めんどくせぇことばかり 『小学生でもわかる 国を守るお仕事 そもそも事典』 佐藤正久
FC2ブログ

『小学生でもわかる 国を守るお仕事 そもそも事典』 佐藤正久

登場人物はヒゲの隊長こと参議院議員の佐藤正久さんと小学校三年生の秋田奈々ちゃん。奈々ちゃんが隊長に、自衛隊のいろいろなことを聞いて、それに隊長が答えるという形で、自衛隊に対するいろいろな疑問を解消していく本ですね。

えっ?子供だまし?・・・そんなことありませんよ。非常に興味深いことも数多く扱われています。

東日本大震災の時に話題になりましたけど、震災救助に関してのルールの中に、「被災者の前で食事をとらない」とか、「水を節約するため携帯のレトルト食品は温めない」とか、「隊員の携帯食料は被災者に差し上げてはならない」ってのがあるんですね。よく考えられていて感心しました。でも、あの時、お腹をすかせたお子さんに隊員が自分の食糧を分けてあげたってこともありましたよね。どうも自衛隊は、“現場の判断”っていうのが、けっこう重んじられているようですね。

2章のQ09には「自衛隊は強いの?弱いの?」って質問があるんですが、これも難しいですよね。軍事力の規模そのものから言えば、日本はチャイナに遠く及びませんからね。だけど、“軍”の強さってそれだけじゃあないじゃないですか。それももちろん重要な要素ではありますけどね。隊長は技術力、稼働率、練度の重要性を上げているけど、背景にあるのは国民の性質そのものですよね。

それから3章では憲法第9条と自衛隊のかかわりに触れています。純粋な少年少女には最も大きな問題ですよね。

日本国憲法がアメリカの作文に過ぎないことは明らか。憲法前文に《平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、 われらの安全と生存を保持しようと決意した》とあるけれども、チャイニーズが公正からほど遠く、信義からかけ離れた人々であることを日本人は知っていた。アメリカ人はおそらくこの段階では知らなかった。北にしろ南にしろ、朝鮮人が国家を運営する能力にさえ欠けていることを、日本人はよく知っていた。アメリカ人は知っているものもいたが、民主党の人々は知らなかった。ソ連が信用できない国であることは、日本人はよく知っていた。アメリカ人もけっこう知ってる人が多かった。ただし、ルーズベルトとその周辺はベタベタだった。

少年少女にこの本を読んでもらうとともに、大人もこのあたりの歴史を見直しておかないとね。



C&R研究所  ¥ 1,652

大災害時に駆けつけ、外敵の侵入を防ぎ、国民の命を守る自衛隊の任務
第1章 大地震などで活躍するあのヒーローたちは誰?
第2章 そもそも自衛隊ってなに?
第3章 なぜ憲法第9条があるのに自衛隊が必要なの?
第4章 自衛隊を支えるのはどんなに人たち?
第5章 平和のために私たちにできることはある?


ずいぶん前の話になるんですが、高山正之さんの『日本よ、カダフィ大佐に学べ』で、ルワンダ難民救援のために派遣された陸上自衛隊の話を読みました。その時にブログに書いた記事を紹介させてもらいます。
ルワンダ難民救助のため、平成六年九月二十一日から十二月十八日までの間、陸上自衛隊ルワンダ難民救援隊二百六十名が隣国ザイールのゴマ(現在はコンゴ)に派遣された。武装ゲリラの出没、エイズの蔓延などで西欧諸国も尻込みする中、米国から自衛隊の派遣を要請された。

当時、外務省は国連安保理常任理事国入りを強力に推し進めており、米国からの要請もそんな日本の希望を見越しての事だった。日本は自衛隊を、警備用の小火器六四式小銃と、 機関銃の一丁のみ、装甲車ではなく、指揮通信車ニ両の他は、一般車両に限ると厳しく制限のついた軽装備で送り出した。社会党村山富市政権時代です。

自衛隊は立派に任務を果たしただけじゃなかった。日本のNGOであるアジア医師連絡協議会(AMDA)のトラックがルワンダ難民に奪われ、武装した自衛隊ルワンダ救援隊が緊急出動して救出した。それについて朝日新聞はこう書いている。

《ルワンダ難民救援の実施計画では、宿営地外での警備や邦人の救出は任務に入っておらず、論議を呼びそうだ。(植村隆、飯島武彦)》

これ書いているの植村隆。「慰安婦」支援団体の会長を務める女の義理の息子で、“慰安婦問題”火付け役の張本人。こんなところにまで顔を出していた。部隊を指揮した神本光伸は、NHKスペシャルで「自国民を救助して批判されたのが辛かった。」と発言しているという。
さらにはその帰路の話。高山正之さんの『日本人よ、カダフィ大佐に学べ』からそのまま抜き出します。
外務省には期待はずれだった。お前らは死ねばいいのに、なに勝手をやるのか。共同も朝日新聞も自国民救出など自衛隊の越権行為だと非難した

期待に背いたことの報復は陰険だった。任務終了後、帰国には民間機を利用し、その際は制服の着用は仰々しいので認めない。各自私服で帰れと。

お前らは目立つことはないという意味だ。

誰もましな着替えなど持っていない。年の押し詰まった12月27日、ロンドンから日航機に搭乗したとき周囲の乗客はひどい身なりの集団にちょっと驚いた。

それが異郷の地で頑張り抜いた自衛隊員と知るのは機が公海上に出てからの機長アナウンスでだった。

「このたびは任務を終え帰国される自衛隊員の皆様、お国のために誠に有難うございました。国民になり代わり機長より厚く御礼申し上げます。当機は一路日本に向かっております。皆さま故国でよいお年を迎えられますよう」

異形の集団を包むように客席から拍手が沸き、その輪がやがて機内一杯に広がって行った。

機長は乗客リストを見て自衛隊員の帰国を知り「日本人として当然のことをしただけ」と語る。

成田に着いたあと65人の隊員はコックピットの見える通路に整列し機長に向かって敬礼した。
ちなみに、高山正之さんの『日本人よ、カダフィ大佐に学べ』は、2月28日に文庫で出ましたので、ぜひそちらをお読み下さい。そう言えば、カダフィが殺されたときヒラリー・クリントンは大喜びしてましたね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事