めんどくせぇことばかり 『煮もの 炊きもの』 真藤舞衣子
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『煮もの 炊きもの』 真藤舞衣子

煮炊きができるようになって、人々は、さらによりよく生きていくすべを手に入れた。今から15,000年以上前の青森県の遺跡から、時が発見されている。その後、シベリアのアムール川流域から、シナ湖南省の遺跡からも同時期の土器が発見され、さらにシナ江西省の20,000年前の遺跡から土器が発見されている。まったくシナの発表は、いくらでも古くなる。

そんなことで張り合っても仕方がない。この日本列島でも、すでに煮ものをはじめて10,000年をを経過したということだ。

煮て食えば、大抵のものは、それだけでうまい。だけど、いろいろなものを組み合わせると、失敗もあるが、とてつもなくうまくなることがある。煮炊きは、創造的な料理の始まり。それで失敗しても、自分の腹に収めてしまえば、失敗したことにはならない。

アサリと菜の花、油揚げと小松菜、かぶと鳥のひき肉、万願寺とうがらしとジャコ、キャベツとさつま揚げ、切り干し大根とひじき、しらたきとたらこ。組み合わせの妙。

それだけ煮て、うまいものもある。ああ、それは、この本で見てもらおう。

私はごった煮が好き。それはまさに魔法。ところが、その調和の中に何気なく投じた、よりうまくなれと願いを込めた行為によって、全てが台無しになることもある。10,000年を超えて、私たちの祖先は、煮て食ってきた。

この本見て、久しぶりにひじきを煮た。いつもならさつま揚げや人参と煮るところだけど、この本読んで切り干し大根と煮た。さらにこの本はトマト煮にしていたので、ドライトマトと煮てみた。乾物の三すくみ。ドライトマトの酸味があって、面白い味になった。

余ったひじきの煮物は、日曜日の朝、混ぜご飯にして食べた。このパターンはなかなかいい。



主婦と生活社  ¥ 1,404

素材を鍋に入れるだけ。すぐに美味しい。明日も美味しい。煮ものとごはん88品
第1章  さっと煮る
第2章  じっくり煮る
第3章  ふっくら炊く
第4章  手作り常備菜

後半は、炊き込みご飯。これは得意。

息子が、白いご飯が大好きで、そこになにがしかのものが混ざり込むことを強く嫌っていた。白米原理主義だ。何にしろ、原理主義はよくない。私ども夫婦は、この原理主義者に気を使うあまり、本当は炊き込みご飯が好きだなど、ましてや「たまにはパンでも食べてみませんか」などと言い出すことはとてもできないでいた。

その原理主義者は、もはや去った。仕事で近江国に行った。今、琵琶湖のほとりで白米普及活動に勤しんでいるに違いない。

そういうことで、炊き込みご飯を存分に味わう自由を得た私ども夫婦は、今では一週間に二度の頻度で炊き込みご飯を楽しんでいる。

「炊き込みご飯にはルールはないものと心得よ」・・・
我が家の家訓の一つ。

でも、季節のものだけは押さえたい。そういうことになると、秋はたまらない季節である。クリの炊き込みご飯。さつまいもの炊き込みご飯。きのこの炊き込みご飯。この本にある里芋の炊き込みご飯もうまかった。一度はやっておかないといけない。ところがだ。

さんまの炊き込みご飯ができなかった。出始めに、一度安くなったときは、塩焼きで食った。ところがその後値上がりし、スーパーから消えた。高くても買えばいいんだけど、一尾200円を超えるさんまは食うべきではないと思うのだ。

ああ、それにしても、さんまごはんよ。

それからも一つ、この本を見て、来年の旬に必ず食べたいのがあった。茗荷ごはん。これはうまそうだ。




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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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