めんどくせぇことばかり 日本人はどこから来たか?『超 日本史』 茂木誠
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日本人はどこから来たか?『超 日本史』 茂木誠

そうですね。世に言われていることと、実感が違っていたわけです。そんなとき、たしかに私は自分を疑いました。なにせ、自信ってものがありませんでしたからね。

そんな事を考えてしまったのも、この本の第1章《そもそも日本人はどこから来たのか?》を読んだからなんです。

ずっと以前、私は歴史に関してだけは早熟でした。《騎馬民族説》なんて、ワクワクして読みました。『火の鳥 黎明編』の世界ですね。

高校生の時分でしょうか。その頃から、新しい勉強をしている人ほど「日本のルーツは朝鮮半島」って言われてました。私もある程度の時期までは、その方向性で本を読んだりしてました。でも、やっぱりしっくりこない。学生の頃は、好太王碑は日本軍によって改竄されていたなんて言われていてね。そうこうするうちに、「万葉集は古代朝鮮語で読み解ける」だのなんだのって本まで出始めて、即座に否定できるだけの知識はなかったものの、逆に不自然に感じて、本を読んだり調べたりする方向性が変わっていった。

遅れて経済成長を遂げ、自国開催のオリンピックに向け、韓国は勢いに乗っていた。スポーツでも、そして歴史でも、あらゆる場面で韓国人は日本人に対抗してきました。オリンピックを過ぎても、ずっとその傾向は続きますね。それは、日本における“戦後民主主義教育”の波と一緒に、まるですべてを押し流すかのように・・・。

昭和35年生まれの私たちの世代はまだましなんだけど、それ以降は本当に自虐史観の教育を施された世代に入っていきます。私が自力で方向性を変えられたのは、その前を知っていたからかな。

でも、方向性を変えても、なかなか参考にできる本、人物を探すのは難しかったですね。渡部曻一さんにしたって、黄文雄さんにしたって、あるいはまたその周辺の人々にしたって、あまり近寄らない方がいい人物という取り扱いでしたからね。



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世界史とつなげてみれば、「日本」という国の存在意義と強みがよくわかる!
第1章  そもそも日本人はどこから来たのか?
第2章  神話と遺跡が語る日本国家の成り立ち
第3章  巨大古墳の時代と「東アジア版民族大移動」
第4章  白村江の敗戦から「日本国」の独立へ
第5章  大唐帝国から見た「東方の大国」日本
第6章  動乱の中国から離れて国風文化が開花した
第7章  日本史を東アジア史から分かつ「武士の登場」
第8章  シーパワー平氏政権vsランドパワー鎌倉幕府
第9章  国際商業資本が支えた室町グローバリスト政権
第10章  ポルトガル産の硝石を求めた戦国大名たち
第11章  豊臣秀吉の伴天連追放令と朝鮮出兵
第12章  「鎖国」を成立させた幕府の圧倒的な軍事力
終章  徳川の平和、そして明治維新を可能にしたもの

この本の第1章の《日本人はどこから来たのか?》っていうことも、その流れの中で語られたわけですね。その流れの中でしか語られなかったといった方がいいような気がするくらいです。

その流れの中で、さまざまな説が登場してきた様子も、本書の中に語られていますが、大切なのは、その“日本人の起源”をDNAが解き明かしたってことですね。

ミトコンドリアDNAを遡っていけば、母系の祖先がどこから日本列島にやってきたかを特定できるわけです。また、どこから稲作が日本に持ち込まれたかもわかるそうです。

いや、実際、ミトコンドリアDNAを遡って母系の祖先をたどっていけば、地球上の全人類共通の祖先にあたる女性に行き当たるんだそうです。《ミトコンドリア・イブ》と呼んでいるそうです。その女性は、16万年前のアフリカにいたそうです。

実際、私たちの祖先がどこからやってきたのかは、ぜひこの本を読んでみてください。少なくとも、“戦後民主主義教育”で政治込みで語られてきた歴史は、やはり歪んだものであったようです。

面白いのは、このミトコンドリアDNAっていうのは特定地域に特定のグループで固まっているのに対し、Y染色体の分布はかなり錯綜しているらしいんですね。Y染色体はDNAが壊れやすいために、こちらは現代人から解析しなければならないんだそうですが、こちらで男系の血筋が類推できるんですね。

中央アジア西部からシナ北部にかけて広く分布する特有のY染色体があるんだそうです。13世紀の大征服者チンギス・ハーンらモンゴル人のものだそうです。彼らは被征服民の男を殺し、女を略奪品として扱って子どもを産ませたんですね。

同じ傾向が、南米ペルー、インディオのY染色体を調査した結果、95%がヨーロッパ人のものであったそうです。インカの男たちは無残に皆殺しにされ、スペイン人のY染色体がインカの女たちに伝えられた証明だというんです。

歴史の一コマまで分かっちゃうんですね。




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壮大に仕掛けられた
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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