めんどくせぇことばかり 日本解体『日本は誰と戦ったのか』 江崎道朗
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日本解体『日本は誰と戦ったのか』 江崎道朗

オーウェン・ラティモアは太平洋問題調査会の中心的イデオローグで、機関紙《パシフィック・アフェアーズ》の編集長。太平洋問題調査課はYMCAの主導により、ロックフェラー財団などの支援を受けて設立された民間のシンクタンク。戦前から強力な半日工作の拠点となっていた組織で、実質的にコミンテルンの支配下にあったと思っていいようです。オーウェン・ラティモアはそこの機関紙の編集長で、中心的なイデオローグということですからね。本書後半で、オーウェン・ラティモアの言行がクローズアップされているので、自分の覚書のために、ちょっと、そのあたりを追いかけておきたいと思います。

日本処理について
ドイツと同様、日本も侵略能力を剥奪されるべきである。幸いドイツと異なり、日本は本土に資源を持たず、日本の工業は、ドイツの工業と違って自足不可能でバランスが取れていないし、技術的に偏りもある。

カイロ宣言によって中国は東北地区、台湾、澎湖諸島を回復する。七五〇〇万の日本の人々は、一五万マイルほどの島国に住まねばならない。終戦以前にその保有する軍艦・商船のほとんど、重工業の相当部分を破壊されるだろう。
オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

日本の戦後の産業
日本は産業帝国主義者と軍事帝国主義者が相携えて国外の資源と市場を統制するシステムを築いてきたが、征服した海外領土を失えば、このシステムは自動的に解体する。そうなれば七五〇〇万の人口の四〇%は農民となろうが、それでも食糧の自給は困難であろう。残りの六〇%は破壊された工業に就業するであろう。この工業の原材料の獲得及び海外市場への販売は、連合国の合意ある場合のみ許容される。

工業の脱軍事化は脱工業化とは違う。日本を脱工業化すれば、幾百万の餓死者が出るだろう。我々にとって日本人ほど憎むべき敵はいない。しかし幾百万の者を飢えて死なせるほどではない。

オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

1945年来日時、ラティモアの起草した賠償安
  1. 日本の経済の最低限度を維持するに必要でないすべてのものを取り除く。最低限度とは、日本が侵略した諸国の生活水準より高くないこと
  2. 軍事生産に役立った機械・器具はすべて除去または破壊される。もしこの除去した機械・器具が賠償受納の権利ある諸国に使途があれば、これら諸国にこれを与える
  3. 賠償取立ての対象となりうるものについては、賠償に先立ち二つの方法でまずこれを賦課する。第一は占領費、第二は日本の必須の輸入を行うにあたり、その代金として必要な総額に相当する通常輸出を、まず日本に賦課する。必須輸入とは日本国民の生活維持に必要なりと連合国司令部が認めたもの。
オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

賠償に関わる報告書
日本の戦後復興を厳格な監視下に置き、他のアジア諸国の経済発展を促進する。財閥は解体すべく、日本が戦後市場の機先を制することを防止する。軍事工場は全面的に撤去ないし破壊し、一定の生活水準以上の産業の余剰は取り上げて近隣諸国に割り当てる。厖大な機械の余剰は他のアジア諸国に配分される。

米国の占領は永久ではあり得ず、遠距離から日本を有効に統制することは困難だから、近隣諸国を強化して監視役とする。近隣諸国が強ければ、日本も再侵略ができないだろう。

オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』


KKベストセラーズ  ¥ 1,250

戦後の常識が全てひっくりかえる 衝撃!米保守派の最新歴史研究…日本は?
序 章  日米開戦はスターリンの工作だった
第一章  日米を開戦に追い込んだゾルゲ
第二章  「雪」作戦発動
第三章  オーウェン・ラティモアの暗躍
第四章  乗っ取られたホワイトハウス
第五章  ヤルタ会議を仕切ったアルジャー・ヒス
第六章  握り潰された「反ソ」報告書
第七章  ソ連の対日参戦まで日本を降伏させるな
第八章  ソ連の対米秘密工作は隠蔽されてきた


皇室
日本が天皇なしでやっていこうと決意するのであれば、それはまことに結構なことだ。さもなくば、我々は、いまや軍国主義は徹底的に妥当され、今さら勝者たる我々は天皇を利用する必要などないということを示すべきである。我々は天皇及びその後継者となりうるすべての皇族男子を監禁すべきである。場所は中国が良いだろう。そして我々の連帯責任を強調するために、連合国委員会の監視下に置くとよい。
オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

皇室
日本の天皇制問題を解決しうるのは革命のみである。問題は制度であり、ここの天皇の性格や性向などではない。日本人が改革によって「民主的君主制」を実現しうるなどという考えは誤りである。

英王が王を持ちつつ民主的でありうるのは、英国民がかつて英国王の首を刎ねたという事実によるのである。日本国民が同様に進歩的なことをするまでは、日本は世界における不快の根源であり続けるであろう。

オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

日本
日本社会は本質的にファシスト的性格を持っている。

日本はドイツの真似をしているだけだとして、日本ファシズムは外見上のものに過ぎないとか、ドイツの二番煎じだという者もあるが、誤りである。実際は、日本ファシズムの方が、ドイツ・ファシズムよりも根が深い。日本社会は中世の頭脳が二〇世紀の手を動かす畸形児であり、「近代化」は人々のちゅせい的心性を温存しつつ、その手に近代的技術を習得させた。ここに日本社会の根源的・本質的なファシズム的性格がある。

オーウェン・ラティモア著『アジアにおける解決』

日本は、本当に危ないところ、解体され、影も形もなくなる所でしたね。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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