『毎日ごちそうサラダ』
え~?サラダ~?
そう思う人は私と同じ世代かな。サラダっていうと葉っぱを思い出してしまう。葉っぱに油と酢と塩をかけて食って、なにが面白いんだ。・・・そう思うわけでしょ。わかります。わかります。私もそう思います。
あの、葉っぱに油と酢と塩をかけて食うサラダは、きっと何かの間違いです。なぜなんでしょう。あれこそをサラダと呼んでいた一時期がありましたが、それが間違いです。
万年食当の私にすれば、本来、サラダとは、ポテトサラダか、マカロニサラダのどちらかです。山に行って、「明日はきついぞ」って時には、必ずどちらかを作りました。・・・ニンニクを効かせたニンニクマヨでね。コッヘルにたっぷり作って、一人器に一杯ぐらいは食わせてね。
それだけに、南都か女の子とデートにこぎつけて入ったしゃれたレストランで、あのレタスとカイワレときゅうりと赤かぶみたいのにドレッシングかけたサラダを前にして、「おいしいですね」・・・。誰か私の首を絞めて。
今、分かった。・・・そして見事に降られた思い出と、葉っぱだらけのサラダの味が重なって、胸の中にむなしい風を吹かせているんだ。・・・きっと、葉っぱのサラダのせいじゃないんだ。


そんな“むなしさ”なんて、この本を読めば吹っ飛びますよ。なにしろ、腹いっぱいになりそうなサラダがいっぱい載ってるんですから。あるいは、これがサラダなら、サラダは立派な酒の肴って感じですかね。少なくとも、レタスとカイワレときゅうりと赤かぶみたいのにドレッシングかけたサラダという、私の失恋の思い出とともにある“むなしさ”の源は、この本が言うサラダ界からは姿を消しました。
たとえば、《トマトソースがけビーフサラダ》。これは焼肉用の牛肉の生姜焼きにして、レタスを敷いた皿に乗せ、上からざく切りにしたトマト入りのソースをかけた料理です。
これは、今までの私の見解では、サラダという範疇には入らない料理です。《牛肉の生姜焼きトマトソースがけ》です。若き日の私なら、ご飯を3杯は食べていたところです。《手羽先の塩焼きサラダ》《揚げ鯖のサラダ仕立て》《さんまとごぼうのソテーサラダ》・・・これらも、ほぼ同様に仕立てられた料理です。
これを“和え物”仕立てにすると、酒の肴のようになりますね。《ブロッコリーとささみのワサビ和え》《クレソンの白和え》《ステーキサラダ》《キノコと鶏肉のイタリアンサラダ》《かぶとスモークサーモンのエスニックサラダ》とかね。《タラとじゃがいもの温サラダ》・・・、これは強烈。レシピにないけど、私ならニンニク風味にするな。
極めつけは、それらをそのままご飯に乗っけます。もう皆さんにも、題名を見ただけで料理が頭に思い浮かぶはずです。《マグロと香味野菜のエスニックサラダごはん》《アボガドサラダカレー》《香味ハンバーグサラダごはん》《サラダステーキごはん》・・・どうだ❢

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
そう思う人は私と同じ世代かな。サラダっていうと葉っぱを思い出してしまう。葉っぱに油と酢と塩をかけて食って、なにが面白いんだ。・・・そう思うわけでしょ。わかります。わかります。私もそう思います。
あの、葉っぱに油と酢と塩をかけて食うサラダは、きっと何かの間違いです。なぜなんでしょう。あれこそをサラダと呼んでいた一時期がありましたが、それが間違いです。
万年食当の私にすれば、本来、サラダとは、ポテトサラダか、マカロニサラダのどちらかです。山に行って、「明日はきついぞ」って時には、必ずどちらかを作りました。・・・ニンニクを効かせたニンニクマヨでね。コッヘルにたっぷり作って、一人器に一杯ぐらいは食わせてね。
それだけに、南都か女の子とデートにこぎつけて入ったしゃれたレストランで、あのレタスとカイワレときゅうりと赤かぶみたいのにドレッシングかけたサラダを前にして、「おいしいですね」・・・。誰か私の首を絞めて。
今、分かった。・・・そして見事に降られた思い出と、葉っぱだらけのサラダの味が重なって、胸の中にむなしい風を吹かせているんだ。・・・きっと、葉っぱのサラダのせいじゃないんだ。
学研プラス ¥ 1,188 朝食に、ランチに、帰ってからでも 少しだけ贅沢に、もっと楽しく |
|
そんな“むなしさ”なんて、この本を読めば吹っ飛びますよ。なにしろ、腹いっぱいになりそうなサラダがいっぱい載ってるんですから。あるいは、これがサラダなら、サラダは立派な酒の肴って感じですかね。少なくとも、レタスとカイワレときゅうりと赤かぶみたいのにドレッシングかけたサラダという、私の失恋の思い出とともにある“むなしさ”の源は、この本が言うサラダ界からは姿を消しました。
たとえば、《トマトソースがけビーフサラダ》。これは焼肉用の牛肉の生姜焼きにして、レタスを敷いた皿に乗せ、上からざく切りにしたトマト入りのソースをかけた料理です。
これは、今までの私の見解では、サラダという範疇には入らない料理です。《牛肉の生姜焼きトマトソースがけ》です。若き日の私なら、ご飯を3杯は食べていたところです。《手羽先の塩焼きサラダ》《揚げ鯖のサラダ仕立て》《さんまとごぼうのソテーサラダ》・・・これらも、ほぼ同様に仕立てられた料理です。
これを“和え物”仕立てにすると、酒の肴のようになりますね。《ブロッコリーとささみのワサビ和え》《クレソンの白和え》《ステーキサラダ》《キノコと鶏肉のイタリアンサラダ》《かぶとスモークサーモンのエスニックサラダ》とかね。《タラとじゃがいもの温サラダ》・・・、これは強烈。レシピにないけど、私ならニンニク風味にするな。
極めつけは、それらをそのままご飯に乗っけます。もう皆さんにも、題名を見ただけで料理が頭に思い浮かぶはずです。《マグロと香味野菜のエスニックサラダごはん》《アボガドサラダカレー》《香味ハンバーグサラダごはん》《サラダステーキごはん》・・・どうだ❢


- 関連記事