めんどくせぇことばかり 『ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ2』 茂木誠
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『ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ2』 茂木誠

ソ連が崩壊した時、そりゃ私も「ざまぁねえな」とかって思ったけど、あのあとのロシアは、社会主義から自由主義に変わって、ずいぶん可愛そうなことになってたらしい。新生ロシアの初代大統領がエリツィン。その時、グローバリズムの波が一気に押し寄せ、石油や天然ガスなどのロシアの地下資源が買い叩かれた。やったのはもちろん、国際金融資本。国営企業の民営化で大規模なリストラが行われ、年金制度も破綻して、ロシア国民は惨めな境遇に落とされた。

あの時なら、間違いなく北方領土も買い戻すことができたろうな。それはロシア人のためでもあったと思うよ。だって、国際金融資本っていうのは、ああいう場合、ハイエナよりもたちが悪いよ。

プーチンは、国際金融資本に対して強権を発動し、脱税などの容疑で脅しをかけて、奪われたロシアの資産を取り戻していった。時代に逆行して外資を締め出し、資源輸出で稼いだ金を国民に還元した。

ロシア国民は、プーチンのお陰で誇りを取り戻した。
時事ドットコム 2017/12/06
ロシア選手団の派遣認めず=IOC、個人資格には道-平昌冬季五輪
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(冒頭)
【ローザンヌ(スイス)時事】国際オリンピック委員会(IOC)は5日、スイスのローザンヌで理事会を開き、組織的ドーピングによりロシア・オリンピック委員会(ROC)を資格停止とし、来年2月の平昌冬季五輪への選手団派遣を認めないことを決めた。 
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国際金融資本によって踏みにじられたロシア人の誇りは、なんとしても取り戻さなければならなかった。

私はこの出来事を、そういうふうに理解しているんだけど。



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プーチンは、国際金融資本をロシアから締め出した。国際金融資本にしてみれば、なんとしても引きずり下ろしたい相手だけど、ロシアでの人気は絶大。プーチンは反グローバリズム、すなわちローカルの旗手。究極のローカルの立場にあるのがイスラム。オバマ政権がイスラム世界に火種を持ち込んで燃え上がらせたアラブの春。ヒラリー・クリントンが大きな役割を果たした。

国際金融資本は、ニューヨークのウォール街を拠点とする金融機関。ユダヤ人がどうのこうのと言われるが、「紙に書かれた契約を頼りに金で勝負」っていうのは、なにもユダヤ人だけじゃない。世界からお金をかき集めるために、「国境線はいらない」というのが基本的なスタンスで、だからオバマ政権時代に日本にもTPPを仕掛けてきて、日本のローカル路線を取っ払い、グローバル・スタンダードを受け入れさせようとした。

グローバル・スタンダードの原点は国際連盟で、ウッドロー・ウィルソン民主党大統領が働きかけた。国境を越えて世界政府を作ろうとした。モンロー主義の伝統に立つ共和党の反対で、国際連盟は成立したものの、アメリカは加わらなかった。ウィルソンの次の民主党大統領がフランクリン・ルーズベルトで、国際連盟を国際連合に改組した。

最近、国連に関係した国際機関が、やたらと世界に国際基準を押し付ける。なんか、とても鬱陶しく感じる。とにかく、そんなわけで、国際金融資本と米民主党というのは肌が合う。グローバリズム推進ということでは、完全に利害が一致している。戦後においても、日本は民主党政権に何度も煮え湯を飲まされた。

そんな民主党を叩いて登場したのが、ドナルド・トランプ。トランプは反グローバルの旗を掲げた。米メディアのトランプ攻撃には凄まじいものがあるが、そのメディアを行事るのは豊富な資金を広告費に投じる国際金融資本。国際金融資本、民主党、メディアは親和しやすい。もちろん、トランプ政権は国際金融資本ともうまく付き合っていくんだろうが。

日本は・・・?って考えると、「世界でも唯一」、「世界でも日本だけが」って国だから、グローバル・スタンダードはとても受け入れられない。第一、クジラが食えなくなる。ローカルって意味では、イスラム並み。




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時事ドットコム 2017/12/06
ロシア選手団の派遣認めず=IOC、個人資格には道-平昌冬季五輪
https://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=5178
(全文)
【ローザンヌ(スイス)時事】国際オリンピック委員会(IOC)は5日、スイスのローザンヌで理事会を開き、組織的ドーピングによりロシア・オリンピック委員会(ROC)を資格停止とし、来年2月の平昌冬季五輪への選手団派遣を認めないことを決めた。

一方、過去に違反歴がなく、潔白が証明された選手は「ロシアからの五輪選手」として五輪旗の下で参加を認めることとし、個人資格での参加に道を残した。表彰式などでは国歌の使用を認めず、五輪賛歌で代用する。

理事会では、2014年ソチ五輪でロシアが組織的なドーピングを行ったとする報告書を承認。平昌五輪ではロシア・スポーツ相らの参加を認めず、副首相のムトコ前スポーツ相は五輪から永久追放とした。ジューコフROC会長はIOC委員としての資格を停止し、ROCにはドーピング問題の調査や独立検査機関の設立にかかった費用の計1500万ドル(約17億円)の支払いを求める。 

記者会見したバッハIOC会長は「(ロシアの不正は)五輪とスポーツに対する前代未聞の攻撃だ。不正の影響を受けた全ての潔白な選手に対し、非常に申し訳なく思う」と述べた。同会長によると、理事会に出席したロシア代表団からは謝罪の言葉があったという。
 ロシアは14年ソチ五輪で金13個を含む33個のメダルを獲得する躍進を見せた。その後のIOCのドーピング再検査で違反が次々と判明。金4、銀6、銅1のメダル計11が剥奪され、ノルディックスキーやボブスレーの金メダリストを含む25人が永久追放処分を受けた。

◇IOC声明要旨
 一、ロシア・オリンピック委員会(ROC)の資格を即時停止する。
 一、過去にドーピング違反歴がなく、大会前に検査を受けるなどの条件を満たし、潔白が証明された選手は平昌五輪の個人、団体種目に出場できる。
 一、出場が認められた選手は「ロシアからの五輪選手」として、五輪旗の下に参加する。表彰式などのセレモニーでは、五輪賛歌を使用する。
 一、ロシア副首相のムトコ前スポーツ相を五輪から永久追放する。
 一、ジューコフROC会長のIOC委員としての資格を停止する。
 一、ROCにはドーピング問題の調査や独立検査機関の設立にかかった費用の計1500万ドル(約17億円)の支払いを求める。
 一、今回の決定が尊重され、全てが実施された場合、IOCは平昌五輪の閉会式以降にROCの資格を一部、または全面的に回復させることができる。

◇ロシア・ドーピング問題の経過
14年12月 独メディア、ロシア陸上界の疑惑報道
15年11月 WADA独立委が組織的不正を認定。ロシア陸連は資格停止となり、ロシア反ドーピング機関は「不適格組織」に
16年 2月 ロシア検査機関の元幹部2人が不審死
     7月 WADAが「国ぐるみの不正」認定。IOCは条件付きでリオ五輪出場容認
    12月 WADA独立委がロンドン、ソチ両五輪などの30競技以上で1000人以上のロシア選手が「違反に関与」と認定
17年11月 ロシア連邦捜査委がソチ五輪で国ぐるみの違反はなかったと結論付ける。WADAはロシア反ドーピング機関の処分継続決定。国際陸連はロシア陸連の処分を継続
    12月 IOC、ロシア五輪委を資格停止処分に。平昌五輪の選手団参加を認めず  
 
 
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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