めんどくせぇことばかり 『雪山入門』 ワンダーフォーゲル編集部

『雪山入門』 ワンダーフォーゲル編集部

左の股関節は、それでなくても脱臼しやすい状況にあるらしいんですね。「正座はいけない、あぐらはもってのほか」って言われてますので、さすがに、山スキーをやるわけに行かない。ただでさえ下手くそで、ひっくり返ってばっかりでしたからね。やってる時分でも。それに、雪山用の道具も、ずいぶん捨てちゃったしね。

そんなことを思いながら、なんかのときに無ければ話にならないと思って安いピッケル買ったら、「押し入れの奥にあったのに」って、連れ合いが出してくれた。「じゃあ、他にもあるかな」って思って捜してみたけど、アイゼンもザイルもわかんも、なんにもなかった。今、安いのを捜して、少しずつ買い揃えているところ。

まあ、以前、山登ってるときにしても、けっこういい加減な装備で登ってたんで、必要不可欠な幾つかの装備をのぞけば、なんにもこだわらないんですけどね。

そうは言っても、不安でいっぱいです。齢を取って弱くなったこの身体で、どのくらいの雪山登山と折り合いをつけていけばいいか、手探りで捜していかなきゃいけないですからね。

130ページ足らずの、本当にコンパクトな本です。だけど、ポイントは抑えられています。かつ実践的です。かつて雪山を楽しんでいて、いまやからっきしの初心者である私から見るも、とってもありがたい本です。

『雪山入門』  ワンダーフォーゲル編集部

山と渓谷社  ¥ 1,080

雪山登山初心者につきもののあこがれと不安 この本を読んで、一歩前へ
①章 雪山とは?(魅力、シーズンや特徴)
②章 装備 厳冬期の装備、残雪期の装備、テント泊装備
③章 技術 初心者は残雪期からはじめよう!
 ピッケル、アイゼン歩行技術、テント生活技術
④章 雪山の危険 雪崩とは? 低体温症、雪盲、凍傷ほか
⑤章 雪山コラム いろいろ


雪山で危険なのは、寒いこと、滑ること、それから雪崩ですよね。だから、寒くなくて、滑らなくて、雪崩のない雪山に行けば大丈夫。雪が降ったあとの低い山です。それから雪崩に注意して春山ね。冬季の高山に入るのは、やっぱりしっかり経験を積んでから。

かつての私は、何でもかんでも秩父でした。高校一年の冬に、雪の積もった武甲山から奥武蔵の山を山岳部の友人たちと歩き回ったのが雪山の最初でした。冬はそんなにたくさん積もらないんですよね、秩父は。だけど秩父は、春先にドカ雪が降ることがあって、初めての春山登山で雁坂峠に行ったんだけど、もうとにかくラッセルに苦労しました。同じ学年の仲間だけだったんで、ちょっと雪崩への対策がまったくなくて、今思うと危険でしたね。

仲間といった後で、山岳部の合宿で、雲取から将監峠を通って、和名倉山を越えて秩父に下りました。わかんは山岳部の装備にあったんだけど、アイゼンはこの段階では持ってなかったんですよね。雲取まではラッセルもほとんど泣く行ったんですが、雲取から飛竜に向かう樹林の道がほとんど凍りついていて、ここは怖かったですね。実は、先生がピッケルで削ってくれた足場をたどって歩いたんですが、私は滑り落ちました。落ちたところが笹原だったので、何の問題もなかったんですけどね。

やがて振り始めたら雨でした。将監峠の小屋が解放されていて、そこに泊まりました。翌日も雨で停滞。その次の日は快晴。この将監峠での経験は、今思っても夢のようです。

ここからの和名倉越えは、けっこう大変でした。けっこうラッセルしたしね。OBの方が何人か来ていたんだけど、重戦車のようなラッセルに驚かされながら、二瀬ダムにたどり着いたのは、もう暗くなり始めていた。

和名倉山には、秋に、一年だけの4人組で登ってた。その時は道に迷いながら登ったんだけど、その時の経験で道案内に指名されて、誇らしかった。

この冬、雪が降ったら、近くの低山に登ってみます。でも、春の将監峠は、今の私にはちょっと無理だな。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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