めんどくせぇことばかり ロイコクロリジウム『寄生虫図鑑』 大谷智通
FC2ブログ

ロイコクロリジウム『寄生虫図鑑』 大谷智通

昨夜のことです。「すごい。すごいよ」と言いながら、私は連れ合いに襲いかかるように・・・、あれです。そりゃ確かに無理やりだったかもしれません。でも、それで連れ合いも喜んでくれると思ったんです。いや、とにかくすごいんですから。恥ずかしながら、まったく知らない世界でした。ページをめくるごとに、快楽の大波小波が押し寄せるんです。こんな世界があるとは、本当にびっくりです。

いや、ですから、この本の話をしたわけです。この『寄生虫図鑑』、じゃなくて『寄生蟲図鑑』ですね。虫が三つの蟲。たしかに配慮が足りませんでした。もともとが、虫嫌いの連れ合いですから。ゴキブリでさえ、符丁でしか表現できない始末ですから。そんな連れ合いに虫が三つの蟲の話をしちゃったわけですからね。

今朝、連れ合いは恨みがましそうに起きだしてきました。どうやら、夢を見たようなんです。虫、いや、蟲の。で、あまりの悪夢に目を覚まして、そのあと眠れなくなったようなんです。

可哀そうなことをしました。

まだまだ、最初の数ページを読んだだけだったんです。にもかかわらず、大興奮してしまいました。そして思わず、連れ合いに襲いかかるように・・・、しつこいですね。誰かに話したくてたまらなかったんです。そこに、たまたま連れ合いが居合わせたと、一応夫婦ですからね。そういうことなんです。

なんの話をしたかと言うと、ロイコクロリジウムの話をしたんです。


『寄生虫図鑑』    大谷智通

講談社  ¥ 2,484

衝撃の寄生虫50種類が登場 この世界に存在する“隣人たち”の奇妙な生き様
環形動物
扁形動物・鉤頭動物
線形動物・類線形動物
節足動物
刺胞動物
原生生物
植物・菌類


うわ~。ネットで写真を出してみたら、たくさん出てきた。気持ちわり~。今夜は私が夢を見そう。どどど・どうしよう。

ロイコクロリジウムと言う寄生虫は、最終的には鳥に寄生してその体内で成虫になり、直腸に吸着して栄養を吸収するんだそうです。そして、やがて卵を産み、鳥の糞とともにその卵が排泄されて、その糞をカタツムリが食べる。

つまり、カタツムリを第一次の宿主にするんですね。卵としてカタツムリの体内に侵入し、その中で付加して幼虫になる。ロイコクロリジウムの幼虫はカタツムリの体を乗っ取って、ゾンビにしちゃうんですね。

鳥と言えば、カタツムリにしてみれば天敵。鳥に見つからないようにすることは、カタツムリを構成するすべての細胞の至上命題。普段は絶対に見つからないように、葉っぱの裏に隠れたり、暗い、ジメジメした場所にいて外に出ない、・・・はず。

にもかかわらず、ロイコクロリジウムの幼虫に脳を支配されたカタツムリは、まるでゾンビのようにふらふらと木に登り、明るく、目立つ葉っぱの表面に移動してしまう。

のみならず、カタツムリの触角の中で伸びたり縮んだりして、鶏の大好物である芋虫のようにふるまうんだって。

もちろん、鳥がこんなおいしそうな餌を見逃すはずもないんです。・・・ああ、可哀そうにカタツムリはまんまと鳥の餌食、・・・というよりも、怖いのは鳥よりもロイコクロリジウム。

そんな話をわたしから無理やり気化された連れ合いは、どんな夢を見たのでしょう。蟲に身体を乗っ取られた夢でしょうか。その場合、蟲はどこから連れ合いの体に侵入したんでしょう。・・・ちょっと興味がありますが、そんなこと聞いたら、どんな目に合されるか。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事