めんどくせぇことばかり 『世界が食いつくす日本経済』 大村大次郎
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『世界が食いつくす日本経済』 大村大次郎

しつこく、『世界が食い尽くす日本経済』って本について書きます。特にアメリカに進出した日本企業は、トヨタのブレーキペダルの件以前にも、何度となくアメリカから因縁をつけられて、煮え湯を飲まされてきた。
1996年。米政府機関の雇用機会均等委員会(EEOC)が、イリノイ州の三菱自動車工業について、「三菱の工場では男性従業員が同僚の女性の乳房を揉み、股間をまさぐる」「被害は700人の女性従業員全てに及ぶ」という報告をした。報告はさらに、「女性従業員が三菱に改善を求めると解雇され、男性にはもっとセクハラをやれと促した」「背景には日本の女性蔑視の風土がある。ゆえに米政府が集団訴訟を起こす」と続く。

三菱は反論した。みんなでセクハラしたなんて身に覚えのない嫌疑をかけられた従業員たち2600人もシカゴのポール・イガサキの事務所前で抗議のデモをした。企業労働者が企業のために立ち上がる。米国では聞いたことがない光景が展開された。しかし事態は逆に悪化する。米紙がそろって黄色い日本人が不遜にも米政府に盾突き、やらせデモまで演出したと嘘で応じた。

かくて三菱は膝を屈してポールに50億円を払った。これに続き黒人が就職できなかったと人種差別で三菱を訴えて10億円を取った。不採用になった身障者も同じく因縁をつけて訴え、同額を強請り取った。

これは上に紹介した本からの抜粋で、2014年に当ブログで紹介したものです。

「日本企業なら、強請りとっていい」・・・アメリカはどうも、そう思ってるようですね。・・・正義面してね。



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貿易黒字に固執した日本の敗因とはなにか? 今の日本に必要なのは・・・
第1章  東芝はアメリカに嵌められた
第2章  国策としての原発輸出
第3章  日本メーカー最大の過ちは「技術流出」
第4章  トヨタ、タカタもアメリカに嵌められた
第5章  “貿易黒字至上主義"の誤算
第6章  今の日本に必要なのは“経済成長"ではなく“経済循環"

ただ、そう言ってあきらめて、同じことを繰り返しているだけじゃあ、いかにも芸がない。アメリカ人の人間としての質に問題があるにしても、それはそれとして、なんとか対策しないとどうしようもないじゃないですか。

じつは、この本の本当に訴えたいところはそこなんですね。東芝、トヨタ、タカタの、いずれも被害から言えば三菱自工の件も吹っ飛ぶような事例が紹介されているんですが、そのような事態を招いた背景に、日本の経済政策の不手際があったことを訴えているわけです。

三菱自工もトヨタも自動車メーカーだし、タカタも自動車関連会社ですよね。自動車産業という、かつてのアメリカの誇りとする産業において、日本はアメリカを叩きのめしたわけですね。貿易摩擦と言われて久しいけど、その対立を、日本は現地生産することで乗り切った。だけど、いくらアメリカ人の職業を保証したところで、アメリカを叩きのめしたことに変わりないんですね。日本の貿易黒字は増え続けてるんですから。

東芝は電力だ。アメリカの電力業界で、まさに一人勝ち状態を構築しようとしていた。日本政府が、自国の電力産業を他国の企業に100%委ねようとしたら、国民はその政府を許容するでしょうか。・・・しない・・・ですよね。

しかも、その経済政策は、経済学の基本から言っても誤っており、それこそ場合によっては世界経済を危機に陥れかねない危険をはらんでいる。・・・それは、

と、この本はそういう本です。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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