見る」と取り合ってくれなかったところ、祖母だけが信じてくれたという話。祖母によれは、私の枕元、・・・いや、足元だった。足元に立ったベレー帽の人は、明治の終わりに家の身上をつぶした三兄弟の末っ子だというのだ。
「お前も三兄弟の末っ子だから、絶対に博打に手を出すんじゃねえで」というのが、話の成り行きだ。
そんな私が競馬に手を染めてしまったのは、ちょうどオグリキャップの頃。私の罪は、全て悪い友達のせい。何でもかんでも悪い友達のせいにしてきたが、どうやら母は、早くに見破っていた。「お前は嘘をつくから」って、なにかあるとそう言っていた。
その“悪い友達”と府中競馬場に行ってきました。翌日は、衆議院議員総選挙。そして台風が接近する雨の府中競馬場。お昼を過ぎたことは、芝ダートとも不良馬場となっていました。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
私の祖父の祖父の代、私の家には三人の兄弟があって、いずれも放蕩者で、どうやら博打で身上をつぶした。祖父の父は病弱で、若かった祖父が悪戦苦闘して家の建て直しの土台を固めたんだとか。・・・これは、祖母から聞かされた話。
まえに、家の二階で、ベレー帽をかぶった男の幽霊を見た話を書いたことがある。家族がみんな、「お前は馬鹿だからそんなものを見る」と取り合ってくれなかったところ、祖母だけが信じてくれたという話。祖母によれは、私の枕元、・・・いや、足元だった。足元に立ったベレー帽の人は、明治の終わりに家の身上をつぶした三兄弟の末っ子だというのだ。
「お前も三兄弟の末っ子だから、絶対に博打に手を出すんじゃねえで」というのが、話の成り行きだ。
そんな私が競馬に手を染めてしまったのは、ちょうどオグリキャップの頃。私の罪は、全て悪い友達のせい。何でもかんでも悪い友達のせいにしてきたが、どうやら母は、早くに見破っていた。「お前は嘘をつくから」って、なにかあるとそう言っていた。
その“悪い友達”と府中競馬場に行ってきました。翌日は、衆議院議員総選挙。そして台風が接近する雨の府中競馬場。お昼を過ぎたことは、芝ダートとも不良馬場となっていました。


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